武士道ボクシングⅤ

世界に誇るべき日本人のボクシング
それが武士道ボクシング


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2017.7.11 後楽園ホール

DANGAN187

 

 元日本ライト級王者,土屋修平(引退=角海老)は,「ボクシングはここ(ハート)でするものだよ。」との言葉を残し、先月末、現役生活にピリオドを打った。本日のDANGANでは選手たちの「ハート」に注目してほしい。

 メインイベントに出場するのはWBO-APライト級王者,荒川仁人(35歳=ワタナベ)。あの日,荒川はラスベガスMGMグランド・ガーデンアリーナのリングに雄々しく立っていた。メキシコでのダニエル・エストラーダ(メキシコ)戦,米国でのオマール・フィゲロア(米国)戦で,地元ファンだけでなくメディアまでも総立ちにさせた熱戦を繰り広げたことで勝ち取った大舞台。WBC世界ライト級正規王者に昇格したフィゲロアへの挑戦権を賭け,ホルヘ・リナレス(帝拳)と対戦したが,無念の判定負けを喫し,世界戦線から離脱。帰国後,加藤喜孝(角海老),内藤律樹(E&Jカシアス)にも連敗。「激闘を重ねた代償だろう。残念ながら荒川は終わった。」との声も聞かれ始めた。しかし荒川は終わらなかった。最強後楽園を勝ち上がり,敵地京都で日本ライト級王者,徳永幸大(Woz)を下し,王座返り咲き。初防衛を達成した後,返上。前試合で超突進型のアンソニー・サバルテ(比国)を冷静に捌き切り,WBOーAPライト級王座を獲得した。かつてラスベガスのリングにまで上り詰めた男が狙うのは,飽くまで世界の頂点。現在WBOライト級6位にランクしており,本試合をクリアすれば,再び世界戦線への扉が開かれるだろう。世界のボクシングファンは「勇気の権化」Nihito Arakawaのカムバックを待ちわびている。

 対するは同級5位,マルボン・ボディオンガン(23歳=比国)。昨年2月に末吉大(帝拳)と対戦しており,初回からKO率60%の荒々しい左右を振り回したものの,ボディで5RTKO負け。荒川とのキャリアの差は歴然だが,一発で局面を変える武器も持ち合わせており油断はならない。

 セミファイナルには,WBO女子世界アトム級王者,池山直(47歳=フュチュール)が6度目の防衛戦に臨む。対する花形冴美(32歳=花形)とは昨年6月に対戦しており,結果は三者三様のドロー。前戦の宮尾綾香(ワタナベ)戦では,宮尾がスリップダウンによる負傷で続行不可能となり,途中採点での劣勢から幸運な勝利を掴んだ。勝負所での驚異的な精神力に加え,執念とでも言うべき幸運を呼び込む力。岡山市役所の職員としての毎日を送りながら,京都のフュチュールジムまで通い続けた47歳『鉄人』池山は,王座獲得以来,負ければ引退と宣言しているが,本戦が納得のいくパフォーマンスならば同様にリングを去るという。

 対する花形は,これが4度目の世界挑戦。前回の挑戦は,自身のハートの弱さが結果に出たと振り返る。「ボクシングは自分と向き合い,自分に勝ち,成長できたことを皆と分かち合えるスポーツ。ベルトではない。」と語る花形。池山という強大な壁を乗り越え,成長した自分に出会うことができるのか。

 「あなたのハートは何と戦っていますか?」

 リングは戦場,拳は弾丸。今宵も両の拳を弾丸の如く錬磨し,己の生きざまを謳い戦う拳闘家たちの熱きドラマを心ゆくまでご堪能ください。日ノ本一(ひのもとはじめ)

 

試合カードはコチラ↓ 元キマグレン、クレイ勇輝のラストマッチも見逃すな!
http://boxingraise.com/event/dangan187-%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%81/

 

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 拳四朗(BMB)のWBC世界Lフライ級王座獲得に続き,比嘉大吾(白井・具志堅)もWBC世界フライ級王座を獲得するなど盛り上がりを見せている日本軽量級シーン。WBA・Lフライ級王者,田口良一(ワタナベ),WBAフライ級王者,井岡一翔(井岡),WBOミニマム級王者,福原辰弥(本田F),WBO・Lフライ級王者,田中恒成(畑中),そしてWBO・Sフライ級王者,井上尚弥(大橋)と日本人ボクサーが世界軽量級王座を独占状態としているが,本日のメインイベントには,これらタイトルを虎視眈々と狙う両者が日本フライ級王座統一戦というサバイバルマッチに挑む。


 正規王者,粉川拓也(32=宮田)は現在,WBAフライ級4位,WBC6位,WBO7位,IBF8位にランクしており,この統一戦を明確にクリアすれば,かつて2度経験した世界タイトルマッチへの扉に大きく近づく。
 本戦は粉川にとって5度目の防衛戦となるが,昨年10月に行われた新井雄大(渡嘉敷)戦で負った怪我による長期ブランク後の初戦でもあり,その影響が気になるところ。

 

 遡ること12年前,粉川は’05年6月にプロデビュー。プロ6戦目で初の黒星を喫したものの,その後連勝連勝。18戦目でOPBF・Sフライ級タイトルを獲得。続く19戦目に当時無双のポンサクレック・ジョンウォンカム(タイ)が持つWBC世界フライ級王座に挑戦したが,最大8ポイント差をつけられ屈辱の判定負け。しかし20戦目で日本フライ級王座を獲得し,3度の防衛を果たした後,26戦目に敵地タイにて,王者ヨドモンコン・ボー・サエンティップ(タイ)が持つWBA暫定世界フライ級タイトルマッチに挑んだが,不可解な判定に泣き,またもや世界王座獲得を果たせなかった。


