誘いの店 グリモワール

ヴァンガードのデッキレシピ・対戦
ポケモンの育成論などをノベル形式や記事でお届け!
登場するキャラクターはキャラ紹介を見てくれ!


テーマ:

なお、病院から失踪した男性の行方は

今も分かっておらず、警察の捜査が続いております。

 

「・・・・・・」

 

続いてのニュースです。

私立聖栄高校のカードファイト部で活躍をした4名。

王ロウガさん、須藤レイトさん、猫田ハルカさん、上代ミズホさんが

プロ契約を結んだことが明らかになりました。

王さんはオリオンズ社、須藤さんは大和製菓と契約し、

猫田さんと上代さんはタッグファイターとして株式会社フィンブルと

それぞれ契約を結び、来季からのリーグ参戦が決定しています。

オリオンズ社は既にVF甲子園優勝校である黒珠学院から

黒崎ユウマさんとの契約を決めており

来季のリーグ戦での快進撃が期待されます。

 

「・・・・・・」

 

「待たせてすまない。」

 

「気にしなさんな。それで、そちらからの報告ってのは?」

 

「黒珠学院の3人・・・・・・

ルシファー、ベルフェゴール、レヴィの情報がつかめた。」

 

「へぇ・・・・・・あんたらの異次元性能は分かってたが

よく掴めたもんだ。情報提供者でもいたかい?」

 

「ああ。ちょっとこちらに攻め込まれてね。

力の片りんを得ただけであろう一般人だろうが・・・・・・

まぁ、攻め込んできた代償を払ってもらったというわけだ。」

 

「おー、こわ。そいつは生きてんのかい?」

 

「うちの尋問官は優秀だからね、殺しはしない。

・・・・・・もっとも、トラウマレベルの恐怖は刻まれただろうが。」

 

「それはそれは。記憶消去くらいすればいいものを。」

 

「・・・・・・残念ながら、記憶を消したところで

心に刻まれた恐怖は取り除けんよ。」

 

「記憶を上回る恐怖、か。怖い怖い。

それで、何がつかめたんだい?

そんな末端からじゃ大した情報がつかめると思わないが。」

 

「もちろん、本人は大した情報を持ってなかったよ。

ただ記憶を探らせてもらってね、

そのうえでこちらが入手していた情報と照らし合わせた。

そうしたらいくつか合致したんだよ。」

 

「・・・・・・聞かせてくれ。」

 

「・・・・・・まず、おさらいしておこうか。

今回の一連の事件について。」

 

「俺は別に必要ねえんだが。」

 

「・・・・・・誰に言われているわけでもないのに

やらねばならない使命感に駆られる。

そんな時が君にもないかね?」

 

「・・・・・・オッケー。なんとなく理解した。」

 

「では、おさらいしよう。

今回の一連の事件は『世界の衝突』によるものだ。

ワールドボックス説では

1つの次元という箱の中に無数の世界が存在する。

今この地球やクレイなどが存在している世界も

次元というボックスの中に点在する世界の1つだ。

だが時折この次元という箱に何らかの異変が生じる。

そのことによって本来断絶されているはずの

箱の中の世界同士がぶつかりあうことがある。

これが『世界の衝突』だ。」

 

「衝突によって世界そのものが壊れたり、

まして世界がなくなっちまうことはない。

・・・・・・が、衝突した世界同士で何かが影響しあう。

その影響の内容は衝突によって異なり、規則性もない。

そして今回ぶつかった世界は

2つの大きな国がそれぞれを統治していたな。

文明レベルは地球における中世辺りだ。」

 

「あの世界は調べたところ何度か

衝突以外の異変に巻き込まれていた。

あの世界のことを我々は『災厄の世界・カタストロフ』

と呼称している。」

 

「ま、世界の名前なんて

呼びやすくするためのもんだから俺は何とも思わねえよ。

逐一あの世界この世界じゃ分かりにくいしな。」

 

「一昨年末頃。つまり2015年12月ごろ。

この世界とカタストロフは衝突した。

そして互いの世界に起きた影響を調査すべく

君はカタストロフに赴いたというわけだ。

その調査内容は覚えているかね?」

 

