武士道ボクシングⅤ

世界に誇るべき日本人のボクシング
それが武士道ボクシング


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 2016.12.24 後楽園ホール

ファイティング・スピリット・シリーズ40

 

 今年、最後の後楽園ホールで行われるプロボクシング興行はまるで、ボクシングファンへのクリスマスプレゼントのようだ。第一試合からメイン級のカードがずらりと並んだ。
 
 豪華興行のメインイベントには現王者、西田光(川崎新田)の負傷によって設けられた日本ミドル級暫定王座決定戦がセット。出場するのは、ランキング2位、元日本&OPBFミドル級王者の淵上誠(33=八王子中屋)。淵上と言えば誰もが思い出すのが、2011年12月に行われた佐藤幸治(引退=帝拳)との日本&東洋ミドル級王座統一戦。アマ136戦133勝(101KO)の怪物王者に2度のダウンを奪われながらもワンチャンスをものにし、奇跡の大逆転KO勝利。現在でも語り草となっている映画のクライマックスシーンのような展開は、多くのファンに強烈なインパクトを残した。
 9連勝の勢いそのままに2015年5月、ウクライナで行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチに出場。対戦相手はアマ350戦345勝、プロ36戦36勝(33KO)、WBA世界ミドル級スーパー王者、WBCミドル級王者、IBFミドル級王者の”GGG”ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)。結果は3RTKO負けとなったが、世界戦の経験は淵上の意識を大きく変えることとなる。
 再び世界戦線に躍り出るには、今までの中間距離での攻防だけではなく、接近戦での打ち合いや捌きも必要と考え、スタイルチェンジに取り組んだ。しかしその後、柴田明雄(引退=ワタナベ)、西田光(川崎新田)に連敗。1年後に行われた再戦でも両者に連敗。今年6月に行われた前戦でも、格下ロックハート・ブランドンシェーン(森岡)の距離に付き合い、2度のダウンを奪われるなど苦戦。なんとか逆転の3RKO勝利を収めたが、世界戦後の4年間は4勝(4KO)4敗(2KO)と生みの苦しみが続いている。西田へのリベンジを果たすためにも、そして世界を狙える強い淵上を取り戻すためにも、本日は絶対に負けられない一戦となる。

 対するは、ランキング1位、元日本ミドル級王者の胡朋宏(28=横浜光)。高校3年時に国体制覇。プロ転向後、2009年の新人王戦では5戦5勝(5KO)で東日本優勝&MVP獲得、全日本優勝&MVP獲得。高い身体能力と腕力で豪快に相手をなぎ倒す日本人離れしたスタイルは、近い未来の王者を容易に想像させた。
 しかし、2010年最強後楽園決勝で氏家福太郎(引退=新日本木村)のボディでマットに沈み、初の敗戦とともに王座挑戦権も失った。一敗地にまみれた胡は、普段のコンディショニングから見直しを行い、腕力に頼るボクシングからテクニカルなボクシングへの移行を模索した。そして2013年2月、王者、佐々木左之介(29=ワタナベ)に勝利し、王座獲得。初防衛戦で中川大資(引退=帝拳)に7RKO負けを喫し王座を失ったが、直近は4連勝と、ブラッシュアップされた姿を見せてくれている。

 試合のポイントはズバリ淵上の距離。そして近い距離で打ちあう場面も必ず訪れる。未完の大器、胡は16の勝利と4つの敗戦全てがKO決着。奇跡を呼ぶ男、淵上も直近5試全てがKO決着。両者は衝撃の結末というクリスマスプレゼントを必ず我々に与えてくれることだろう。
                       
日ノ本一(ひのもとはじめ)

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 本日のメインは、荒川仁人[ワタナベ]の返上により空位となった日本ライト級王座決定戦がセット。登場するのは現在5連勝中、ランキング1位の土屋修平[30=角海老]。土屋は空手をバックボーンに、キックボクシングでプロデビュー。パンチ主体でKOの山を築き、日本ウェルター級4位まで上り詰めた。名伯楽、田中栄民トレーナーとの運命的な出会いをきっかけにボクシングに転向。土屋のセンスと田中の天才的なひらめきが見事なまでに融合。デビュー以来破竹の快進撃。‘10年東日本新人王&MVPに続き、全日本新人王&MVPも獲得。日本ランキングに入り、その後も連続KO記録を12に伸ばす中、テレビ局数社が土屋特集を組むなど、日本ボクシング界は土屋フィーバーに湧いた。

