こんにちは!病気改善専門家の


皆川良成です。

 

 

前回に引き続き、

マインドフルネスに

ついて書いて

みたいと思います。

 

 

マインドフルネスは

禅から来たものであり

それは、私のいう

自然本来の心とも

関係しています。

 

 

これらの療法に共通するのは

頭のなかの思考を流れた

ままにするという点です。

 

 

あたかも、映画のスクリーン上を

映像が、次々流れさっていくのを

眺めているような感じです。

 

 

もし、気になる映像があったら、

そこで、止めてじっくりみれば

言いのです。

 

 

問題は、このじっくり止める

映像に偏りがあり、

 

 

嫌な映像ばかり、何回も

見てしまう傾向にある

事です。

 

 

これは、止めようと

思ってもなかなか

止まりません。

 

 

人間、癖を治すののは

そう簡単ではないのです。

 

 

それが、嫌な気分を引き起こす

と分かっていても

止められない、

そういう場合が多いです。

 

 

一種の依存症ですが

人間、嫌な気分でも

 

 

慣れた気分の方を

選んでしまうものです。

 

 

その方が、脳にドーパミンが

でますから、快楽物質からは

なかなか抜けれないのです。

 

 

江戸時代に盤珪和尚と

いう立派な臨済宗の

僧侶がいました。

 

 

あまりの修行のため

結核にかかり、

そこから大悟し

生還した

すごいご僧侶でした。.

 

 

すべては

「不生」で整うといって

いたので、

盤珪の禅風は

「不生禅」と呼ばれて

いました。

 

 

とても、気さくで、町民の

相談にもよく乗っていました。

 

 

その時、一人の男が、盤珪さん

に質問します。

 

 

自分は、気が荒くていけない

喧嘩ばかりで、親も心配して

いる。

 

 

何とか、この生まれつきの

短気を治せないかという

相談でした。

 

 

盤珪さんは、話を聞くと

いつも怒っているのか

聴きます。

 

 

さすがに、いつも怒って

いるわけではないと男は

言います。

 

 

盤珪さんは、それは生まれつきの

ものではないだろう。

 

 

あなたが、そういう癖をもっている

だけに過ぎないと指摘します。

 

 

親には何の責任もないし、

あなたの、生まれつきの心は

綺麗な鏡のようだ

 

 

そこに、気が付くように

話します。

 

 

男は、はっとして

それから、短気が治った

と言います。

 

 

これだけの話で、相手の

根本の綺麗な心を

実感させるには、

 

 

並々ならぬ、盤珪さんの

定力があっての

お話だと思いますが

大切な要素が入って

いると思います。

 

 

頭の中を思考が流れるまま

にしておく修行を

「放下著」といいます。

 

 

「放下著」を続けていくと

やがて、静かな心になって

深い安心を得ます。

 

 

この状態が、

「自然本来の心」の状態です。

 

 

マインドフルネスもこの

落ち着いた心を目指します。

 

 

ただ、マインドフルネスが

医学的にリラックスを

心身にもたらすなら

ここまでです。

 

 

「放下著」は、その先を

目指します。

 

 

心をどんどん降りていくと

逆に心の底から湧き上がって

来る生命力を感じます。

 

 

それは、力ずよく、美しく

しなやかで、静かな境地

です。

 

 

そして、ここは、私を無条件で

包む、慈悲の懐なのです。

 

 

ここまでくると、私達は、性格など

に頼らなくても、その身、そのままで

愛されている事に気が付きます。

 

 

そして、この無条件の愛や慈悲

こそ、私達の本当の姿である

とわかり、無上の喜びに包まれ

ます。

 

これが、私がいう

「自然本来の心の働き」と

ほぼ同じなのです。

 

 

この先もまだまだありますが、

まずは、「自然本来の心」を

実感するだけでも、

 

 

静けさと喜びに包まれ、

知恵を使って生きていける

ようになります。

 

 

「自然本来の心」は

とても素晴らしい

私達の生得権です。

 

 

つまり、赤子のような

心です。この心に気が付き

大切に育てるなら

必ずだれでも

幸せになれるのです。

 

