20時42分頃に発生した推定M5.8

阿蘇地方 N33.0°、E131.2° 震源深約10km

 

この地震発生後より、再び地震活動が活発化し有感地震も増加傾向となっています。

一部の見解では、徐々に地震は収束方向に向かっているという意見もあります。

しかし私は、まだまだ一連の地震活動が収束に向かっているとは到底思えません。

 

今回の熊本、大分での地震活動、、2011年の太平洋沖地震観測史上で前例のないケースなのは周知の通りです。

ですので、過去の楽観的データのごく一部を当てはめ希望的憶測を絶対にしてはなりません。

 

そして、被災地の皆様、大変な思いをされているところですが、どうか身の安全を図るべく、決して正常バイアスに陥ることなく積極的悲観の念を持って最大限の警戒をして下さい。

地震の揺れ方、地震の頻度、身を寄せている環境等、身の危険や恐怖を感じた場合は最低限の安全を確保出来るなら躊躇なく、その場を退避して下さい。

 

この一連の地震活動は、仮にM7~8台の大地震を再び発生させないとしても、暫く一定期間、断続的に強弱を繰り返しM5後半~M6台の地震は少なくとも数回は発生するであろう状況です。

 

今後の地震活動に対し、どんなケースが再度、大地震が起きる最も危険なパターンなのかは、本日のブログで記していますので留意して頂けたら幸いです。

 

これ以上、人的被害のないことを祈ってやみません。

どうか、ご無事でいて下さい。