ITによる情報操作に備えて | 考えすぎ

ITによる情報操作に備えて

コンピュータウィルス対策は、基本的に「いたちごっこ」だと聞く。
新しいウィルスが発見されるたびに、
ウィルス定義プログラムも更新されていく。


これは勘だけど、
今、新たに発見されているウィルスのほとんどは、
未熟なプログラマが作成したものなんじゃないだろうか。
あるいは、優秀なプログラマが
世間のウィルス対策のミスリードを誘うために“撒いた”ものかもしれない。


ひょっとすると、目先の「検出されたウィルス」に気を取られているうちに、
長期潜伏型のプログラム(例えば20年後に活動を開始するようなもの)が、
じわじわと、今も世界中に広がっているのかもしれない。


少し悪賢い者なら、そして経済力さえあれば、
ネット文化が社会に充分に根付くまで、
コンピュータウィルスを世界中に潜伏させるんじゃないだろうか。
そのうち、財力のある高齢者の多くがITインフラに頼るようになるだろう。
その頃を見計らってウィルスを浮上させ、情報収集などさせる。
・・・悪質なプログラマが、そんなウィルスプログラムを開発していてもおかしくない。


だとすれば、
ネット上での情報伝達においては、
悪質なプログラムに解析されても困らないように工夫しなければいけない、
ということになる。
例えば、
機械には到底わからない表現や、機械には真似できないような表現(文学的表現、隠喩など)
を使うようにする、など。
そんなことも、今から真剣に考えておかなければいけないのかもしれない。