 

マインドフルネスと

「放下著」と

自然本来の心は

 

 

似たところが

あるような気が

私にはします。

 

 

 

 

 

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こんにちは!病気改善専門家の


皆川良成です。

 

 

 

今回は、今話題のマインドフルネスに

ついて書いてみようと思います。

 

 

マインドフルネスの歴史は、

アメリカで、日本の禅が

受け入れられた中で

生まれました。

 

 

 

仏教の瞑想法が

ストレス低減に

役立つというので、

 

 

 

ストレス低減法に特化して

急激に広まったのです。

 

 

 

その最初の提言者は

マサチューセッツ医科大学

教授のジョン・カバット・ジン博士

(1944~現在)でありました。

 

 

 

教授は日本の禅に関心を寄せ、

その体験の根源には

道元禅師が存在すると言われ

ています。

 

 

 

そういうことは、「正法眼蔵」が

もとになって、マインドフルネスが

誕生したと言っても過言では

ありません。

 

 

また、フランスを拠点に活躍する

ティックナットハーン師も

東アジア中心に広まった

大乗仏教の瞑想を

マインドフルネスと表現し

 

 

 

さらに、アメリカのニューメキシコ州

女性であり、禅を学んだ

ジョン・ハリーファックス師も

(1942~現在)マインドフルネス

という言葉で、観心をさします。

 

 

つまり、マインドフルネスの発祥は

仏教であり、日本であったという事

です。

 

 

 

日本は、海外から指摘され

て、初めて、自国の文化を

評価するようなところが

ある気がします。

 

 

 

 

たとえば、ノンデュアリティや

非二元も

海外で盛んだと

そちらを評価します。

 

 

 

しかし、仏教では

すでに、調べつくされ

使われてはいないのです。

 

 

 

マインドフルネスが禅を

その発祥にもつのは、

その内容を見れば

誰でもわかります。

 

 

 

それなら、私は、世界に初めて

禅の思想を紹介した、

鈴木大拙を紹介し

読むべきだと思います。

 

 

大拙は、きちんと悟っていると

いう印可を受けていますし、

学者としても、東大を卒業し

教養の深さは深く、ハイデッガーや

ユング等と親交があり、コロンビア大学

で教えるなど幅広く活躍しました。

 

 

 

また、難しい禅の神髄

を西洋に伝えるために英語の

著書がほとんどという点を

とっても、最も実力のある

正統派の禅者であったと

いう事が言えると思います。

 

 

 

その後、日本から、臨済宗や曹洞宗

の一流の禅者が欧米にわたり、

禅の神髄を伝えてきましたが

日本における、仏教の

衰えと共に

海外に有意な人材を

送る事が出来なく

なりました。

 

 

 

その結果、自分免許の

印可をうけていない外国人の自称

「マスター」が悟ってもいないうえ

悟りの深い意味や

仏教の深い意味を理解

出来ないまま

 

 

 

生悟りのままで

マスターとして

真理を説いている事は

日本仏教において

嘆かわしいとしか

言いようがありません。

 

 

 

 

最近の般若心経の

講義など聞いても

耳の穢れにしかならない

どうしようもない

ものが多いです。

 

 

私は、マインドフルネス

の医学的側面は

奨励しますが

本来、禅定は

悟りの知恵を

得るため

 

 

 

あるいは、

仏の

自然な行で

あるという

視点ぐらいは

心得ていて

欲しいものだと

思います。

 

 

 

何故なら、

マインドフルネスの

のもとである

禅定を広めたのは

鈴木大拙であり

 

 

 

当時の多くの優秀な

禅僧の命を削る

利他行であったから

です。

 

 

 

今、欧米には、これはどうかな?

という教えが、多数のマスターの元

説かれていますが

 

 

 

欧米人ならともかく

日本人で、日本語を

よめるなら、

 

 

 

正法眼蔵や臨在録

とまでは、いかなくとも

鈴木大拙の著書ぐらいは

読んで、その精神性の

深さを味わってもらいたい

と思います。

 

 

そうすれば、より

マインドフルネスの

効果も増すのでは

ないでしょうか?

