ついに、この問題を叩き斬ります。
豊洲新市場で検出されている有害物質問題です。
皆さんは、まだ築地を豊洲に移転した方がいいと
思っていらっしゃるでしょうか?

 

僕は東京ガスの跡地に移転すると言われた時点で
「バカなんじゃねぇの?」と思っていましたけど、
オッサンたちがノリノリで「毒を取り除くために
徹底的にお金をかける」
と言っており、金の力で
ゴリ押すものだと思っていました。

 

しかし、「無能は何をやっても無能」だという
大原則を忘れていました。金を使うだけ金を使い、
結局、ちゃんと有害物質を取り除けない始末です。
無能が最後まで無能を発揮した時のリスクたるや
計り知れないものがあります。

 

そもそも「築地」は、江戸時代から続く伝統文化。
日頃から「愛国」や「日本を守る」と宣っている
ネトウヨの皆さんが、日本の食文化を守る上でも
重要なカギとなる豊洲移転問題には無関心を極め、
「オリンピック計画が遅れるから早く移転だ!」
言っているのを見ると、ネトウヨのオッサンが語る
「クールジャパン」とやらはアニメやゲームの話で、
この方々に日本の文化を語る資格なんぞ微塵もなく、
いつまでもネットでホルホルしている存在なんだと
痛感させられます。

 

「日本の台所」と言われる魚市場が毒だらけ!

 

こんなことで「日本の食文化」が世界で評価を
得られると思うのでしょうか。せっかく今日まで
積み上げてきた「和食の素晴らしさ」が台無しで、
世界中のグルメたちは有害物質だらけの魚市場から
仕入れられた魚なんぞNGを出すに決まっています。

 

ネトウヨの皆さんにわかりやすく説明するなら
「中国の有毒物質だらけの魚市場で仕入れられた
魚料理を安心して食べられるか?」
という話です。
日本が中国と変わらない矛盾に気づくべきです。

 

有害物質の検査をするのは、今回が9回目。
これまでの1回目から8回目の検査は、東京都の
元職員が天下りしている検査機関によるものです。
おそらく小池百合子都知事の耳に捏造の可能性が
あるという噂が入っていたかもしれません。

 

9回目の最終検査をもって移転を判断するとは
言ったものの、この検査で不検出だった日には
移転の延期した責任を問われかねないこともあり、
9回目の調査では民間の調査機関に依頼しました。
東京都の元職員の天下り団体が信用できないので。
結果、東京都の元職員の天下り団体が問題ないと
言っていたデータは覆され・・・、

 

有害物質が検出されまくり!

 

こうなってくると、これまでの数値も怪しくなり、
小池百合子都知事が豊洲移転を考え直さなければ
偽装された数値を信じ、有害物質がモリモリする
危険な場所に魚市場を移転するところでした。

 

豊洲移転は考え直すべき!

 

そもそも、なぜ築地を豊洲に移転するのか。
銀座に近い築地という場所は不動産的においしく、
魚市場が移転できたら、マンション建設が活況に。

 

東京ガスの跡地という有害物質だらけの場所に
マンションを建てても、たいした利益にならず、
ここに税金で新市場を建て、さらに旧市場を壊し、
新たなマンションを建てるのが一番儲かります。
儲かることこそ、この世の「正義」なのです。

 

なので、ここまで来たら、たとえ有害物質が
検出されていたとしても、何が何でも豊洲に
移転してもらい、バックバクに儲けたいのです。
有害物質なんて気にしていたら、一生かかっても
移転できない気がします。

 

「もう有害物質なんて気にしなくてよくない?」

 

ということで、御用学者の皆さんは言いました。
基準値はあくまで目標値なので、必ずしもクリア
しなければならない数値ではなく、飲み水に使う
わけでもないのだから心配する必要はないと。

 

福島第一原発事故の時に十分教えられましたが、
この国の「科学」は、とても信用できたものでは
ありません。その時々で都合よく解釈されるから。

 

だいたい、目標にするだけで良いと言うなら
今頃、すべての受験生が第一志望に合格します。
目標にしていればクリアする必要がないだから。

 

あるネトウヨは言いました。
「僕たちが飲んでいる水だって大量摂取すれば
水中毒になって死ぬのだから、少し有害物質が
入っていたところで気にする必要がない」
と。

 

 「ベンゼン、水の如し」。 

 

どれだけ無能を極めれば、こんなことを堂々と
言えるようになるのか知りませんが、有害物質と
人間にとって必須の「水」を同じものとして扱い、
少しぐらい大丈夫だと言い始めたのです。

ネトウヨはベンゼンを飲んでいればよろしい。


危険なものが基準値以上に検出されているのに
それを気にせずにいられるのはネトウヨの強み。
どんどん食べていただいた方が日本のためです。

 

結局、基準値を超えても安全だと言うので、
「基準値を超えていたら危険でしょ!」という
人たちを生んでしまいます。危険だと思う人は
豊洲で仕入れた魚を食べたくないと言います。

 

そうすると、当初の予定より売れなくなります。
売れないと困るので「風評被害」という言葉を
使って「食べない人は悪い人」というレッテルを
貼ることにします。

 

福島第一原発事故の完コピを豊洲でやるだけ。


僕たちは有害物質がそのまま残る豊洲新市場が
まるで安全のように語られ、魚を食べさせられる
未来を想定して生きていかなければなりません。
多くの人は無関心だけど、無関心ではいけない。
そこに一人でも多くの若者が気づくことが大切です。