2008-05-28 11:00:34

正しいアイメイククレンジングのすすめ ~色素沈着とは?~

テーマ: ┣スキンケア総合

面倒だなーと思いつつも、

濃いアイメイクをした日はきちんとリムーバーで落としますが、

ふと「本当にアイメイクリムーバーは必要か」ということが気になったので、

数日ほど私なりにいろいろと調べてみました。


そこで至った結論が、

「何を使うか」と同じくらい、あるいはそれ以上に大事なのが、

「どうやって落とすか」ということです。


そもそもアイメイクリムーバーを使うことを推奨するのは、

「色素沈着を防ぐため」

これは皆さまもよく耳にする文句だと思います。

皆さんも「色素沈着ってコワイよねー」と思っていることでしょうが、

この言葉の意味を正しく理解していない方を時にお見受けします。


「アイメイクが残っていたら色素沈着する」

「オイルで一気に落としたら顔中に色素が広がって沈着する」


といった表現をネットでも実生活でもときどき耳にして、

えっ!?と思うことがあるのですが、

色素沈着というのはそういうことではありません。


色素沈着とは、メラニン色素が局部的に蓄積して、

シミやそばかす、くすみの原因になることを指します。


いいですか?

沈着する色素は「メラニン色素」であって、

「化粧品に含まれる色素」ではありません


もちろん濃い色素を長時間肌に載せていると、

表皮が着色されて洗っても落ちなくなる、という現象はあります。

例えば煙草を頻繁に吸う人のの手指に茶色のタール色素が着色したり、

あるいは身近な例で言うと「赤チン」なんかも皮膚を着色します。

しかし、これは単に皮膚の表面が着色されているだけで、

皮膚の生まれ変わりによって自然と薄くなり、やがてはなくなります。

これは単なる一過性の「着色」であり、「色素沈着」ではありません。


色素沈着の原因となるのはメラニンの異常な増加です。

メラニンを増加させる原因となるのは、一に紫外線、二に外的刺激です。

紫外線はいいとして、クレンジングに関係あるのは二つ目の外的刺激。

これは要するに、こすったりひっかいたりすることを指しています。


メラニン色素はそもそも肌を守る働きをするもので、

肌が炎症を起こしたときに肌の内部で生成されます。

それが肌細胞の生まれ変わりによって肌表面に出てくると、

いわゆる日焼けになったりシミになったりするわけです。


日焼けをすると肌が黒くなるのは、

紫外線によって肌が炎症を起こし、メラニンが生成されるから。

同じように、肌を強くこすったりひっかいたりすると、

肌が炎症を起こしてメラニンが生成されるのです。


一時的な日焼けであれば、メラニンも一時的に生成されるだけで、

その後しばらく紫外線を避けることによって、

メラニン色素の多くない細胞へと肌が生まれ変わっていき、

肌はもとのような色に戻ります。


しかし、こすったりひっかいたりという刺激を繰り返し、

肌が炎症を起こしている状態が頻繁に引き起こされると、

このメラニン色素が以上に増加してしまって、

局所的にメラニン色素が作られすぎてしまうのです。

これを色素沈着といいます。


外的刺激による色素沈着を起こしやすいのは、

目の周りや唇といった皮膚の薄い部分。

皮膚が薄い分、刺激に弱く炎症が起こりやすいからです。


アイメイクには肌の色よりも濃い黒や茶を多用するので、

「アイメイクの色素が着色すること=色素沈着」

と思いこんでしまう人がときどきいるのだと思いますが、

これは間違いで、色素沈着が起こるのはその濃いアイメイクを落とすとき

濃いアイメイクを落とすために皮膚の薄い目の周りをごしごし擦り、

それを毎日繰り返すことによってメラニン色素が異常発生する。

これが目の周りの茶グマやくすみ、しみ、そばかすの原因です。


だからこそ、アイメイクはリムーバーでちゃんと落とせよ、

と口を酸っぱくしてBAさんは言ってくるわけです。


もちろんアイメイクも何もかも一緒くたにクレンジングすれば、

真っ黒になったクレンジング液が肌の上を広がっていくわけですから、

想像するだけでもあまり気分の良いものではありません。

しかし、オイルクレンジングにしろクリームクレンジングにしろ、