 

 

私は、そう思うのです。

是非、大拙や山田無門、

山田耕雲、窪田慈雲、

秋月りょうみん、など

本当の禅者の声を

聴いてみてほしい

と切にねがいます。

 

 

 

そこには、広大な

慈悲の大地が

広々と広がって

いるからです。

 

 

 

この素晴らしい風貌は

生きている間しか

みれません。

 

 

 

この機会に、

先哲の命をかけて

残してくださった

書物にぜひ

触れてみて

欲しいと思います。

 

 

 

 

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こんにちは!病気改善専門家の


皆川良成です。

 

 

今回は、前回に引き続き

カウンセリングについて

考えてみたいと思います。

 

 

私は、カウンセリングで

一番大事な事の

一つは、

 

 

カウンセリングは「縁」

であるという事を

意識しているかという

事であります。

 

 

一見、世の中の出来事は

偶然起きているようですが

そんな事はありません。

 

 

もし、そうなら、

私達は、自分の人生を

コントロールできません。

 

 

しかし、実際は、複雑な

絡まりと法則に従って

人生に出来事は起きています。

 

 

 

それが、因果の関係です。

 

 

 

物理学では

当然ですね。

 

 

 

引力があるから、リンゴは

木から落ちます。

 

 

 

これが、因果の関係です。

 

 

 

リンゴが落ちるには

リンゴという因と

万有引力という縁と

地面に落ちるという果

が生じます。

 

 

 

 

人間の人生にも

この因果は働いています

 

 

 

 

ですから、

不幸の因を持つ人は不幸に

幸福の因を持つ人は幸福に

なります。

 

 

 

 

もちろん、こんな単純では

ありませんが、

原理は同じです。

 

 

 

 

この因果の関係は、

一見、冷酷に見えますが

 

 

 

その真意は

運命を自分の意志で

変えられるというところに

あります。

 

 

 

 

如何なる不幸の因で

あっても、

そこに、縁を挟む事に

よって、

行き先を変えられる

事になります。

 

 

 

 

カウンセリングとは

この縁の働きを

しているわけです。

 

 

 

 

ですから、

強い不幸の因には

強い幸福への縁である事が

カウンセラーや

セラピストには

求められます。

 

 

 

 

そして、自分が強い縁である

ように、普段から、自分の

心や命を鍛えておく必要が

あるのです。

 

 

 

 

しかし、カウンセラーが

不幸は、偶然に起き

そこに、たまたま

関与しているという

認識では、

強い不幸を

幸福への因に転じる

事はできません。

 

 

 

 

その人が今苦しんでいるのは

苦しむ因があり、私という

カウンセラーという縁を通じて

その、不幸の因を

逆に幸福の因へと

転換する時が

来たという事です。

 

 

 

 

これは、とても

大事な事だと

思っています。

 

 

 

 

なぜなら、自分の因なら

自分で変えられるからです。

 

 

 

 

偶然では、変える事が

できません。

 

 

 

 

ですから、

カウンセラーは

この事を深く知っていて

その人の人生の

幸福の分岐点になるような

プリズムのような役目が

自分にあるのだと

考え、日々、自分を

磨く必要があるのではないか

と私は思うのです。

 

 

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こんにちは!病気改善専門家の


皆川良成です。

 

 

 

今回は、カウンセリングに

ついて、考えてみたいと

思います。

 

 

カウンセリングには、

様々な種類がありますが

 

 

どれも、苦しみから

クライアントを開放

するという点に

おいては

一緒です。

 

 

心理学や、神経学に

基づいて

心の重荷を取り除く

場合と

 

 

フランクルのように

悩みの中に意味を

見出し

その力で、

問題を乗り越えて

しまう方法と

 

 

大きくわけて

二つあると

思います。

 

 

前者は、心理学

や神経学の論理を

使って、悩みそのものを

解剖し取り除きます。

 

 

抑圧、投影、攻撃、防御

これらは、私達が

使っている

心の法則です。

 

 

例えば、

頭が悪いという事に

コンプレックスを

もっていると。

 

