2014年08月17日(日)

「わがこと」意識を持て

テーマ:防災/減災

「わがこと」意識を持て、
と人は言う。
特に、防災・減災の話でよく聞かれる言葉だ。


この意識を持つことが大切なのは、よくわかる。
この意識を持たなければ、助かる命も助からなくなるのだ。それもわかる。
自分の人生や、自分の命については、自分で責任を持たなければいけない。
つまり、「わがこと」意識を持たなければいけない。
・・・でも、この意識を相手(=別の誰か)に持たせることは極めて難しい。


そもそも、自分の意志で生まれてきたわけではないから。
自分の人生や、自分の命は、自分が望んで始まったものではないから。
だから、「わがこと」意識を持ちにくい。
はっきり言って、
自分の趣味のことよりも、自分の命のことのほうが、「わがこと」意識は持ちにくい。
なぜなら、自分で選んだものではないからだ。


「わがこと」意識を持て、
と言われても、これは簡単な話ではない。
自分からそう思えるようにならなければ持てない。
そもそも強制的に持たせるような意識ではないのだ。


『僕・ルネサンス』 という記事でも書いたように、
一度ちゃんと自分でガツンとぶつかって思い知ってからでなければ
全然響かない。ピンと来ない。
そんなものだ。




『ベロニカは死ぬことにした』 の中に、次のような台詞が出てきた。

「まだ何も学んでないの? 死が近づいてもまだ? 隣の人の邪魔になるとか考えるのはやめなさい。もし気に入らなければ、彼らは文句を言えるんだもの。それでもし文句を言う勇気がなければ、それはその人たちの問題よ」


そう、それはその人たちの問題なのだ。
相手の意識は、相手の問題。
相手は、自分が望むような意識を持たないし、持ってくれない。
仮に持ってくれたとしても、それは、たまたま相手もそのような意識を持っただけのことであり、
自分からの働きかけによる結果ではないのだ。


「わがこと」意識を持つか持たないか、についても同じことが言える。
つまるところ、本人次第なのだ。




・・・となると、防災・減災に関して取れる道は、ただひとつ。
「『わがこと』意識を持たない人々が大多数であっても、その中で、自分たちの命を自分たちでなるべく守れるようにする」こと。
個人レベルでは、これに尽きる。
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2014年05月14日(水)

地震の発生頻度が上がっている

テーマ:防災/減災

4月2日。チリで大地震発生。

5月5日。伊豆大島近海でM6.0の地震が発生。

そして昨日(5月13日)、午前8時40分頃には、
千葉県北西部を震源とする震度4の地震が起きた。
昨日は昼頃にも、体感のある揺れを感じた。
昼のニュースは確認しなかったけど、たぶん地震だったと思う。


3.11の2週間前にも、群発地震があった。
関東のほうでも、言われてみれば何度か揺れていた気がする。
今回も注意するに越したことはない。


昨日は、1週間分の保存食と水を買った。
保存食は、カンパンや専用の保存食よりも、
普段から食べ慣れている缶詰や日持ちのするものが良い、と言われている。
理由は、「おいしい」から、また「慣れている」から。
非常時の精神状態は錯乱しやすく、
そのような状態で、普段あまり食べ慣れていないものを食べることは、
普段以上に難しいのだそう。
だから、日持ちのするものを買っておいて、保存食として分けておき、
日頃からローテーションを組んで、
保存食の消費期限が来る前に「棚卸し」して日常生活の中で食べてしまう。
そして食べる分は先に補充しておく。
こうしておくことで、日頃から保存食の備蓄とチェックが自然に行われるし、
非常時の食事の訓練にもなり、いざという時にも落ち着いて対処できる。




いざ、急に特別なことをしようとしても、なかなかできるものではありません。
だから、気持ちの上でだけでも、備えてください


「今、この状況で地震が起きたらどうすればいいだろう」
ということを、常に頭の片隅に入れて行動するようにしてください。
それだけでも大分違います。


それから、まず怪我をしないようにしてください。
「地震だ、火を消せ!」は、今の防災の常識では誤りとされています。
まず自分の身の安全を確保し、揺れが落ち着いてから火を消してください。
天井に燃え移る前なら(壁に火がついているだけの段階なら)消火は充分間に合うそうです。
それよりもまず、身の安全を確保してください。
非常時ほど心身の健康が必要な時はありませんので、
心得て、冷静に対処してください。


よろしくお願い致します。
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2014年04月06日(日)

