2010-06-10 23:26:19

songbird

テーマ:KOKIA

KOKIAの1st Album 「songbird」



自分探し。



1.私は歌う小鳥です

lyrics&music:KOKIA arranged:Toshifumi Hinata

タイアップ:ファンケルCMソング(香港地区限定)


今作のプロローグ的なオープニングナンバー。

KOKIAにとって歌って何か、自分は歌うという行為をどう思ってるか、という感じの事を分かりやすく小鳥のさえずりに例えて歌ってます。

サウンド的にはピアノを演奏するというよりは、単に同じキーを何度も叩いてるように若干無造作に思えるが、あくまでもメインはこの声なので特に問題はなかろう。

終盤に口笛でメインメロディーを演奏するという、何かまるでゆずみたいなこともやってます。




2.そよ風が草原をなでるように

lyrics:KOKIA music:KOKIA,Toshifumi Hinata arranged:Toshifumi Hinata


イントロから既に名曲の予感がプンプンするミディアムナンバー。
まだまだ初々しさの残るピュアな歌声が、しっとりとしたサウンドに上手に乗っかって何とも透明感のある一曲に仕上がってます。

どこか中東風な雰囲気のある曲で、まるでモンゴルとかの広大な世界にいるような錯覚にさえ陥りそうになります。優しさに溢れた歌詞も慈悲愛に満ちてて、ヒーリングミュージックとしての効果もバッチリ。

力抜いて自分らしくいこうよって言う内容の曲。




3.I catch a cold

lyrics&music:KOKIA arranged:Toshifumi Hinata


ここで何かガラッと雰囲気が変わります。何、この教育番組で流れそうな軽いノリw
まぁタイトル自体が「風邪引いた」っていうもんやし想像つくかと思いますけど、そのまんま子供が風邪引いた時のような親子の映像がそのまんま描かれてます。

ほんわかとしたサウンドもまたそれに合っていて変に適応力がある。

まだまだ幼い子供のような声で歌ってるところまで、どこまでも子供向きに徹底してるところに逆にプロ意識を感じる。




4.白い雪

lyrics&music:KOKIA arranged:Toshifumi Hinata


さっきの曲は一体何?と思いたくなる位、暗い雰囲気のバラードナンバー。

ある意味ではニューミュージックが出始めた頃のフォーク調に懐かしさを覚えます。シリアスっていうんですかね、もっとピュアなイメージ持ってたから初めて聴いたときはちょっと衝撃的だった。
完全に昭和ですね。平成生まれの子には分かるまい。

フォークっちゅーのは、今時の音楽にはない独特の深みがあるのですよ。これ良い。




5.River

lyrics&music:KOKIA arranged:Toshifumi Hinata


ここで再びピアノがメインとなったミディアムナンバー。やっぱKOKIAにはピアノの曲が良く似合う。
ゆっくりと流れていく河のように、何度も繰り返していくピアノのリフレインがとてつもなく幻想的。

さっきまでの子供っぽい声もここでは完全に消え去って、かなり本気モードになってます。一気に大人になった。

歌詞の内容も今のKOKIAに何処か通じるものがあって自然をテーマにした壮大さがあります。

こういうのって普通に綺麗やなぁって思う。何も考えずにド真剣に聴ける。




6.昼下がりの時

lyrics&music:KOKIA arranged:Toshifumi Hinata


さっきからタイトルのまんまな曲が続いててチョット流石にうける。
昼下がりのちょっとまったりした雰囲気がそのままパッケージ化されたミディアムナンバー。

風に揺れるカーテンの様子だったり、隣の家から聞こえるテレビの音だったり、何げないことが凄く心地良いと歌う曲で、実にKOKIAらしい曲だなぁと思う。イメージ通り。

そんな内容にぴったりな、ゆったりしながらも余裕を感じさせるオーガニックなサウンドに実に癒されます。

昼寝しながら聞いてみたい曲。




7.You

lyrics&music&arranged:Toshifumi Hinata strings arrangement:Toshihiro Nakanishi


デビューシングルのカップリングナンバー。

最初はKOKIA自身はただ歌うだけの存在で、ただこの声と歌唱力だけに先行されて生まれた曲。
この母性を含む柔らかくも優しげな歌声を全面に押し出したサウンドも、やっぱり優しさを感じる。