 

自分が頭が悪いと

いう事を隠そうとします。

 

 

また、それを

意識しないように

します。

 


 

これが、抑圧です。

すると、続いて

投影、攻撃や防御

という現象が

おきます。

 

 

 

例えば、

自分より、頭がわるそうな

人をみると

異常にバカよばわり

したり

 

 

逆に、頭の良いひとを

必要以上に尊敬して

みたり、

褒めてみたりします。

 

 

また、自分が頭が悪いと

言われたり

学歴の事でバカにされたり

すると

必要以上に、怒ったり

します。

 

 

これが、投影と

同時に起こる

防御や攻撃です。

 

 

自分のコンプレックス

に触れる話題に

敏感になり

 

 

自分の自尊心を

守ろうとします。

 

 

自分に対して

低い、評価や

肯定感を持てないと

このサイクルは

悪い方に回るので

いつも、緊張を

強いられ

疲れてしまいます。

 

 

これを

認知の狂いといい

自己肯定感をもてる

ように、現実の

認識を整える事が

カウンセリングの

目的になります。

 

 

歪んだ自己イメージから

解放される事により

現実の感じ方が

変わり、

問題から

解放されます。

 

 

自分を受け入れる事

によって、投影が

自然で、穏やかになり

ニュートラルな精神状態に

なるので、冷静に問題に

対処できるように

なります。

 

 

つまり、フラットになって

問題解決がしやすくなるのです。

 

 

一方、もう一つの

方法は、問題の中に

独自の価値を見出し

その力で、問題を

乗り越えていきます。

 

 

 

例えば

フランクルが

強制収用所に

いたとき

 

 

明日、死ぬかわからない

極限状態の

収容所生活の絶望の

中で、

 

 

沈んでゆく夕陽の

真っ赤な美しさに

生きる意味を

みつけます。

 

 

 

これは、どういう事でしょう。

 

 

私は思います。

 

 

極限の状態にさらされた

彼の自我は崩壊寸前まで

追い込まれます。

 

 

その時、彼の命

そのものが

突如として

露わになります

 

 

彼の命は

尊く、強く、そして

何より美しいもの

です。

 

 

その、

命が彼に向かって

開かれたのです

 

真っ赤に燃える

夕陽の美しいシルエット

という姿を契機として

 

 

彼が、夕日を見ている時

夕陽も彼を見つめています

 

 

世界は、その尊厳の姿を

彼に向かって、見せたのです。

 

 

地獄のような、強制収容所の

なかに、かくも美しい生命の

尊厳が息づいている事を

開示したのです。

 

 

 

彼の命は生きようと

もがいていました。

 

 

それが、彼の

自我の崩壊と

ともに、

露わになったのです。

 

彼の生命力が

極限状態で全開に

なったのです。

 

 

その力を使い、彼は

収容所の生活に

負けず

生還します。

 

 

この様な事が

人生の問題の

場面でも

しばしば

おきます。

 

 

問題に押しつぶされ

そうになって

今の自分では

持たなくなった時

 

 

自我が崩壊し

新しい

自我へと

進歩します。

 

 

そこでは、もう

問題は、問題では

ありません。

 

 

新しい視点を獲得した

自我が問題を新たな

角度で解決します。

 

 

アインシュタインのいった

問題を解決するための

新しい次元を

獲得したのです。

 

 

この様に、

問題によって

今の自分を

どこまでも

超えて成長

し続ける

 

 

という問題解決

の方法も

もう一方では

あります。

 

 

現在では、前者が

主流ですが、

 

 

コンピュウター

による、臨界点や

生命の倫理が問われる

 

 

今までにない世紀には

後者が有効な手段だと

思います。

 

 

何故なら、これは

命の叡智であり

究極の知恵だから

です。

 

人間自身が進歩する

ことなく

複雑な問題を

解決する事は難しいのです。

 

 

また、個人の問題に

関しても、自らの

命を開き、その

尊厳に触れる事が

 

 

問題の根本解決に

なると思うのです。

 

 

 

何故なら、

今の自分を

どこまでも

超えて

成長しようと

する

性質が

 

