12日に代官山へ行きました。

ポシェットのお渡し業務もありながら
ご一緒にお洒落な街でランチを。
「一芯」というお店。
だし巻き玉子定食!魅力的な響き。

そして
旧朝倉家住宅見学。

大正時代の建物は今はない実家にどこか似ていて
その廊下の先には
幼い日の自分の足先が
見え隠れしているような気がしたりして



巻き戻る時間にこころが動くのでした。

その家はあたしの生まれた家でした。
灯篭や飛び石を松や苔を見ているうちに
庭造りが趣味だったじいさんの自慢話が甦りました。

そしてその日は
早くに亡くなった実父の誕生日なのでした。

そのお通夜の日
庭の大きな楓の木に
おおきなひかるものがぶら下がっていた
と祖母に聞きました。

「残していくあんたらが気がかりやったんや」
そんな声も甦りました。





時は移り、自分も変わり
ものごとは変わっていきます。
自分のいたらなさを痛感しつつも
こうとしか生きられんのだな、と思ったり。