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「行動習慣」と「習慣」はどう違う?

2010-05-18 09:58:03 テーマ:ブログ

この本のタイトルは、「ビジネス脳を鍛える8つの行動習慣」です。
なぜ、ただの「習慣」ではなくて「行動習慣」なのでしょうか?


習慣とは、あなたが毎日繰り返している行いのことです。


食事をするときに「いただきます」と手を合わせる。
洋式トイレで男性が小をする時には便座を跳ね上げる。
自然に身についているため、意識することなく日々行う、それが習慣です。


ところで習慣と言えば、私はよく診療で皆さんに
「帰宅後はどのように過ごしていますか?」とお聞きします。


最も多い答えは、「いや、普通ですよ」というものです。
ところが、この「普通」が曲者で、皆さんが思っておられる「普通」は千差万別です。
細かくお聞きすると、食事の内容、入浴する時間、TVやネット、眠りに就く時間… 
ひとつひとつの行動があなたの生活を作り上げ、
その積み重なった結果が仕事や人生の質を変化させるのです。


教育学者のホーレス・マンは次のように述べています。


習慣は太い縄のようなものだ。
毎日一本ずつ糸を撚り続けると、やがてそれは断ち切れないほどのものとなる。


この「習慣」は無意識に身に付いているものです。
それを出来るだけ良いものにするにはどうしたらいいでしょうか?

「運動、ダイエット、禁煙、いいことだって判ってるんだけどね…」
とおっしゃる方が多いのですが、「わかる」ことがまず第一歩です。
そこから「やってみる」「繰り返す」にするために。


行動習慣とは、あなたの意識が作り上げる習慣です。

脳は簡単に変わる -「脳を成長させる人」になろう

2010-04-26 09:46:58 テーマ:ブログ

「人間の脳は生後が最大の細胞数であり、その後は徐々に減少してしまう」


一昔前まで、このようなことが言われていました。
しかし、最近の研究でこれは間違いであると判明しています。


「人間の脳にある神経細胞は日々増減を繰り返している」ということが分かったのです。

毎日、私たちの脳は新しく起こる環境の変化に対応しています。

たとえば仕事で新しい案件に取り組み、情報を入手し、問題を解決したとします。
新しい仕事への意欲を高め、足りない情報に気づいて調査し、知識を入手する。
問題を解決することで喜びと経験が生まれる。
そのような行動を通じて、常に私たちの脳内では新しく神経細胞が生まれたり、
新しく記憶の回路が組み変わったり、学習したことが増えたりしています。

この神経系の可変的な性質のことを、可塑性 plasticityと呼んでいます。

脳は、人間の臓器の中でも非常にplasticityの高い臓器です。
それは、先ほども述べたように私たちを取り巻く環境が常に変化しており、
生物として生き残るために対応する力を持っているからです。


朝出かける時と夜戻ってきた時の脳はすでに変わっているのです。


できるだけ良い方向に脳を変える、つまり「脳を成長させる」ためには
普段から気をつけて生活したり考えることが重要です。

精神科医に聞いてみよう

2010-04-16 15:03:32 テーマ:ブログ

私は精神科医です。


普段は自分のクリニックでたくさんの方とお会いしています。

さらに産業医として企業にお伺いし、個人や上司と面談したり、組織の問題解決のために

講演や研修などの活動をしています。


その中で、皆様から質問を頂くことがよくあります。


「どうして、大事なことがなかなか覚えられないんだろう」

「もっと自分のモティベーションが上がって、バリバリ仕事ができたらいいのに!」

「嫌なことやストレスはすぐに忘れられたら楽なのになあ」


記憶して、次の行動に生かす。

意欲的に仕事に取り組む。

ストレスに強くなる。


これらは、全て私たちの脳が司っています。

現在、世界中で脳に関する研究が進み、研究者が積み重ねた結果が日々報告されています。


これまでに分かっている脳科学に関する研究結果、そして最新のデータを

どのように自分の行動に落としこめばよいのでしょうか。


仕事のパフォーマンスを上げる、楽しく有意義な生活を長期間にわたって送るためには、

脳についてのちょっとしたコツを知っていることが重要です。

そのコツを生かした行動習慣は8つにまとめられます。

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