色彩心理&視覚表現を愉しむ~CAZの名古屋彩遊記~private mode

C✩Glanz主宰:福島和子と申します。情報洪水のデジタル時代にこそお薦めの、アナログ色彩活用(すぐに使える色彩学、アートセラピー、色彩心理カウンセリング)をライフワークとしています。
が!守秘義務に則り記述を極力自粛。ここではリアリストとして私的に散文を綴ります


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今じゃなくて、一年先のトレンド先読み情報誌として市販されているFASHION COLOR。
今日、買ってきました。

来年の春夏は、こんな色がトレンドなの?ってな感じの、ちょっと、意外な気もするカラーパレットが並んでいます。
(流行色は通常、インターカラーという世界の流行色を選定する会議に加盟する国が集まり、実シーズンの二年前に決められます。
各加盟国は、インターカラーの決定を持ち帰り、自国に合わせて吟味したトレンドカラーを発信します。日本ではJAFCAが実シーズン一年前に一般に向けて推奨カラーパレットを発表しています。そのパレットがこのFASHION COLORに掲載されています)

気になる方は、大きな書店で探してみてください。立ち読みでも(笑)
(厚さ一センチもない雑誌にしてはよいお値段です¥2572)

※日本色研事業株式会社のホームページにもある程度の情報は載っています。

本文をまだ読めてないので、なぜこの色なのか?は、これからゆっくり紐解いて行こうと楽しみです。

さて。

この数年、トレンドカラー(流行色)と言っても、それがバッチリはまった年は殆ど無くなってきてます。
十年前までは割とズレは少なかった様に記憶していますが。

最近は、逆に、二年前どころか、これ、今シーズンじゃないの?って色の前倒し感があったりして。


ファッションがカラーだけでは語れなくなっているのもありますが、素材にしてもそうだし。

世界情勢が年単位では予測出来ないくらいに目まぐるしく変わっているのも予測が困難になる一因なんじゃないかと個人的には思ってます。

元々先に記した通り、流行色というのは、自然発生で起こるわけでないのは、色に興味のある方なら大体が知っていますね。

流行色=二年前の仕掛け色

なので、二年前に開かれる流行色選定委員会の「思惑通りな二年後である」…という確率が低くなっているんでないかなと。

とはいえ、流行色を「仕掛ける」事は、アパレルにとって必須。

市場の商品バリエーションに一貫性がなくなるなんてのは構わないのです。

それよりまず、服の製造段階で布地の元になるのは糸ですよね。
その染色がバラバラだとコストも掛かります。売れ残りも大量になります。なにかと不合理。

だから、○年はこの色を流行らせましょう=大量に染めますので織物やニットで皆さん使ってね…という事なのです。すんごくザックリ言ってしまえば(笑)。

大量に作って、みんなが使ってくれたら、無駄もなく、互いに計画的な製作が出来ます。結果、良いものを安上がりで提供できますから。

ついでに、市場にも統一感が出て、どのメーカーやブランドでも組み合わせやすい利点もあります。

と言うことで、流行色は仕掛けられるんですね。

ただし。

予想外の、自然発生的な流行はしばしばあります。

突如現れたカリスマ性のある芸能人や、ファッションリーダーに憧れて、そのスタイルが流行るなどが一番ありがち。

アムラーとかあゆとか、ありましたよね。
一大旋風ってやつ。

こればかりは二年前に予測は不可能です。

また、仕掛けよりも、世界的な情勢により好まれる色が変わる事もあります。

それは当然国によっても変わります。

本来、アーミー調を流行らせる予定だったアメリカが、いきなりの9.11のテロにより、急遽穏やかなカラーにトレンドを変更したこともあります。

戦いを支持するような色合いは、国民感情からも避けたんですね。


二年という時間は、インターカラー(世界の流行色を選定する元締め)発足当時はまだそれほど長いロスタイムではなかったのでしょう。

しかし、今や、秒単位で世界の情報が流れる時代。事態は目まぐるしく変わります。

インターカラーが二年先を読むのには、少し無理が来ているかも知れません。

しかし、個人的には、この「二年先が読める」ようなスローライフの良さを今一度取り戻す余裕も懐かしいなと思ったり。

情報は情報として、うまく取り入れながら、自分にフィットする物を選んでいける感性を磨きたいものです。

さてさて、この来年の春夏トレンドカラー、実シーズンには様変わりしていると思いますが、どんなシフトを見せるのかも楽しみです。


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