生ストリングスを堂々と贅沢なまでにふんだんに盛り込んであって、クラシックか!と思わず突っ込みたくなる程にオーガニックな一曲。

ちょっと1曲目と歌の内容被ってるのはあれですけどね。




8.Live Alone

lyrics&music:KOKIA arranged:Toshifumi Hinata


再々ピアノバラード。

このアルバムの中では結構異色なんじゃないかなぁ。地面から芽が出てきたような力強さと生命力を感じます。
これも今のKOKIAに通じるものがありますね。

どことなく賛美歌のようにも聞こえるところもあって、スケールの大きさに圧巻されます。

そしてこういう曲を書けるKOKIAの才能に早くも驚きを隠せない。このスタイルで何年も続けられるってのがね。

歌詞良し、メロディー良し、アレンジ良し、ボーカル良しと何一つ文句無しの完璧な曲。




9.ありがとう…

lyrics&music:KOKIA arranged:Toshifumi Hinata

タイアップ:フジテレビ系『カワズ君の検索生活』内コーナー「泣ける2ちゃんねる」使用曲


3枚目のシングルにしてKOKIAの代表曲のひとつ。
誰もが持っている感謝の気持ち。なかなか伝える機会って無いけれど、これを聴いたらなんだかそういう事が言えそうな気がしてくる、バラードナンバー。

「もしももう一度あなたに逢えるなら、たった一言伝えたい。ありがとう」って言うフレーズがあるんだけど、ここやられたなぁ。居なくなってからじゃもう遅いもんなぁ。

実際そういう事を何度も体験しないとなかなか実感湧かないと思うけど、これ聴いて普段言えない感謝の気持ちを友達でも家族でも誰でもいいから伝えて欲しいな、と。後悔する位なら、ね。半端なく素直な名曲。




10.エリカ

lyrics&music:KOKIA arranged:Toshifumi Hinata


超感動的なバラードでもうお腹いっぱいなんですけど、まだ更に満腹感を満たすバラード。

さっきの「ありがとう…」は自分自身の目線で描かれた曲でしたけど、こちらはエリカという子供に対しての親の目線で描かれていてまたまた泣かせてくれます。
これがまた変に説得力あるんですよ。「進め、迷うことなく」とか「振り返ることなく」とか、そういうありきたりなフレーズなんだけど何か魅力的だ。これもまた優しさを感じる。




11.愛しているから(Sincerely Version)

lyrics:Yukiyo Mizuno music&arranged:Toshifumi Hinata

タイアップ:フジテレビ系ドラマ『ブラザーズ』挿入歌


正真正銘のデビュー曲のリアレンジバージョン。とは言ってもシングル「ありがとう…」のカップリングに同じのが収録されてますけどね。

オリジナルが普通のJ-POP過ぎたのか、このバージョンではKOKIAらしさに重点が置かれてるように思う。

いかにもラストの曲っていう感じがしなくもないけれど、ここでもピアノを前に押し出していて大人っぽさが出てる。

ゆったりとした曲調で、90年代の古き良きポップスの匂いがプンプンしてきます。

最初はこの終わり方はちょっと納得いかなかったところがあったけれど、何度もリピートしてるうちに全然そんなの気にならなくなるのでそこらへんは安心して聞けます。





全体評価。


今じゃゲーム音楽とかそっち方面の印象がどことなくあるKOKIAのデビューアルバム。

最初っからセルフプロデュースだったわけではなく、今作は日向敏文がプロデュースを手掛けていて今のKOKIAとはまた違う印象を受ける。

一言で片付けてしまえば、ポップス。でもそれだけに収まらないところがあるのも確か。

良い意味で他人の手腕には負えない、恐るべき才能を秘めてると言っても過言でないアルバムですね。

特に今作最大の山場である「ありがとう…」は昨今の音楽業界に衝撃を与える、超強力なメッセージソング。色んな人に聞いて欲しいなと思う。

コメント

[コメントをする]

コメント投稿

一緒にプレゼントも贈ろう!

Amebaおすすめキーワード

    アメーバID登録して、ブログをつくろう! powered by Ameba (アメーバ)|ブログを中心とした登録無料サイト