 

命の素晴らしく

本源的な

姿だと

思うからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは!病気改善専門家
皆川良成です。

 

 

今回は、不安障害の

最終回になります。

 

 

生活習慣の改善と

精神療法(カウンセリング)

 

 

について書いていこうと

思います。

 

 

これらの方法を使って

不安障害を克服

してください。

 

 

 

生活習慣の改善

 

意外と大切なことが

生活習慣の改善です。

 

 

不安が高まってもおかしくないような

生活習慣を送っている方は

 

 

まずはそれを改善すべきでしょう。

多くの方が日常的に行っている行動の中には、

実は不安を増悪させる行動も多くあります。

 

 

一例を挙げれば

 

 

夜更かし、睡眠不足
喫煙
過剰なアルコール
食生活の乱れ
運動不足
ストレスを発散させる行動がない
などがあります。

 

 

睡眠が不足すれば、

いつもよりイライラしたり

落ち着かなくなったりと

不安が高まりやすくなります。

 

 

 

また喫煙・アルコールも

短期的には気持ちを

落ち着かせる作用がありますが、

 

 

 

長期的にみれば

メンタルヘルス上は

良い影響はなく、

イライラしやすくなったり、

気分の波が高まってしまいます。

 

 

 

食事が不規則だったり

栄養バランスが悪かったりすると、

 

 

 

脳に十分な栄養が届かなくなるため、

イライラしやすくなったり不安を

感じやすくなってしまいます。

 

 

 

また適度な運動はストレス

発散のためにも重要です。

 

 

 

生活習慣に問題がないかと見直し、

問題のある行動を修正するだけでも

不安は和らぎ、不安障害も治りやすくなります。

 

 

精神療法(カウンセリング)

 

 

不安障害の治療は、

お薬だけではなく精神療法も

併用することが理想です。

 

 

 

精神療法はお薬と同等の効果があり

また再発予防効果でいえば

お薬よりも優れていると報告されています。

 

 

 

一般的にお薬は効果がすぐに出ます。

抗不安薬であれば服薬後数十分で

効果が出てくるものもあります。

 

 

 

また抗うつ剤も2週間~1カ月ほどで

効果は表れ始めます。

 

 

 

そのため「とりあえず症状を落ち着かせたい」

という急性期(治療初期)においては

お薬を利用するのは意味のあることです。

 

 

 

しかしお薬は中止してしまうと

再発しやすいという欠点もあります。

 

 

 

精神療法はお薬と違って、

効果が出るまでに時間がかかります。

 

 

 

早くても数カ月はかかるでしょう。

 

 

 

しかし精神療法の利点は、

しっかりとその考え方を

身につければ再発予防効果に

優れているという点です。

 

 

 

この両者の特徴を考えると、

最初はお薬で治療をはじめて

精神状態が落ち着いて来たら

精神療法も併用していく、

という治療法が理想的でしょう。

 

 

もちろん実際の治療法は

患者さんの症状・状態によって

異なりますが、

 

 

 

精神療法は多くの患者さんに

とって有効な治療法の1つになります。

 

 

 

精神療法もいくつかの方法がありますが、

ここでは代表的なものを3つ

紹介させて頂きます。

 

 

認知行動療法(CBT)

 

不安障害の方は、ある事象に対して

「過剰に不安にとらえてしまう」という

思考になっています。

 

 

 

これは一般的な思考と比べると、

「物事のとらえ方が歪んでしまっている」

とも言えます。

 

 

 

認知行動療法は、

歪んでしまった認知(物事のとらえ方)を

修正していくことを目的とします。

 

 

 

まずは不安や心配が生じる

メカニズムを学び、

これらが生じやすい

状況を客観的に見ていきます。

 

 

 

その中で自分の

不安・心配に対するクセ(自動思考)を把握し、

不安・心配を過剰に生じさせなくするには

どうしたらいいのか、

 

 

 

あるいは不安・心配が起こりそうな時・

起こった時にはどのように考えればいいのか

を見直していきます。


暴露療法

 

 