クレンジングは肌から汚れを浮き上がらせるためのものなので、

汚れとともに肌に吸収されるわけではありません。


それは一般的な洗剤も同じ原理で、

汚れた服をたくさん洗濯機で洗うと水は真っ黒になりますが、

その後きちんと水ですすげば、汚れが再び衣服に戻ることはありません。

汚れたお皿をたくさん洗うと泡は汚く色が付きますが、

泡を水で洗い落とせば、スポンジに混じった汚れが再び皿に付着することはないのです。

これが界面活性剤の役割です。小学校の家庭科でお勉強したと思います。

ただし、洗剤や泡が汚れれば、その分洗浄力は弱まっていきます。


クレンジングも同じように、

オイルやクリームが絡め取ったアイメイクが、

そのまま肌に広げられることで顔中に色素が着色されるということはない。

ただ、アイメイクのような濃いメイクを抱き込んだクレンジングは、

その分洗浄力が弱まっているため、

その他のメイク(ファンデとか毛穴に仕込んだ魔法の粉とかその他諸々)が、

きちんと落とせないという可能性は捨てきれません。

そういう意味ではポイントアイメイクリムーバーを使わないことが、

顔面の皮膚に悪影響を与えることはありますが、

それは色素沈着とはまた別の話です。


アイメイクリムーバーで色素沈着が防げるというのは、

洗浄力が強い=こすらずに済む=刺激にならない=色素沈着しない

という話であって、アイメイクが全部落ちたかどうかとか、

アイメイクが目の回り意外に広がらないとか、

そんなことは全然関係ないのです。


ここまで飽きずに付き合ってくださった奇特な方(多分5%くらい)は、

「でー、話長いけどあんた結局、何が言いたいワケ?」

と思っていることでしょう。

私もそろそろ何の話だか分からなくなってきました。

いえ、アイメイクリムーバーと色素沈着の話です。


要するに、目の周りの色素沈着を防ぐには、

とにもかくにも「こすらないこと」が一番なのです。

そこで最初に戻るのですが、「どうやって落とすか」が重要になってくるわけです。


長々と前口上を言っておいてあれですが、いろいろ調べた結果、

大事なことは三つだけです。

1.肌トラブルの起きない、自分に合ったものを使うこと

2.ひとつのアイテムで全て落としきろうと思わないこと

3.本当にアイメイクリムーバーが必要なのか自分の化粧を振り返ること


1番は「何を使うか」の範疇に入ると思いますが、

洗浄力が強いかどうかというのは、

シャネルにしろヘレナにしろソフティモにしろ、多分大して変わりません。

それなりに評判の高い物を選んでおけば、

まさか全く落ちないなどということは滅多にないでしょう。

そんなものは世の中に数多あるので、それよりも肌に合う物を選ぶことが重要。


なぜなら、目の周りは皮膚が薄いだけにトラブルが起きやすい。

そこに洗浄力の強いクレンジングを使うわけですから、

トラブルが起きる可能性は普通のクレンジングよりもよほど高いはずです。

ですから、評判の高いもののサンプルやテスターを使って調べるべきは、

「落ちるかどうか」ではなく「肌が荒れないかどうか」

コットンにしみこませて腕の内側などの皮膚に貼り付けて、

5分くらい放置してパッチテストで様子を見てみるのが良いでしょう。


先ほども述べたように、色素沈着の大きな原因は皮膚の炎症ですから、

肌トラブルを繰り返すとシミやそばかすの原因になりますので、

ここは慎重に選んだ方がいいと思います。


2番は特に大事ではないかと個人的に思っているのですが、

オイルクレンジングにしろ専用リムーバーにしろ、

「これだけで全て落とそう」と思うとついつい力が入ってしまいます。

専用リムーバーは確かに普通のクレンジングよりは洗浄力が強いですが、

コットンを使うという特性を考えると、少なからず目元を擦っているわけです。

その刺激は絶対に指でくるくるするよりも強いはず。


ですから、いくら落とす力が強いといえども、

それだけで完璧に落とそうと思って躍起になると、

何度も何度もコットンで目元を擦ることになってしまい、

それが肌への刺激となって色素沈着を招くという逆効果なのではないでしょうか。


そこで私は、リムーバーを浸したコットンを目元に乗せてマスカラを溶かし、

拭き取るのは2回まで、と決めています。

