国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の野口聡一宇宙飛行士(44)が19日、東京都内の宇宙航空研究開発機構事務所を通信回線で結んで記者会見した。1月下旬にインターネット環境が整備されて冬季五輪のニュースをよく見ているといい「日本選手団がメダルを取り、今後の活躍が楽しみ。みんながんばって」と、親指を立てる仕草で激励した。

 野口さんは他のISS滞在員やドッキング中の米スペースシャトル「エンデバー」搭乗員ら米露の宇宙飛行士10人と並んで登場。「宇宙生活も約2カ月、体も精神も慣れて楽しんでいる。かなり忙しく、あちこちをメダカのようにめまぐるしく泳いでいる」とリラックスした様子。仲間にサケやエビの手巻きずしをふるまったことも明らかにした。

 ISS滞在は残り約3カ月。「地球は美しく、岩手県の小さな漁港など、ちょっとした風景に心を奪われる。日本をすみずみまで見たい」と語った。【西川拓】

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