不動産物件の魅力を引き出す写真撮影!プロが教えるノウハウ&テクニック

不動産の写真の撮影ノウハウや、集客に繋がる活用法を教えます。もちろん撮影代行もしています。マンション、アパート一戸建てを問わず、撮影の基本は共通です。アメブロには不動産業者の方のブログも多いので、読者登録歓迎です。


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写真をブレ・ボケなく撮るには?シリーズPart-2 

 

今回は「連写機能を使う方法」を紹介します。

 

前回はコチラ

写真をブレ・ボケなく撮るには?「短いセルフタイマーを使う編」

 

④ 高速連写機能を使う

 

ここまで「1枚の写真に成功を賭ける」ために、

いくつもの手法を公開してきましたが、

最後に紹介するのは「連写」です。

 

 

ただし、これは決して「下手な鉄砲数撃ちゃ当たる」

という、確率論の話ではありません。

 

 

現実的に「1枚目より2枚目以降の方が上手く撮れる」

可能性があるからです。

 

 

なぜ、止まっている被写体に連写?

 

過去の記事で何度も解説していますが、

手ブレの原因になる大きな要素は、

シャッターを押す際に「急に力が入ること」です。

 

 

「連写」を使う時は、最初の1枚こそ、

シャッターを押し込む力が入りますが、

 

2枚目以降はそのままの状態です。

 

 

結果、比較すると1枚目よりも2枚目以降の方が、

 

ブレの少ない写真になる可能性が高いのです。

 

 

連写のデメリット

 

ただ、連写方式にもデメリットはあります。

 

それは同じ構図で何枚も写真が撮れてしまうことです。

(連写ですから当たり前です)

 

 

それによる弊害を3つほど取り上げます。

 

 

・写真を選ぶのが手間

 

何枚も撮れた中から1枚を選ぶ必要があるので、

それが少し手間になります。

 

 

これについては、例えば毎回3枚撮るようにして、

実際に使うのは2枚目と決めてしまい、

2枚目が思わしくない場合に3枚目を確認する、

とする手はあります。

 

 

・メモリ容量を食う

 

とくにメモリカードに残量が少ない場合、

連写をすると通常よりも早いペースで

記憶容量を食ってしまうのはデメリットです。

 

 

ただ最近は容量の大きなカードも安価なので、

そうしたカードを使うことで解決できるでしょう。

 

 

・安心して逆にブレてしまう

 

何枚も撮るから、どれか当たるだろう、

 

と気を抜いて適当に撮っていると、

逆に全滅してしまうというケースです。

 

 

1枚だけ撮る時と同じ気持ち、体勢で、

 

連写も行うようにして下さい。

 

 

高速連写機能を使う時のポイント

 

前回の「短いセルフタイマー」と、今回の連写と、

 

どちらがいいかですか?という質問があります。

 

 

そもそも、カメラに付いている機能が

どちらかにもよりますが、両方付いているとき、

私の場合は下記のように使い分けています。


広角で広い範囲を撮る場合は、セルフタイマー。

望遠で一部を切り取る場合は、数枚連写。

 

 

広角の場合、構図がズレにくく、

ピントも広い範囲で合っている状態が基本です。
 

ですから、シャッターを押してから時間差があっても、

影響は殆どありません。

 

 

それに対して望遠はピントの合う範囲がワンポイントで、

構図も厳密なことが多く、シャターを切っている最中も、

それらが乱れないように注意を払います。

 

 

そうなると、1枚ずつ操作をするタイマー式より、

まとめて一気に撮影できる連写式の方が楽なのです。


 

以上、

写真をブレ・ボケなく撮るには?シリーズPart-2 

として、カメラの機能を使う編をシリーズでお届けしました。


バックナンバー
その①手ぶれ補正機能を使う

その②ISOの感度を上げる方法

その③セルフタイマーを使う
 

写真をブレ・ボケなく撮るには?シリーズPart-1

初めに 撮影で大事な4つ目のポイント
その①体を固定しよう
その②カメラを両手で保持しよう
その③脇を締めて構えよう
その④二段押し&息のコントロール


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写真をブレ・ボケなく撮るには?シリーズPart-2 

 

今回は「短いセルフタイマーを使う方法」を紹介します。

 

前回はコチラ

写真をブレ・ボケなく撮るには?「ISO機能編」

 

③ 短いセルフタイマーを使う

 

カメラによっては、短いセルフタイマーが使えます。

通常、セルフタイマーというと10秒などが多いですが、

それ以外に2秒などの、短い設定がある場合です。

 

 

これが手ブレ防止に使えます。

 

 

シャッターボタンを押す時は、瞬間的に強い力がかかるので、

手ブレをする可能性が高まります。

「ゆっくり押す」の記事を参照して下さい。

http://ameblo.jp/bukken-satsuei/entry-12194985292.html

 

 

逆に言うと、強い力がかからなければ、

手ブレをするリスクを減らせるということです。

 

 

セルフタイマー機能を使えば、

押した瞬間とシャッターが切れる瞬間が違いますから、

振動を最小限に押さえることが出来ます。

 

 

かと言って、10秒タイマーでは、

シャッターが切れるまでが長すぎて、

腕も疲れるし、待っててイライラしますよね。

 

 