「調査した世界で起きた『異変』がなんなのか。

衝突の影響をマイナス面に強く受けて『歪み』となった人物の駆除。

そしてこの世界と衝突したことによって生まれたもう1つの存在

『共鳴者』を探索し、突き止めること。

カタストロフで確認できた異変は

こちらの世界のものである『ヴァンガードが伝わったこと』

そして『ヴァンガードが命を奪うゲームになっていたこと』だ。

次に歪みとなった人物は蛮族の長・イヴァンに仕えていた

道化師・ニコライ。こいつがイヴァンを唆し、

2つの大国に戦争という派手な花火を打ち上げさせたわけだ。

そして『共鳴者』は明星の国の王子・シュンキ。

こいつが歪みを是正するためのキーマンとなった。」

 

「衝突によって起きる異変には良い悪いがある。

ヴァンガードというゲームが伝わったことを良い事として、

それが戦争の道具となったのは悪い事だろう。

・・・・・・では、こちらの世界に起きた異変はなんだと思うかね?」

 

「・・・・・・そーさな、俺の推測が正しければ答えは

『何も異変が起きていない』だと思うんだが。」

 

「ほう・・・・・・よく分かったものだ。」

 

「異変ってのは起きれば肌に感じることができる。

どれだけ愚鈍な奴でも『いつもと違う』くらいの感覚はあるだろ。

・・・・・・衝突が起きた後に1年も何の事件も起こらず、

俺が戻ってきて半年以上経ったが何の違和感もない。

・・・・・・これで異変があるってのは無理がある。

世界そのものに異変はなく、

特定の人間が影響を受けて世界に異変をきたす、ってとこか。」

 

「・・・・・・正解だ。この世界そのものに異変はない。

珍しい事ではあるが、前例はいくつかある。

最もなぜ異変が起きないのか、その理由は分からないがね。

だが異変が起きないまま数百年の時を経た世界もある。

異変が起きないことが等式で異常事態というわけではない。」

 

「ああ。それについては説明を受けた。

だがあらゆる衝突の前例を見ている限り、

衝突によるマイナス面の影響を強く受ける『歪み』となった者と

その歪みを是正するために影響を受けた『共鳴者』となった者が

生まれなかったって前例はなかった。

・・・・・・つまり、この世界で突き止めるべきは

歪みとなった者と共鳴者となった者。」

 

「その通りだ。そしてここからは報告事項だが、

ルシファー、ベルフェゴール、レヴィ。

この3人だが・・・・・・全員が『歪み』ではなかった。」

 

「ほぉ・・・・・・そりゃ意外。

じゃあどちらかといえばカタストロフにおけるイヴァン。

歪みを受けた者に乗せられた憐れな道化ってところか。」

 

「うむ・・・・・・歪みだと考えられたルシファーに

そのレベルの力の波動が観測できなかった。

歪みと類似した力は確認できたがね。

記憶と感覚から探りえた情報だが、確実な情報だ。」

 

「地球人のレベルを飛び越えた『力』を持つ

あんたらの観測だ。疑うつもりはねえよ。

・・・・・・ってことは歪みとなった人間はまた別か。

つまり今のところの関係性はこんなところだな。」

 

???

→歪み。詳細不明。

 

ルシファー、ベルフェゴール、レヴィ

→歪みの元凶に操られたイヴァンのような人間

 

大内ヨシゾウほか、ユニット化された人間

→歪みの元凶とその手駒の被害を受けた人間

 

???

