地下鉄で横に座った青年。

 

着ているのは高校の制服です。

 

中国の高校の制服は男女ともジャージです。

一所懸命にテキストに書き込んでいました。

 

試験が近いんだそうです。

 

開いているページは金属化合物に関する内容でした。

 

私の専門は電子工学なので、教えることはできませんでしたが、

 

来年の大学入試に向けて頑張っているとのこと。

 

彼の真剣な眼差しに、私も身が引き締まる思いがしました。

 

 

中国の将来を悲観する意見が日本にも多いようですが、

 

彼のような青年がいる限り、大丈夫!!