2秒程度のタイマー機能ならば、

そうした心配のないのがメリットです。

 

 

とくに固定しにくい場合はお勧め

 

この手法は、もともと三脚を使った撮影で使用しており、

特に動きのない被写体を望遠で狙ったときに有効でした。

 

 

手持ちでは、動きのあるものを撮影することが多いので、

タイマーを使うことはありません。
 


しかし不動産では動きのないものを三脚無しで撮影します。
 

それである時、有効なんじゃないかと思い立ったのです。

 

 

特にハイアングルやローアングルなどで、

ノーファインダー撮影する場合、

シャッターを押す瞬間に、体や顔を使った固定ができないので、

このタイマー撮影をよく行います。

 

 

また掲示物や看板やスイッチ類など、

字の多い被写体は、字が読めるか読めないかで、

ブレが顕著に分かります。

 

 

そんなとき、

このタイマーを使った固定撮影はお勧めです。

 


念のための注意書き

 

タイマーではシャッターを押した後に、

時間差を置いてシャッターが降りるので、

念のため下記には注意して下さい。

 

・固定が甘くなる

シャッターボタンを押した時点で緊張が切れてしまい、

実際にシャッターが切れた時のカメラの固定が

甘くなってしまわないようにしましょう。

 

 

2秒タイマーであれば、心の中で「1,2」と唱えて、

撮影のタイミングを図るといいでしょう。

 

 

・水平や向きが甘くなる。
 

シャッターを押した後にカメラが微妙に動いて、

押した時点ではシッカリできていた水平や向き、構図が

ズレてしまわないようにしましょう。

 

 

ここはボタンを押したままの状態でカメラを固定し、

シャッターが切れるまで我慢です。

 

 

いずれも、それほど発生するとは思いませんが、

念のため記載させて頂きました。

 

 

次回は、連写機能を使う方法を紹介します。

 

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今回は「ISOの感度を上げる方法」を紹介します。

 

前回はコチラ

写真をブレ・ボケなく撮るには?「手ぶれ補正機能編」

 

 

② ISOの感度を上げる

 

ISO感度とは、どの程度敏感に光を感じるかの設定です。

感度を上げると、シャッター速度は上がりますので、

手ブレの防止に役立つというわけです。

 


ただし、入ってくる光の量は減りますので、

代わりに画質が荒れて行きます。

 


逆に、感度を下げるとシャッター速度は下がりますので、

入ってくる光の量が増えてデータを正確に記録でき、

画質は向上して行きます。

 

 

ISO感度とは?

 

ISO感度もシャッター速度と同様、

100,200,400,1600のように、

100を標準として、倍々式に数字が増えていきます。

 

 

ISO感度の数字が大きいほど高感度となり、

シャッター速度は上がるので、

手ブレがしにくくなります。

 

 

感度をあげた場合の荒れ具合は、

カメラの性能によって異なりますが、

400程度であれば、一般に問題ないと思われます。

 

 

800や1600になると、機種によっては、

荒れが目立つようになってきます。

 

 

※性能のいい一眼レフでは、

 感度を1600や3200に上げても、

 荒れが目立たないこともあります。

 どこまで実用的に扱えるかは実際に試してみて下さい。

 

 

実際にどのように使ったらいい?

 

まず、ISOは100で設定しておきます。

そして手ブレ補正機能があるならONにしておきます。

詳細は前回の記事を参照ください。

写真をブレ・ボケなく撮るには?Part-2 カメラの機能編 その②手ぶれ補正機能を使う

 

 

1/30秒程度までは、この機能で対応します。

 

 

そしてシャッター速度が1/30よりも遅くなった場合、

ISOを200〜400程度(1〜2段階)上げてみます。

 

 

これにより、概ね5段階程度の改善効果が出ます。

 

 

つまり、元々のシャッター速度が1秒でも、

1/30秒まで早めることが出来るということです。

殆どの現場ではこの範囲で対応できます。

 

 

手ブレ機能がない場合はISOで対処

手ブレ防止機能は一部のカメラにしか付いていませんが、

ISOの調整機能は、多くのコンパクトカメラに付いています。

 

 

手ブレ防止機能がなくて、部屋が暗い場合、

ISOを800、1600、3200と上げて行きます。

 

 

画像は荒れる可能性がありますが、

ブレてしまうよりは良いと判断します。

 

 

それでも最大で、3200程度が目安です。

 

 

と言うのは、

シャッター速度がISOが100(標準)で1秒の場合、

3200に上げると、1/30秒まで早くなります。

 

 

それより暗い場合=通常で1秒以上かかる場合ですと、

あまりに光がなさ過ぎて、いくら感度を上げても、

くっきりとした写真を撮ることが難しくなります。

 

 

そうした現場環境では、感度や手ブレ防止ではなく、

晴れた日に撮る、照明を取り付ける、スロトボを焚くなど、

撮影条件の方を変えた方がより良い結果となります。

 

 

※但しストロボについては、極力しないことをお勧めします。

 手ブレ防止やISO感度アップを先に試して、

 それでもダメな場合、ストロボを検討して下さい。

 ストロボを避けた方がいい理由は別記事で解説しますね。

 

 

次回は、 短いセルフタイマーを使う方法を紹介します。

 

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