備えてください

テーマ:防災/減災

なんとなく胸騒ぎがします。
今年は、何かありそうな・・・。


本当に、今年は変化が激しい。
それも、良い変化だけが続いてくれればいいんですが。
悪い可能性のことは考えないほうがいいのかもしれませんが、
世の中、万が一ということもあります。
実際、4日前には、チリで大地震がありました。
いま思うと、その数日前に僕は、家の近所で、
これまでに見たことのないような鮮やかな夕空を見ていました。
(→『近所の桜が咲いていて驚いた。』
単に春だから、ということならいいんですが、
やはり、なんとなく胸騒ぎがします。


「失敗したって、死ぬ訳じゃないでしょう?」
なんて呑気なことも書いていました(→『何の心配も要らない。』 )が、
その日の夕方のニュースで知ったのが、チリで大地震発生。
大地震で逃げ遅れたら、死にます。
亡くなったかた、被害に遭われたかたには言葉もありませんが、
僕自身は、戒められた思いがしました。
せめて、後悔しない程度には(心の準備だけでも)備えておくべきです。


この胸騒ぎが杞憂に終わってくれればいいと思いますが、
できる範囲で構いませんので、備えておいてください。
よろしくお願いいたします。
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2012年07月26日(木)

三種の神器

テーマ:防災/減災

2か月前(もう2か月も経ってしまいました・・・)、
『僕が防災士になったわけ』
という記事の中でも述べたことですが、
この春から、防災・減災についてのメルマガ連載(不定期)をしています。


その連載第3回目 で、
「防災・減災のための備えとして、バール、ジャッキを手に入れた」
という話をしました。
ただ、僕も実物を見るまでは、
バールとジャッキの具体的なイメージが湧いていませんでした。
知っている人にしてみれば「知っていて当然」なものでしょうけれども、
何事も、知らない人はいつまでも知らずにいるものですので・・・。
・・・というわけで、
ご参考までに、写真を掲載してみます。


以下、バールです。


考えすぎ-バールです


以下、ジャッキです。


考えすぎ-ジャッキです


ジャッキは、黄色い取っ手のついた棒を引っかけて回すことによって
広がったり狭まったりします。




要は、バールというのは「大きなクギ抜き」です。
(厳密には、クギ抜きとバールの定義は違うみたいですけど。)


1.家具や柱などに挟まれて動けない人を助ける時に、
バールを隙間に差し込んで、こじ開けて空間を作ります。


2.そのわずかな空間にジャッキをかませ、
広げることによって充分な空間を確保します。


3.脱出の邪魔になる障害物などを、
のこぎりで切って排除します。


・・・というわけで、
大災害発生時における三種の神器は、
「バール、ジャッキ、のこぎり」
である。
と、防災士教本には書かれていました。




自分で撮った写真を掲載したのは、初めてかもしれません。
文体も含め、
なんか、自分のブログじゃないような気がします。


慣れないことをすると、文章までぎこちなくなります。

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2012年05月26日(土)

僕が防災士になったわけ

テーマ:防災/減災

「防災士」とは、「特定非営利活動法人 日本防災士機構」が
認証している民間資格です。


現在、約5万人が認証されており、
日本の各地で、防災啓発活動や被災地支援ボランティア活動を
行なっています。
東日本大震災でも、
270名以上の防災士が、
宮城県下で被災者への支援活動を行ないました。




防災士になるまでの流れは、だいたい次の通りです。


1.指定の研修期間で2~3日間の研修を受ける
   ※費用は研修機関によって異なる

2.救急救命講習を受ける

3.研修最終日の防災士資格取得試験に合格する
   ※受験料3,000円

4.防災士認証登録申請をする
   ※申請料5,000円


防災士になったからといって、
何か特別な権限が与えられるわけではありません。


「防災・減災について学び、リーダーシップを取ることのできる人間である」
ということを、日本防災士機構が認証してくれる。
ただ、それだけの資格です。


防災士になってから何をするかは、
基本的に防災士自身が考え、決めて、行動に移します。
また、その自主性が求められている資格でもあります。




昨年、東日本大震災が起きました。


地震直後の品薄状態、初めて経験する計画停電、
原発からの放射能漏れの不安。
テレビで繰り返し放送される、津波被害の悲惨な映像。


「大災害が発生した時、何をどうすれば良いのか、まったくわからない」

「いまの自分には、自分も家族も守れない」


・・・その不安感が、
日頃あまり行動的でなかった僕を、
自然に「防災士」講習会場へと向かわせていました。


――――――――――

実は、以上の文章は、一週間前に配信されたメールマガジン
『1日5分、被災地や復興支援について一緒に考えませんか?』
からの抜粋です。
今年、防災士になったばかりの僕が書いています。