暴露療法とは、

不安を感じるような状況にあえて挑戦し、

少しずつ慣れていく治療法です。

 

 

社会不安障害の方が

「人前で緊張して頭が真っ白になってしまう」のであれば、

あえて人前で発表することを続けることによって、

徐々に慣らしていき自信をつけていきます。

 

 

 

暴露療法のポイントは、

最初は簡単なものから暴露させていき、

徐々に負荷を上げていくことです。

 

 

 

成功体験を積み重ねることにより

「大丈夫!」という自信をつけていく

ことが大切です。

 

 

 

そのため、「辛いけど、何とかギリギリ耐えられる」

程度のものに暴露させることが重要です。

 

 

 

「耐えられない」ほどのものに暴露させてしまうと

かえって恐怖が強まってしまうこともあり、

 

 

 

暴露療法はこのさじ加減が非常に重要で、

ここを間違えると危険です。

 

 

 

また段階を細かく分けて、時間をかけて

少しずつ少しずつ慣らしていくようにしましょう。

 

例えば、

 

最初は気の許せる家族の前で発表してみる
それに成功したら次は気の許せる親友1人の前で発表してみる
それに成功したら次は気の許せる親友2人の前で発表してみる
それに成功したら次は友人の前で発表してみる
それに成功したら次は職場の同僚の前で発表してみる

 

 

 

というように、少しずつ少しずつ

負荷を上げていってください。

 

 

暴露療法は不安障害において

有用な治療法ですが、

「どのくらいのものに暴露させるのか」

の判断が非常に難しいため、

必ず専門家と相談しながら

行うようにしましょう。

 

 

 

森田療法

 

 

 

不安障害では、森田療法も

有用な精神療法になります。

 

 

 

森田療法では、不安障害の症状を

無理に治すことはしません。

 

 

 

不安や恐怖を感じてしまったり、

それに対して動悸や震えが生じたりというのは、

生理的な反応であるためです。

 

 

 

そこに焦点を当てるのではなく、

「そのような反応にとらわれてしまうこと」

が問題だと考えます。

 

 

人前で過剰に不安を感じてしまう方は、

「人前で不安にならないようにしたい」

「人前で動悸が出ないようにしたい」と

考えるのではなく、

 

 

 

「これは正常な反応なのだから仕方がないんだ」

と考えるようにします。

 

 

 

 

というのも、「不安を抑えたい」と

意識すればするほど、

不安は強くなってしまうからです。

 

 

また森田療法では

恐怖や不安を過剰に感じてしまうのは、

「人から良く思われたい」「より良く生きたい」

という欲望があるからだと考えます。

 

 

 

不安障害の方は、

その思いが強くなりすぎてしまい

「人から悪く思われはしないか」と

いう恐怖になってしまっています。

 

 

 

そうではなく、これは「よりよく生きたい」から

きているものなのだということに

気付くことが大切になります。


 

 

まとめると、

 

 

・不安や恐怖、それに伴う症状は

生理反応なのだから、無理して抑えようとしない。
 

・不安・恐怖は本来、「より良く生きたい」という

前向きな気持ちからきていることに気付こう

ということです。

 

 

森田療法は、神経質、心配性、完璧主義など

の神経質的な性格傾向を持つ方に、

特に有効であると考えられています。

 

 

森田療法は、

外来では患者さんは

日記を書いていただき、

それを治療者と確認して

いきながら進められていきます。

 

 

以上書いてきたように

不安障害には

様々の要因と

症状

 

 

そして、

有効なお薬や

カウンセリングなど

の精神療法が

あります。

 

 

 

他にも、他人とうまく

コミュニケーションする

ための

 

 

人間関係改善療法など

自分をまもり

他人と良い距離をとる

境界線の作り方や

Î (アイメッセージ)に

よる、自己主張など

 

 

 

役に立つ方法を学び

利用する事で、

ストレスを軽減し

良いQOLを

保つことができます。

 

 

そして、それが

再発防止になる

事も多いのです。

 

 

 

人によって、違いますが

医師にしたがい、

根気よく治療すれば

良い結果がえられる

疾患です。