宮崎県の東国原知事が、自民党の選挙対策を
担っている偉い人と話し、「出馬してあげるから、
総理大臣にしろ！」などと言い出したそうです。
えぇ、１６歳の少女とチョメチョメして逮捕された
立派な経歴をお持ちのハゲ芸人が、いきなり、
総理大臣になりたいとか言い出したんです。
コイツは、何を考えてんだ？
確かに、麻生首相は、ウルトラＣ級首相です。
「どんな意見を求められても必ずブレる」という
キャラクターだけは、絶対にブレない男ですよ。
しかし、東国原知事、いや、「そのまんま東」が
総理大臣って、この国、どんな？
東国原知事が、宮崎県でやったことと言えば、
テレビに出まくって、「宮崎県のマンゴー！」とか
「宮崎牛！」とか言っていただけですからね。
大阪の橋下知事のように、実績を上げていると
感じさせるようなことは何一つやっていないのに、
いきなり「総理大臣になりたい！」って・・・。
宮崎県は、どうなる？
結局のところ、宮崎県のことなんて、何も考えて
いなかったってことじゃないですか、このハゲは！
途中で放り出しちゃっているわけですからね。
それもこれも、どうしてこうなったのかって、
元をただせば、麻生首相が悪いんですけどね。
ここまで無能じゃなきゃ、こうはなりませんでした。
どうも、こんにちは。東国原知事が総理大臣に
なったら、日本が北朝鮮並みの「お笑い国家」に
なっちゃうと思う、ちだいです。
先日、ひょんなことから浅草に行くことになって、
浅草で「もんじゃ焼き」を食べることにしたんです。
僕は、この世の食べ物の中で、「もんじゃ」が
一番好きだと思えるぐらいの「もんじゃ好き」で、
あまりに好きすぎて、「一人もんじゃ」をするぐらい
「もんじゃ」が大好きなんですね。
で、たまたま「もんじゃ」の幟を見つけてしまい、
「こだわり」みたいなものが書いてあったので、
「食いてぇ～！」ってことで、お店に入ったんです。
特に、こだわっているのが、「ミネラルウォーター」。
お客さんの安心を考えて、水にはこだわっていると、
こんな貼り紙まで貼ってあったんです。
「当店では、健康安全、安心上の理由で、
水道水を飲料水としては提供しておりません。
なお、飲料水・料理等には、すべてミネラル
ウォーター（純水）を使用しております。
どうぞご安心ください」。
僕は、そこまで水にこだわるタイプじゃないけど、
そんなに「ミネラルウォーター」を強調するんなら、
おいしさのために、何か徹底しているんでしょう。
そう思って、さっそくお店に入ってみたんです。
そしたら、ゴハン時にもかかわらず、お客さんは、
まさかの僕１人。しかも・・・。
店の半分を節電！
確かに、人がいないところに電気をつけるのは
もったいない気もします。が、どうしてこんなに
湿っぽい雰囲気の中で、ゴハンを食べなければ
いけないんでしょうか。
もうちょっと明るい雰囲気の中で
もんじゃ焼きが食べたかったぜ？
しかも、こんな仕打ちは、まだまだ初級編です。
基本的に、この店が満席になることは想定して
いないため、店員はオッサン１人なんですけど、
ずっと机でインターネットしているんですよ。
店か、事務所か、わからねぇ！
客がメシを食うテーブルの横が、これですからね。
「もんじゃ焼き」に、どんだけこだわっているんだか
知りませんけど、接客にも、こだわるべきじゃね？
しかも、この奥の厨房に、見てはいけないものを
見てしまったような気がしたのです。それは・・・。
水道直結型冷水器！
そうです。店の看板に、あれだけ「健康安心上の
理由によって、ミネラルウォーターを使っている」と
豪語していたのに、言ってるそばから、水道水！
しかも、席から丸見え！
こんな店、絶対に繁盛するはずがありません。
百歩譲って、見えないようになっているならともかく、
全力で水道水を汲むところを見せていますからね。
これ、訴えたら、勝てますよ！
しかし、この店の面白さは、これにでとどりません。
まず、オッサンの立場からすれば、滅多に来ない
貴重な客が来たんですから、僕からいかにお金を
取るかが勝負の分かれ道。
そのため、いちいち姑息な手段を使うんです。
まずは、お酒を頼んだわけじゃないのに、いきなり
「お通し」が出てきました。しかも、マズい漬物です。
サービスではなく、キッチリ２００円！
さらに、「もんじゃ」の定番中の定番と言える、
「もち明太チーズもんじゃ」を注文してみると、
あろうことか、「トッピングは？」と聞いてきました。
ノーマルもんじゃに、もち＆明太子＆チーズという
３点をトッピングしたのが、「もち明太チーズ」です。
なのに、ここから、さらなるトッピングをするなんて、
どんだけトッピングするのが大好きでしょう？
そして、出てきた「もんじゃ」がこちら。
写真では伝わりづらいんですが、身長１５０ｃｍの
女のコの手のひらサイズとでも言いましょうか。
衝撃的な具の少なさ！
あまりに少なすぎて、土手を作るのも一苦労！
もともと、「もんじゃ焼き」は、おなかを満たす
食べ物ではありませんが、こんなに具の少ない
「高級もんじゃ」は、初めて見ましたよ！
ということで、ペロッと一瞬にして食べ終わると、
「もう１個食べようか、それとも帰ろうか」と悩む僕に、
オッサンは窓の外を見ながら、こう言いました。
「外は、ひどい雨だよ。こんな中を
出ていくのは、やめた方がいいよ！」。
そのお店は、思いっきりアーケードの中にあるから、
外がどんな天気だろうと、全然関係ないんですけど！
僕はこの一言で、店を出る決意をしましたからね。
なので最後に、店内にあった、こんな貼り紙を
ご紹介して、このレポートを終えたいと思います。
（前略）当店では、最高級の食材を使用し、
質と量のお料理を、清潔な店内、清潔な
鉄板で召し上がっていただけるよう、
最大限の努力をしております（後略）。
えぇ、この貼り紙では、清潔な店内のために
最大限の努力をすると語っているのです。
ところが！
僕の席の下にある
謎のタレは何だ？
この店の最大限の努力の結果が、コレのようです。
ちなみに、オッサンに、「豚肉をトッピングするなら、
『ニンニクもんじゃ』と『梅肉もんじゃ』、どっちの方が
おいしいですか？」という質問をしたら、答えは・・・。
「食ったことないから、わからない」。
いろいろとこだわっているはずなのに、最終的には、
食ったことがないから、分からないんだそうです！
僕は、こんなパーフェクトにダメな「もんじゃ焼き屋」を
始めてみました。なにげに、僕がジジィになった時は、
趣味のもんじゃ焼き屋をやろうと思っているんですが、
粉モンを扱うお店は原価率が低いので、こんな店でも
生きていけるんですね。
店を出すなら、「もんじゃ焼き」。
とりあえず、これぐらい酷くても、大丈夫なようです。
なんだかお店を出す勇気と希望がわいてきました。