コンドーム -娘と彼 その11-

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娘と娘が一目惚れした男の子ジョーダンが付き合い始め、1か月が過ぎた頃、夏休みがきた。

 

夏休みの間、彼はエクアドールに6週間、ボランティア活動に行く予定があり、娘は地元の大学で行われるリーダーシップキャンプに1週間、その後、あるコースを取るため、メリーランド州の大学に4週間行くことになっていた。

 

付き合ってまだ1か月半しか経ってないのに、二人は6週間も会えなくなることになった。

 

 

彼がエクアドールに立つ数日前。

 

彼のお母さんが、彼にコンドームを買って渡した。

 

 

 

彼が参加することになっていたボランティア・グループは、全員高校生で合計15人(+大人のスーパーバイザー2人)。

 

その中で男子は、彼を含めて3人のみ。

 

しかも、その3人の男子のうちの一人はゲイで、もう一人はニキビが”これでもか!”と出ていた。

 

どう考えてもボランティア活動中、イケメン・ジョーダンが女子達の注目の的になってしまうのは間違いなかった。

 

 

 

彼は、決して浮気するようなタイプではなかった。

 

が、6週間、毎日毎日、同じメンバーと一緒に行動していれば、「惹かれあう気持ち」というものが芽生えてしまうことは多々ある。

 

まして、性ホルモンが活発化している高校生となると、Hな行為がいつ起きてもおかしくはない。

 

 

 

コンドームを渡された後、笑いながら彼が娘に言う。

 

「母さんも友達も、”もしもの時”のために持っていけって言ってるんだ」

 

 

それを聞いて返事に困った娘。

 

彼のお母さんも、彼の友達も、付き合い始めて日が浅い娘よりも彼のことをよく知っている。

 

「彼は浮気なんてするようなタイプじゃない」と思っていたが、彼のお母さんや友達が言うのであれば、もしかしたら彼には「ムードに流されやすい面」があるのかもしれない。

 

娘は、まっすぐなタイプの人間。

 

彼が浮気をすれば、別れは確実。

 

が、色々考え

 

 

「念のために、持って行ったら?」と言ってみた。

 

すると、彼、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「君は、僕をどんな人間だと思ってるの?」と、不機嫌に。

 

 

 

エクアドールに行く日の前日、彼からテキストが来た。

 

「色々考えたんだけど、僕の君に対する気持ちは『好き』じゃない。

 

間違いなく『愛』。

 

君の気持がまだそこまで達していないなら、それでもいい。

 

でも、僕の気持ちは変わらない。

 

6週間、僕の事、絶対に忘れないでね。

 

あのコンドーム、机の中に置いていく。

 

君みたいな素敵な人がいるのに、持って行く必要無いから。」

 

 

 

 

しかし、その後、エクアドールでとんでもないことが起きてしまう・・・・。

 

 


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どくしゃになってね…

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