バーレスク | 人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

ネットの海を漂う吟遊詩人になって
見知らぬあなたに愛を吟じよう



人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

監督・脚本 スティーブ・アンティン
音楽 クリストフ・ベック
撮影 ボジャン・バゼリ
編集 ヴァージニア・カッツ
主演 クリスティーナ・アギレラ、シェール、クリステン・ベル
2010年 アメリカ

歌とダンスに非凡な才能を持ちながら、アイオワの田舎町で燻っていた少女が、
単身ロサンゼルスに乗り込んで、ショークラブ“バーレスク”のスターに上り詰めていく
サクセス・ストーリー。

人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら

『ムーラン・ルージュ』『マンマ・ミーア』『NINE』』等歌唱力より演技力を重視した

ミュージカルもどきの映画が最近続いていましたが、クリスティーナ・ アギレラと

シェールの新旧二人の本物のミューズを迎えて、久しぶりに本来の音楽を聴く楽しさを

思い出させてくれた作品です。


人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら


人力飛行少年の肉体を脱ぎ捨てたなら


ストーリー自体は他愛無い物で、『真夜中のカーボーイ』を真似たファーストシーンには

ずっこけてしまいましたが、マーティン・スコセッシが作ったローリング・ストーンズの

ライブドキュメンタリー映画で、その存在感を遺憾なく見せ付けたクリスティーナ・ アギレラの

パフォーマンスが本作でも最大限に生かされて、ライブを観ているような

ステージシーンの臨場感に触れるだけでも、観る価値のある映画だと思います。


本作での、もうひとつの驚きは、今年65歳になるシェールの若々しさ。

この人は、やはり『イーストウィックの魔女』でした。


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