 対する暫定王者,元日本ライトフライ級王者(V4返),黒田雅之(30歳=新田)は、粉川のブランク中にユータ松尾(ワールドS)を下し暫定王座を獲得。

 黒田は粉川より1ヶ月早い’05年5月にプロデビュー。対戦相手を次々に病院送りにする圧倒的な強打で全日本新人王を獲得するなど着実にステップを踏み,’11年5月,日本Lフライ級王座を獲得。’13年2月には,ファン・カルロス・レベコ(亜)が持つWBA世界フライ級王座に挑戦したが,レベコの卓越した左にいなされ続け最大6ポイント差をつけられ惜敗している。


 本戦は昨年3月以来の再戦であり,前戦では黒田が中間距離での打ち合いを挑んだが,引き出しの多さでは粉川が一枚上手。粉川が最大6ポイント差をつけての3-0判定勝利。今回,同じ轍は踏まぬと一気挽回を狙う黒田にとっては,日本王座二階級制覇達成も勿論であるが,何より粉川が持つ世界ランクを奪い,再び世界戦線に躍り出ることが最大の目標。どちらにせよ,この一戦を制した者が,世界に一歩近づくことは間違いない。


 セミには,比嘉大吾の返上によって空位となったOPBFフライ級王座決定戦に中山佳祐(ワタナベ)が挑む。中山は元アマ社会人王者の肩書きを引っ提げ久留米櫛間ジムからプロデビュー。ワタナベジム移籍後,チャンスを掴み,前戦では日本フライ級5位,OPBF同級7位の望月直樹(横浜光)を下しランクインしている。


 リングは戦場,拳は弾丸。今宵も両の拳を弾丸の如く錬磨し,己の生きざまを謳い戦う拳闘家たちの熱きドラマを心ゆくまでご堪能ください。

 

日ノ本一(ひのもとはじめ)

 

チケット購入、対戦カードはコチラから。

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 本日のメインイベントは,前王者,池原シーサー久美子(フュチュール)の引退により空位となったWBO世界女子ミニフライ級王座を,元OPBF女子フライ級王者,江畑佳代子(41歳=ワタナベ)と,OPBFアトム級1位の塙英理加(26歳=UNITED)が争う。

 

 日本女子ボクシング界の先駆者とも言える江畑は,大学時代にワタナベジムへ入門。2000年からアマチュア全日本選手権4連覇を達成し,さらに2006年,2007年も連覇するなど6度の日本一を経験。同年11月,満を持してプロデビュー。以降10年で実に5度の世界タイトルに挑戦したが,いずれも僅かな差でベルトには届かなかった。もう諦めるしかないという気持ちが何度も頭に浮かんでは消え,池原戦に敗れた際は引退宣言も行った。しかし江畑の人生は,半分以上がボクシングに費やされている。

 

 江畑は語る。「どん底までつき落とされることもある一方で,年月を重ねていくことで面白みも都度都度変わり,益々ボクシングの魅力に引き込まれていく自分に気づいた。これからも胸を張って堂々とボクシングを続けていきたい。堂々とボクシングの素晴らしさを繋げ伝えていきたい。そのために夢を何としても叶えたい。これが本当に最後の挑戦になります」。江畑はグローブを置くことがどうしてもできなかった。高校の同級生である,元WBC世界ライトフライ級王者,富樫直美(引退=ワタナベ)の存在も大きいだろう。これまで,激務の広告代理店勤務の傍ら,男子プロ選手も舌を巻くほどの練習をこなしてきた江畑だが,今回はこれまで以上に無理をして自分を追い込みに追い込んだという。キャリアも気持ちも全てを出し,20年以上追い続けてきた夢を、江畑は掴みとることができるのか。

 

 対する塙は,長崎大学でボクシングを始め,結婚を機に上京。2015年7月のプロデビュー後,無傷の7連勝。僅か1年10ヶ月で世界戦の大舞台へと辿り着いた。塙のボクシングの特徴はアグレッシブ。頭を振りながらポジショニングし,チャンスと見るや小気味よい連打を打ち込める好戦的な選手である。しかし気の強さゆえか,打ち合う場面では攻防が分離する癖もあり,如何に修正を加えてこれたか。更に6ラウンド以上を経験したことがなく,世界戦の10ラウンドを江畑のキャリアを前に如何に戦えるかといった点もポイントとなる。

 

 攻防のバランスに優れ,足を使いながらスピードとテクニックで勝負する江畑がキャリアの面でも有利というのが戦前の予想ではあるが,塙にとっては失うものが何もなく,塙らしい思い切ったボクシングを展開することができれば8戦目での戴冠も夢ではない。

 ラストチャンスにかける江畑がキャリアに物を言わせるのか,7連勝と勢いに乗る塙が一気にベルトを奪い取るのか。大注目の一戦。

 

 リングは戦場,拳は弾丸。今宵も両の拳を弾丸の如く錬磨し,己の生きざまを謳い戦う女たちの熱きドラマをご堪能ください。

 

 日ノ本一(ひのもとはじめ)

 

対戦カード、チケットのお求めは

http://danganboxing.com/event/danga-ladies-vol-5/

 

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