 

 しかし田中がジムを去り雲行きが変わる。川瀬昭二[松田]、中谷正義[井岡]に悪夢の2連敗。体の半分を失ったかのような覇気のない土屋の戦いぶりに、容赦ない厳しい声も飛び交うなど土屋株は急降下。転機は’14年、豪州で行われたWBOアジアオリエンタルSライト級王座決定戦。結果は10RKO負けとなったが、世界ランカーザッパビーニャ[豪]に対し、一歩も引かない打撃戦を展開。この経験は土屋にとって大きな刺激となった。その後、原田門戸戦には競り負けたものの復調の兆しを見せ始め、昨年12月には当時6連勝中の日本Sライト級3位、松山和樹[山上]に1RKO勝利。これまでの土屋はカウンターが主体であったが、松山戦では自ら圧力をかけて倒すパターンが加わり進化を垣間見せた。日本ランキングに入りながらも5年10カ月もの間、タイトルマッチの機会に恵まれなかった土屋が紆余曲折を経て待ちに待った今宵のリング。満を持して決戦の場に臨む。

 

 対するはランキング2位、野口将志[船橋D]。デビューから4勝5敗。土屋とは対照的に日陰の存在であったが、その後大変身。引き分けを挟んで現在8連勝中で、5年7カ月もの間、無敗をキープ。大変身の裏には、名門市立船橋高校バスケットボール部で培った変幻自在のフットワークとボディーワークがある。構えに固執せず、対戦相手の動きに合わせて自在にスイッチ。本来の目の良さも手伝い、攻撃を巧みにかわしては細かいパンチを重ね、そして見えない角度から出てくる大きな右アッパーが、試合を大きく動かす。

 

 キャリアを比べれば土屋の優位は揺らがない。しかし、常に変化する野口の距離とディフェンスに土屋が対応できなければ、野口の勝利は十分にあり得る。一方、決して打たれ強くはない野口に土屋の強打が入れば、新たなパターンを得た土屋が一気に倒し切る可能性もある。予想が難しい今宵の決定戦。王座を掴み取るは果たしてどっちだ。

 

 セミでは元日本王者の福原力也[ワタナベ]の引退試合が行われる。6PACの彫刻ボディも今日が見納め。元祖イケメンボクサー福原のラストファイトに大きな声援をよろしくお願いします。

 

                                        日ノ本一(ひのもとはじめ)

 

2016.12.19 後楽園ホール

DANGAN172[日本]

 

 

★日本ライト級王座決定10回戦
同級1位
土屋 修平(角海老)
 VS 
同級2位
野口 将志(船橋D)
     

★58.0kg契約6回戦
日本フェザー級5位
福原 力也(ワタナベ) →元祖イケメンボクサーのラストファイト!
 VS 
比国ランカー
アルビン・バイス(比)
 
    
★ミニマム級8回戦
日本ミニマム級10位
小浦 翼(E&Jカシアス) →次世代再軽量級のホープ。 
VS 
ジェフリー・ガレロ(比)
 
        
★56.0kg契約8回戦
日本Sバンタム級4位
藤原 陽介(ドリーム) →’08年全日本新人王。出雲魂で生き残りをかける!
 VS 
日本Sバンタム級5位
渡部 大介(ワタナベ) →B級デビュー期待の若手。真価を問われるベテランとの一戦。
     
    
★バンタム級8回戦
OPBFバンタム級4位
清瀬 天太(姫路木下) →’14西日本新人王。武田航[角海老]へのリベンジに燃える。
 VS 
日本Sフライ級9位
大塚 隆太(鴻巣茂野) →天才大塚も既に28戦目。若手を下し貫禄を示せるか!
     