リムーバーは目元がべったりするほどたっぷり使って、

目を開ける前にティッシュを押し当てれば目に液が入ることもありません。

目を開けたらインサイドラインだけさらに拭き取って、

残りはオイルクレンジングを軽くなじませれば完璧に落としきることができます。


3番は私のようにアイメイクが濃い人間にとっては、

専用リムーバーが必須なのは自明なのであまり関係ありませんが、
「アイラインは引きません」とか「使ってもWPじゃないもの」とか、

「マスカラはお湯で落ちるものしか使ってません」とか、

その程度の薄いアイメイクを楽しんでいるかたもおられると思うのです。


そういう方まで、多少アイメイクをしているからといって、

必ずしも専用リムーバーを使わなければならないということはないと思います。

お湯で落ちる物ならお湯で落とせばいいでしょうし、

多少のアイメイクなら普通のクレンジングでも十分落とせます。

私もアイラインはさっと引くだけでマスカラも塗らなかった手抜きメイクの日は、

オイルクレンジングだけでささっと落としてしまいます。


コットンを使うということは、すなわちその分摩擦が強くなるということ。

だから、使わずに済む程度なら使わない方が、

本当は色素沈着を防ぐ意味では正しいのではないでしょうか。


必要な物とそうでない物をしっかり見極めて、

それが本当に自分の肌にとって良いことかどうか、

正しい知識で判断していけるよう、

これからもいろいろお勉強していきたいなと思っています。


関連記事を読む

シャネル:アイメイクリムーバー

マスカラリムーバー製品比較レポ(ヘレナVSキスミー)

シュウウエムラ:クレンジングオイル(A/I)

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コメント

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9 ■アイライナー

アイライナーはペンシルのでも
、オイルで落ちますか?それとも
アイメイクリムーバーの方がいいですか?

8 ■→ゆかさん

何かお役に立てたようで、良かったです。
アイメイクリムーバーもメーカーによって使用感がだいぶ違うので、
サンプルとかで試されるといいと思いますよ~。

7 ■無題

携帯で検索したら
たまたま見つけて読みました☆

とても勉強になりました(o^∀^o)
アイリムーバー買いに行きます!!!!!!

6 ■★RURIKOさん★

目元のくすみは、今とにかく隠したい!
という気持ちが強くなるので、
プライマー塗って、コンシーラー塗って、
アイシャドウ濃いめに入れて、ハイライト入れて・・・
とどんどんメイクを濃くしていくことも、
メイクの課程で目元を必要以上にこすったり、
濃いメイクを落とす時の摩擦が負担になったりすることもあるようです。
なかなかクマが消えないのが私も悩みですが、
いろいろ試して改善していきたいなと思っています。

5 ■★nekonekoroomさん★

そうなんですよ~!
化粧品で色素沈着するのだったら、
眉毛とアイラインはむしろ落とさない方が・・・(笑)
長くなってしまったことを心配していたので、
分かりやすいと言っていただけて、ほっとしました。ありがとうございます。

4 ■★ゆうぽさん★

私、なんでも調べるのが好きなんですよ~。
当たり前のように「色素沈着」「むくみ」とか言われることでも、
なんで起きるのか、どういうメカニズムなのか、
調べていくとけっこうおもしろいですよ(*^▽^*)

3 ■まさに

勉強になりました~☆
最近目元のくすみが気になるんで自分に合うコンシーラーやケア的なものを探してましたが、洗顔も気をつけなきゃと思いました

2 ■ガッテンガッテンガッテン

汚れたメイクの色が皮膚に移ること=色素沈着だったなら、痛い思いをしてタトゥーを入れる人が浮かばれないじゃないか・・・と常々思っていました。
きちんと整理された文章で、わかりやすくて、すごく納得しました。
正しいクレンジングを心がけますよっ~

1 ■無題

すごい為になりました!ここまで調べるのってすごいですね!
気をつけてクレンジングします。

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