皆さんは、前回の都知事選で得票数で
最下位になった人物を、ご存知でしょうか？
１位になり、当選したのは、皆さんもご存知、
バッグに５０００万円が入らない猪瀬直樹氏。
そして２位は、今回も立候補している日弁連の
宇都宮健児さんなのですが・・・。
前回は、９人の候補者が立候補していまして、
５位には、約１２万票獲得のドクター中松博士。
７位には、「尖閣上陸ロックンローラー」という
ナウい肩書きを持つ、幸福実現党・トクマ先輩。
８位には、「１０度、２０度、３０度ッ！！」の
スマイル党総裁・マック赤坂（約３万８０００票）。
そして、２０００票差で最下位になったのが・・・！
五十嵐政一さん。
現在は８２歳なので、８年後の東京五輪は、
御年９０歳の「卒寿」ということになります。
実は今回の都知事選、家入一真(35)さんと
中川智晴(55)さん以外は、全員６０歳以上！
そのうち３人は、まさかの８０歳以上なのです。
８年後を見据えると、ジジィよりは若い人に
入れたいという人も少なくないと思いますが、
家入一真さんは、「政策なし」からの立候補。
中川智晴さんに至っては、「国王」であるため、
政策重視タイプの人は、自動的にジジィにしか
投票できないことになります。
そんな中、今回の選挙も五十嵐政一さんに
投票する人は少ないことが予想されますが、
どんな人物なのか、どんな政策なのかを見る
ことは大切だと思いますので、まとめてみます。
まず、五十嵐政一さんは、日本とマレーシアの
友好関係を築く「セリーマレーシア協会」という
誰も知らない社団法人の理事長をしています。
そもそもマレーシア自体が、「東南アジアの
どこかの国」ぐらいにしか思っていませんし、
場所すら曖昧で、首都のクアラルンプール以外、
知っている都市がなかったりするかもしれません。
唯一、サッカー好きの人が「ジョホールバル」を
知っているぐらいでしょう。
さて、五十嵐政一さんの公約なんですが、
すべては、出馬記者会見を見ていただければ
わかります。もはや、ジジィすぎて会話が成立
していません。公約というのは、ただ１点です。
（※クリックすると、動画を再生できます。）
東京にカジノを作る！
東京の経済を再生するには、もっと言うと、
日本の経済を再生するには、外国人を集客し、
お金を使ってもらえる「カジノ」の建設が一番！
実際、マレーシアでは、五十嵐政一さん自身、
「カジノ」の建設に携わり、マレーシアの経済は
目覚ましい発展を遂げたと語っているのですが、
一方で、こんなことも言っています。
カジノで遊べるのは、
外国人だけに限定！
そうです。東京にカジノを建設するのですが、
日本人は遊ぶことができず、外国人専用です。
「それじゃ面白くないじゃないか！」という人も
いるかもしれませんが、なぜ外国人専用なのか。
その理由が、会話が成立しないジジィすぎて、
「言って大丈夫なの？」というレベルでした。
カジノでプレイヤーが
勝つことは不可能だ！
一時的に１５万円や２０万円を勝つ人はいる。
だけど、トータルで勝つことは絶対に不可能。
これは、確率論的に言っても、そうですよね。
しかし、問題はここから先です。
「カジノでは、監視カメラで財布の中身も
見ることができる。絶対に勝たせないように
調節することができるんだ。日本の技術で、
もっと精度を上げれば、カジノはビジネス！」
えっ、そうなの？
まさか、こんなに堂々とイカサマ宣言・・・。
うっすら、そんなことではないかと想像しては
いましたけど、実際にそう言われ、日本人は
損するから利用させず、「外国人専用」だと
おっしゃられると、それはそれでどうなのかと！
カモられるのが外国人だから
問題ないってわけでもなくね？
さらに、五十嵐さんは、日本の「パチンコ」を
「海外に輸出する」ことも視野に入れており、
これをオーストラリアなどに輸出ができれば、
一大ビジネスになると話しています。
原発を売るよりマシですけど、
パチンコを売るのも微妙です。
ただ、考えてみれば、カジノを作らないまでも、
日本には「パチンコ」という名のプチカジノが
既に存在していて、外国人ではなく、日本人を
ターゲットに、全力で金を巻き上げているのが
現実なんですよね。
ある意味、ギャンブル大国！
いっそのこと、パチンコ業界と手を組んで、
「パチンコは、日本のカジノだ」ということで、
日本では、どこにいてもカジノができるんだと
観光地としてＰＲするのは、いかがでしょうか？
東京だけで８００店舗以上のパチンコ店が
あると言われているのですから、駅に１つは
必ずあると言っても過言ではないわけですね。
カジノを作るより、元手がかからないですから、
リーズナブルに集客できると思うのですが・・・。
ちなみに、「原発は、どうするの？」とか、
「それ以外の都政は、どうするの？」など、
いろいろな疑問があるかもしれないんですが、
動画を見ていただいたら、とにかくわかります。
ジジィすぎて会話が成立しない。
本人は、「ジジィ」だと言われることが
一番嫌いっぽくて、自分は「健康だ！」と
アピールしているのですが、おじいちゃん、
自分の言いたいことを言うだけで、記者たちの
質問に答えることができず、話がとても長い！
マレーシアでは、王様とも話ができるほど
すごい地位の方らしいのですが、それならば
東京ではなく、マレーシアで頑張ってほしい！
今回も熾烈な熾烈な最下位争いになりそうな
予感がしていますが、国王や革命家より票を
取るのかどうかに、ぜひ注目していただきたい。
「カジノ！ カジノ！ カジノ！」
カジノ以外の政策が何一つありませんので、
他の政策なんてどうでもいいから、とにかく
東京にカジノを作るべきだと考えている人に
オススメできる候補者です。
東京都知事選の面白い解説については、
２月２日（日）１３時から新宿ロフトプラスワンで
やりますので、ぜひ遊びに来てくださいませ！
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