    
★Sフェザー級4回戦
デビュー戦
小泉 雅也(小熊) 
VS 
デビュー戦
渡辺 和幸(稲毛)
     
    
★Sバンタム級4回戦
小嶋 夏生(石神井S)
 VS 
松本 章汰(青木)

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 本日のメインイベントにはWBA女子世界Lミニマム級タイトルマッチがセット。王者、古川夢乃歌[22=ワタナベ]は、名門愛工大名電高校在学時、17歳でデビュー。当時から運動能力には定評があり、現在は日本体育大学に在籍。プロ2戦目の敗戦から引き分けを挟んで8連勝中と波に乗っている。今年2月、敵地タイにてOPBF女子フライ級王座獲得後、続く8月、小関桃[青木]の返上により空位となった3階級下のWBA女子世界Lミニマム級王座決定戦に挑戦。減量苦を懸念されながらも、リカバリー後の体格差をアドバンテージに中間距離からのスピーディーな攻撃で、西村聡美[折尾]に3RTKO勝利。一気に世界の頂点へと上り詰めた。本日は王座獲得よりも難しいと言われる初防衛戦。

 

 対するはOPBF女子Lフライ級王者、岩川美花[33=高砂]。岩川は‘11年女子フライ級アマ王者となり、翌年28歳でB級デビュー。その実力は各方面に知れ渡り、以来マッチメイクに難儀した。そのためハードマッチメイク路線を余儀なくされたが、現世界王者の池原シーサー久美子、池山直、更にはアマ100戦80勝(50KO)の怪物ブリサ・エルナンデス[メキシコ]ら、数々の強者と拳を交え、重厚なキャリアを積み重ねてきた。前戦は、巧みなボディーワークを駆使しながら、ワンツーボディを軸としたセンス溢れるボクシングで、タイ人を圧倒。最後はボディで2度もマットに沈め、プロキャリア初のタイトルを獲得した。

 

 このタイトルは岩川の同門、竹中佳[高砂]が世界王座挑戦のため返上したものであり、そして竹中は古川のキャリア唯一の黒星を付けた選手である。その後、竹中はWBO女子世界Lフライ級王座挑戦に失敗したが、古川は、実力者岩川を下し、王者として竹中へのリベンジを果たす御膳立てとしたい。一方の岩川は念願の世界王座を意地でも掴み取りたい。本戦は、中間距離での攻防が期待できるスリリングな一戦となるだろう。

 

 セミファイナルにはWBO世界アトム級タイトルマッチがセット。王者、池山直[フュチュール]は47歳にして未だパワフルな攻撃力を維持する女子ボクシング界のレジェンド。前戦では花形冴美[花形]のアグレッシブな攻めに一歩も引かずドロー判定(V4)。パワフルさだけではなく、随所に巧さが光り健在ぶりをアピールした。

 

 対するは、元WBA女子世界Lミニマム級王者(V5)宮尾綾香[33=ワタナベ]。昨年10月、WBC女子世界アトム級王者(V16)小関桃との王座統一戦に敗れた後、今年4月の復帰戦で4RTKO勝利。その後、世界王座への返り咲きを誓い、ワタナベジムへ移籍。移籍後初戦が今日の大一番となった。

 

 両者はJBC未公認の10年前に対戦しており、池山が4RKO勝利を収めている。宮尾にとってはリベンジの場でもあり、本戦は女の意地と意地がぶつかる壮絶な一戦となるであろう。

 

                                         日ノ本一(ひのもとはじめ)

 

 

2016.12.13 後楽園ホール
DANGAN LADIES vol.3


★WBA女子世界ライトミニマム級タイトルマッチ10回戦
王者
古川 夢乃歌(ワタナベ) 
VS 
OPBF女子Lフライ級王者
岩川 美花(高砂)

 

 

★WBO女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦
王者
池山 直(フュチュール)
 VS 
元WBA世界ライトミニマム級王者
宮尾 綾香(ワタナベ)
 
    
★OPBF女子フライ級王座決定8回戦
同級1位
カーリング・リヴァス(比)
 VS 
同級2位
チャオズ箕輪(ワタナベ) →世界の餃子戦士
     

★女子アトム級4回戦
樽井 捺月(アルファ) →元体操オリンピック候補(国体王者)
 VS 
穐丸 早樹(K&W)
     
    
★女子ミニフライ級4回戦
鈴木 菜々江(シュウ) →驚異のスタミナ
 VS 
金子 晴子(ランド)
 
    
★女子アトム級4回戦
デビュー戦
古澤 香織(RK蒲田) 
VS 
デビュー戦
アゲハ アンドロイド(ワタナベ) →人気急上昇中!謎の新人アゲ様
     
    
★女子Lフライ級4回戦
新田あつこ(川崎新田) 
VS 
デビュー戦
細田めぐみ(レイS)

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