武士道ボクシングⅤ

世界に誇るべき日本人のボクシング
それが武士道ボクシング


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2016.5.12 後楽園ホール
DANGAN160

「自分に足りなかったものは何か」。もしあなたが、大切な仕事で有益な結果を得られなかったとき、或いは人間関係がこじれてしまったとき、即座に、この問い掛けが浮かんでくるであろうか。私自身もそうであるが、おそらくは難しい。なぜなら、自身の存在が脅かされる状況に直面した際、人は『自分を守る心の安全装置』を作動させるからだ。何かと理由をつけて、自分自身の正当性を確保したり、他者に責任転嫁したりするのが、最初に心に湧き上がってくる普通の感情であろう。これは心理学でいう『合理化』という防衛機制の一つである。このように、人は困難な状況に陥ったとしても、防衛機制の働きによって意識の連続性を保つことができる。しかし、この安全装置はあくまでも一時的なものであり、頻回に作動するようになれば、それは心身の自由を奪う檻と化してしまう。プロボクサーの場合、勝利の意味が大きければ多いほど、敗北への恐怖も増幅し、そして敗北の事実を突きつけられたとき、 『抑圧』という防衛機制によって、その事実自体を否定する、或いは試合中に感じた恐怖等、感情の記憶をも忘却しようとするかもしれない。

 

 今宵は、この受け入れ難い敗北を経験した二人のボクサーが再起戦に臨む。メインイベントに登場するのは、 『一瞬の夏』第二章、前日本Sフェザー級王者、内藤律樹[24=カシアス]。前戦、尾川堅一[帝拳]と対戦し、初回にダウンを奪われ、負傷判定でプロ初黒星を喫すると共に日本王座も失った。伊藤雅雪[伴流]や荒川仁人[ワタナベ]ら国内の強豪を下し、世界王座獲りに向けゴロフキン[カザフスタン]ら世界のトップと練習を重ねてきた内藤にとって、この敗北は全くの想定外。再戦の可能性等、多くを語らない内藤の心中は察するしかないが、階級をライト級に上げ、再スタートを切る。

 対するは、OPBFライト級3位のチョイヤン・シットサイトーン[35=タイ]。極めてアグレッシブなファイターで、実に5940勝(29KO)のキャリアを持つ。今年の2月には、高校4冠のスーパールーキー吉野修一郎[三迫]に判定負けを喫しているが、昨年11月には闘将青木誠[Gツダ]を下しWBCアジア・ライト級王座に輝くなど、決して侮れる相手ではない。

 

セミには、最終ラウンド大逆転男、Mr.ドラマティック、元WBAフライ級暫定王者の江藤光喜[28=白井・具志堅]が登場。前戦はWBC世界Sフライ級王者、カルロス・クアドラス[帝拳]との世界戦に挑んだが、クアドラスの巧みな脚さばきの前にいなされ続け、屈辱の判定負けを喫した。世界王座獲得に向け、本日はその内容が問われる重要な再起戦となる。

 
 両者が何を受け入れ、何をアップデートしてきたのか。そして何を拒否し、どんなブラッシュアップを遂げたのかに注目してほしい。

 

全てを受け入れ自然体で生きる大人の選択、心の拡がりも良いだろう。しかし、「退かぬ、媚びぬ、省みぬ。」と敗北を拒否し、心の檻の中であくまでも勝利にこだわり続ける孤独と葛藤。ボクシングとは心の檻の中で生きる不自由という自由であり、構造主義的な社会の中で自由という不自由さに陥った我々の希望の光であり続けてほしいと思うのは私だけだろうか。

 

 リングは戦場、拳は弾丸。今宵も両の拳を弾丸の如く練磨し、己の生きざまを謳い闘う男たちの熱きドラマをご堪能ください。

日ノ本一(ひのもとはじめ)

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2016.4.28 後楽園ホール
 DANGAN159[CC日本]

 本日は、3月11日に開幕したチャンピオンカーニバル全13試合を締めくくる千秋楽。今年のチャンピオンカーニバルは、初戦のミドル級、西田光[川崎新田]が絶対王者、柴田明雄[ワタナベ]を破る波乱で幕を開けた。例年、波乱が起こると次々と連鎖反応の如く王者交代劇に遭遇するというのがファンの間での都市伝説であったが、今年は概ね王者が防衛に成功している。しかし、今日に限っては波乱の可能性も十分にあるだろう。

 

 大取を飾るのは、前戦、1月20日、大川泰弘[ワタナベ]との決定戦を制し、2度目の挑戦にして念願の初戴冠を果たした、身長186cmの長身サウスポー、王者、新藤寛之[29=宮田]。新藤はアマ25戦のキャリアを引っ提げプロデビュー。‘08東日本新人王準優勝、’09年全日本新人王を獲得するなど、デビュー当時から連戦連勝。KO率は29%と低いが、特筆すべきは21戦してKO負けが一つもないというディフェンスワークの巧みさであり、またオフェンス面においても長いリーチを生かした右ジャブと、ジャブにもフィニッシュにもなる槍のような左ストレートの精度の高さ。距離を潰し新藤の顎に有効打を叩き込むのは至難の業であると言える。過去3度の敗戦は、高山樹延[角海老]と尹文鉉[ドリーム]に喫したものであるが、この名前からも分かるように、新藤に競り勝つには、まず身体の強さが必要であり、そして危険な槍を掻い潜り、粘り強くボディを叩き続けるしかない。前戦の大川も同様の戦法を全力で完遂したが、やはり決定打を打ち込むには至らなかった。