大災害は、いつ来るかわかりません。
万全の備えをしても、続かなければあまり意味がありません。
防災・減災は、やろうと思うなら、
日頃の生活の中に組み入れなければいけません。


"続かない万全の備え"
をするくらいなら、
"続けられるちょっとした心がけ"
をしていくほうが、防災力はグッと高まるわけです。


今回、このメールマガジンへの連載の機会を頂き、
僕自身、防災について考え"続ける"ための励みになっています。
ほんのちょっとしたことでも、
自分の意志の力だけで"続ける"ということは存外難しいので・・・。


毎週、土曜日に配信されています。
申込みは、メールアドレスを入力するだけですので、
興味のあるかたは、上記リンク先よりご確認ください。

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2012年03月24日(土)

「地震だ!火を消せ」は、必ずしも正しくない

テーマ:防災/減災

『防災士教本(平成23年11月1日 第3版/日本防災士機構 編)』より
※ 文脈の関係上、一部、表現方法を変えています




『3日間は助けは来ない』 でも書いたが、
大地震発生から3日間は「行政の支援が来ない」ことを前提に、
日頃から備えをし、3日間を乗り切る"覚悟"を持つことが重要。


地震発生時(発生~2分後くらい)は、まず自分の身を守る。
火の始末や、出口の確保、といった
「二次災害を防ぐ行動」
は、その後(発生から2分~5分後くらい)に始めればよい。
当然のことながら、
まず、自分の命や安全を確保できなければ、二次災害を防ぐこともできなくなる。


「地震だ!火を消せ」
は、大正の関東大震災の教訓から言われ続けてきた標語だが、
実際、地震の中で火を消そうとすると、
落下物や高温の油の飛散などにより、かえって怪我をしやすくなる。
そもそも、大きな揺れの最中には「何もできない」ことがほとんどであるため、
強い揺れを感じたら、まず、自分の身を守ることに専念したほうがよい。




揺れがおさまったら、火の始末をする。
出火しても炎が大きく燃え上がるまでには2、3分の時間があるため、
小さい火のうちに消し止めることが大事。
ただし、初期消火の限界は「炎が天井に達するまで」であり、
天井まで燃え移るほど炎が拡大してしまった場合には、
何をおいても避難することを優先する。


もし、火災が発生したら、まず「火事だ!」と大声で近くの人に知らせてから、
消火器、水バケツなどで消火する。
たった一杯のバケツの水でも大きな消火能力を発揮する。
一度にかけるのではなく、コップを使って少量の水で何度も振りかけるのが効果的である。
冷蔵庫にある牛乳やジュースも初期消火には有効。
牛乳パックをそのまま、火元に向けて押し出すようにかけると、
2、3回に分けて放出できる。


ただし、てんぷら油火災に水をかけると、爆発的に燃焼し、かえって火災を拡大させてしまう。
てんぷら油火災の消火には、絶対に水を使ってはいけない。

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2012年03月11日(日)

3日間は助けは来ない

テーマ:防災/減災

大地震など、大きな災害が広範囲で発生した場合には、
大抵、消防署や行政機関で働く人も被災している。
いくら緊急時の訓練をしていても、
そこに勤務している人自体が被災していたら、それも正常には機能しない。


こうした深刻な災害が起きた時、
行政からの支援が動き始めるのは、3日後からだという。
つまり、少なくとも3日間は、自力で何とかしなければならない。
自分の身は自分(達)で守るしかない。
また、そのための備えを日頃からしておく必要がある。


水は、一人当たり少なくとも1日3リットルが必要とされている。
3日間だと一人当たり9リットル。
また、食糧を含む非常用の物品は、
日頃から使い(食べ)慣れているものが良い。
なぜなら、こうした緊急時には過重な心的ストレスがかかっており、
慣れていることでさえ、まともにできなくなる場合が多いから。
普段あまり慣れていない物を備蓄しても、
いざという時には、うまく使えない場合が多いのだそうだ。




1年前の今頃は、
職場から自宅に向かって歩いていた。
繁華街の駅前に人が集まっていたのを覚えている。
あの頃は、
「震災時、ターミナル駅は人が集まり過ぎて超過密状態になる危険がある」
ということも知らなかったし、あえて考えたこともなかった。


(自分が職場にいるなら)職場がある程度安全であれば、下手に動かないほうがいい。
・・・ということは、政府も推奨しているらしい。
そのことも、1年前までは知らずにいた。


まず、自分達の身は自分達で守る。
そのための備えを最近、やっと始めたところ。

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