→共鳴者。詳細不明。

 

「残念ながら共鳴者はまだ検討がつかない。

共鳴者は世界の衝突と共に特殊な力を得たり

特殊な現象に見舞われたりと衝突による歪みを

是正するための存在、ということが多い。

君のお気に入りである大友ソウジュウロウモトチカは

特に衝突直後で大きな変化に見舞われているわけではない。

共鳴者とは言えないだろうな。

 

「・・・・・・その共鳴者に、心当たりがある。」

 

「・・・・・・誰かね?」

 

「前田ケイガだ。大友の友人の1人。

ただのファイターかと思ったが・・・・・・ディフライドしてやがった。」

 

「ディフライド・・・・・・正式名称は

『ディファレントワールドライド』だったか。

惑星クレイの住人が地球人に憑依する現象。

・・・・・・前例である事件は既に私も知っている。

確かシラヌイというユニットが起こした動乱だったか。

そのケイガという少年に憑依しているのは何者なのかね?」

 

「威圧怪人 ダークフェイス。

ケイガにも、ダークフェイスにも確認取ったから間違いない。

まぁ、シラヌイの一件と違ってダークフェイスに

地球やヴァンガードをどうこうしようって思想はない。

・・・・・・ってか、気がかりなことを言ってたんだ。」

 

「気がかりなこと?」

 

「なぜここにいるか聞いたらこう返ってきた。

『それは私自身が知りたい』ってな。

どうやらダークフェイスは自分の意志で来たわけじゃない。

クレイへの戻り方も分からないらしい。

気づいたら前田ケイガの中にいた、と。」

 

「・・・・・・それは、いつの話かね?」

 

「2015年12月末ごろ。

世界の衝突があった時期と見事にマッチしてる。」

 

「成程・・・・・・確定ではないが、

十中八九その少年が衝突の共鳴者だろう。」

 

「・・・・・・それから、影響を受けたもう1人。

この世界の歪みとなった人間も検討がついてる。」

 

「・・・・・・本当かね?」

 

「こっちは確証はねえが・・・・・・おそらく。

その人物が歪みとなっていた場合、

今大内少年たちに起きてるユニット化にも筋が通る。

歪みとなった人間は力を得て

己の内に潜む野望を果たさんとするわけだからな。

そいつの野望と人間のユニット化は合致する。」

 

「その人物は・・・・・・一体誰かね?」

 

「そいつの名は・・・・・・」

 

ガチャっ

 

「失礼します。」

 

「来たか、マナ。それでロードからの連絡は?」

 

「・・・・・・お借りした生命エネルギーの探査機で

明星・宵闇の両国周辺を調査したところ、反応がありました。

宵闇の牢に投獄されていたレイヴンの生体反応、

そして・・・・・・消滅したはずのニコライの生体反応が・・・・・・」

 

「・・・・・・どうやら、あのペテン師の生命力は

ゴキブリ以上らしい。根絶者の闇にのまれてなお生きるか。」

 

「あちらの世界は大丈夫なのかね?」

 

「そこは心配ねえよ。俺がしゃしゃり出なくても、

俺の愛弟子がしっかりと対処してくれるさ。

だが・・・・・・投獄されていただけのレイヴンはまだしも

ニコライはどうやって蘇ったてんだ?

エルザール、世界の衝突の資料をもう一度見せてくれ。」

 

「構わないが、何を調べるのかね?」

 

「衝突した世界の人物間で影響があるか否か。

・・・・・・これをはっきりさせておかないと、

エンドレスにゴキブリ退治を強いられることになりそうなんでな。」

 

「すぐに用意しよう。待っていたまえ。」

 

「・・・・・・鎖龍さん、私はどうすれば?」

 

「マナ・・・・・・ここから先はお前次第だ。

お前がこちらの世界に来る時にも言ったことだが

関わればこの事案は闇が深い。抜けられなくなるぞ?

・・・・・・それでも俺達とこの一件を解決したいか?」

 

「・・・・・・言うまでもありません。

私は鎖龍さんに世界を救われ、色々なことを教えてもらいました。

そんな大恩あるあなたの苦労を見過ごすつもりはありませんよ。」

 

「・・・・・・言ってくれるね。ロードもそうだが

弟子の成長ってのはこうも心ふるえるもんだとは。

マナ、お前はこの事件解決に向けた最前線

『VF甲子園に向けて戦える高校生』だ。

お前の存在は俺にとって大きい。協力してくれ、マナ。

この事件の解決にはお前も大事なカギとなる。」

 

「はい・・・・・・お任せください、鎖龍さん。」

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

鎖龍リングィーネさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。