 

 一方の挑戦者、有川稔男[31=川島]はKO率63%を誇るハイスラッガー。対戦相手は1試合を除いて全て日本人であり、過去の対戦者の名前からも、この数字が示す信頼性と意味が理解できる。有川は昨年112日、最強後楽園決勝において、渡部あきのり[野口]を圧巻の6RTKOに沈め、見事MVPと賞金100万円、そして王座挑戦権を獲得した。左ボディからの右ストレート、連打からの左フック、右アッパーからの左ダブルと、決して大振りではなくコンパクトに必殺打を出せることから、打ち合いには滅法強い。勝っても負けてもKO決着というファイトスタイルではあるが、エンジンのかかりがやや遅く、KO勝利は中盤に、KO負けは初回に集中している。プロのリングで118Rを経験している新藤に対して有川は約半分の58Rしかなく、ラウンドが長引くほど有川にとって不利な材料が増す。また前試合から約半年が経過しており、その勢いの持続も気になるところではあるが、おそらくは初回から全力でボディを削り、中盤までに倒しきるプランを用意しているだろう。それは新藤サイドも百も承知であり、展開の中での駆け引き、セコンドワークにも注目してほしい。

 

 リングは戦場、拳は弾丸。今宵も両の拳を弾丸の如く練磨し、己の生きざまを謳い闘う戦士たちの熱きドラマを心行くまでご堪能ください。

 

日ノ本一(ひのもとはじめ) 

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2016.4.14 後楽園ホール
ダイヤモンドグローブ&DANGAN158

この日のDANGANは豪華ダブルタイトルマッチ!

ダブルメインのひとつ、OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチは昨年8月、5RTKOで見事にタイトルを奪取した王者・竹中良(三迫)が鬼門の初防衛戦に挑む。対するは、北野武映画に準主役として出演経験のある俳優ボクサー、OPBF同級14位・正野 晃(アポロ)。顔も怖いが、その実力やいかに。リング上をアウトレイジ色に染めることができるのか!

日本Lフライ級タイトルマッチは、抜群の距離感とスピードで無敗のまま戴冠した王者・拳四朗(BMB)が日本同級1位・角谷淳志(金沢)を迎えての初防衛戦!本来、関西でしか見れなかったであろうこの好カードが後楽園ホールで実現!

アンダーにはIBF世界Sライト級王座挑戦権を持つIBF世界同級3位・小原佳太(三迫)が世界前哨戦!世界が認めた小原の実力。日本国内で小原のファイトが見れるのもあと僅かか!

日本バンタム級10位・中野敬太(KG大和)vs 日本同級14位・澤田京介(JBスポーツ)のランカー対決!
地道な努力を重ね、日本ランクを勝ち取った両者の苦労人対決は、観客の心を投影する試合になること間違いなし。

まだまだ続きます。
玄人を唸らした天才、2015全日本ミニマム級新人王・小浦翼(E&Jカシアス)も登場。まだまだ波はあるものの、ツボにハマった時に見せるパフォーマンスは日本ランカーを一気に食い尽くす勢い。スピーディーなボクシングを是非とも目に焼き付けていただきたい!


ダイヤモンドグローブならではの熱いカードが揃いました!
4/14は後楽園ホールでお会いしましょう!!

*チケットは出場各選手、各ジム、DANGANサイトからお早目の手配をお願い致します。



2016.4.14 後楽園ホール
ダイヤモンドグローブ&DANGAN158 


★OPBF東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ12回戦
王者
竹中良(三迫)
vs
 挑戦者
OPBF同級14位
正野 晃(アポロ)



★日本Lフライ級タイトルマッチ10回戦
王者
拳 四朗(BMB)
vs
挑戦者
日本同級1位・角谷淳志(金沢)



★65.0kg契約8回戦
ペッダム・トーパランイーシップサーム(タイ)
vs
 IBF世界Sライト級3位
小原佳太(三迫)



★バンタム級8回戦
日本バンタム級10位
中野敬太(KG大和)
vs
日本同級14位・澤田京介(JBスポーツ)



★ミニマム級6回戦
ヤイ・プーケットトップチーム(タイ)
vs
日本ミニマム級7位
小浦 翼(E&Jカシアス)


★東日本新人王予選 フェザー級4回戦
諏訪 佑(TEAM10COUNT)
vs
坂口翔平(協栄)



★48.5kg契約4回戦
柴沼智樹(KG大和)
vs
丹羽祥平(L玉熊)


両の拳を弾丸の如く練磨し、己の生きざまを謳い闘う拳闘家たちの熱きドラマをぜひご堪能ください。

チケットはDANGANオンラインショップから
(無料会員登録でいつでも10%OFF)

http://danganshop.com/

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