【ソーイングレシピ】まっすぐ縫うだけの簡単ワンピース1の作り方(サイズ90~95) | こいとの Handmade Life

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アイディアが形になる瞬間が大好きです。ハンドメイドブロガー・こいとの製作日記。好きなこと、材料、作るためのポイント、ハンドメイドマーケットの気になる話題などなど、皆さんのハンドメイドライフに役立つ情報もアップしていきます♪


前回アップした”まっすぐ縫うだけの簡単ワンピース”の作り方です。サイズ的には90~95cmですので、2~3歳のお子さんが着れる大きさでしょうか。よかったら作ってみてくださいね*^^*。

(*80~120センチくらいまでのサイズ調整の仕方も下に追記しました。*胸が大きくなってくる年齢になると、ゴムの寸法調整が必要になってくるケースがあるかと思いますので身長120㎝位まで、としています。)

(2012年秋にアップしたまっすぐ縫うだけの簡単ワンピース2とは別バージョンです。ご注意ください)。



★まっすぐ縫うだけの簡単ワンピース(サイズ90~95) 
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【ポイント】

●型紙も縫製もまっすぐのみ

●ギャザー部分は初めての方でも作りやすいようにゴムを通す仕様

●このロング丈ワンピ(51cm仕上げ)を基に、ひざ上丈ワンピ、チュニックへの変更も丈の調節だけで簡単


【材料】

●綿ローンなどお好みの布・・・110cm幅 80cm

(フレアーの出やすい柔らかい布が適しています)

●ゴムテープ・・・3mm幅 46cm 5本

           1cm幅  46cm 1本



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*身頃布を裁断した後、肩ひも部分は真ん中でわにして裁断




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ピンクの部分がワンピースの表に見える部分となります。これで、出来上がりがイメージできてきました♪あとは実際にまっすぐ、まっすぐ縫うだけです!



【下準備】

身頃布の両端にロックミシンまたはジグザグミシンをかけておく。



【作り方】

①肩ひもを作る

②身頃布の脇線を縫う

③脇の縫い代を割り、ゴム通し口の周りにステッチをする

④身頃布の形を作る

⑤ゴムテープを通す部分を作る

⑥裾線を縫う

⑦ゴムを通して縫い合わせる。



今回私の使った生地は少し張りがありフレアーが綺麗に出にくかったので2つ折を選択。やわらかい布の場合は3つ折で大丈夫です。その場合は縫い代をプラス1して作って下さいね。




①肩ひもをつくる

1)上下の端からそれぞれ1cmを内側に折り、アイロンをかける。

2)図のように1cm幅のひもを作りアイロンをかける。

3)端にステッチをする。これを4本作成する。
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②身頃布の脇線を縫う。

前後の身頃布を中表にしてあわせ、脇線を縫う。左側だけゴム通し口を9cmあけておく。こいとの Sewing Life

③脇の縫い代を割り、ゴム通し口の周りにステッチをする。

1)アイロンで脇の縫い代を割る

この時に、次の④”身頃布の形を作る”と⑥の”裾線を縫う”ためのアイロンがけを一緒にやっておくと後の手間が省けます。

2)ゴム通し口の周りにステッチを入れる


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④身頃布の形を作る

1)上端から0.8cmのところを折りアイロンをかける。(上端から1cmのところを目安に気持ち少し上で折れば大丈夫です)

2)上端から11cmのところを折りアイロンをかける。

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⑤ゴムテープを通す部分を縫う。

1)まち針で肩ひもを身頃布に止めておく。

2)一番上の赤線のところ(最初だけ1センチ幅)のところをぐるっと1周縫う。

 *肩ひもを縫うときだけ返し縫をして一緒に縫ってください。

3)その下は1.5cm間隔で6本ぐるっと1周縫う。 

 
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⑥裾線を縫う

裾にジグザグまたはロックミシンをかける。アイロンを使いながら2つ折して直線ミシンでステッチ。

*今回はコットンスケアーでやや硬めだったため、2つ折を選択。薄手の柔らかい生地の場合は縫い代を1cmプラスして3つ折→直線ミシンで大丈夫です。



⑦ゴムを通して端を縫いとめる。

最上段のゴムのみ1cm幅、そのほかは3mm幅のソフトゴムを46cm通してそれぞれ縫いとめる。


最上段のみ1cm幅のソフトゴムを使うのは、布あまりを防ぐためと浮きがちな上段ゴムのフィット性アップ、継続着用後の伸び等を考慮しています。

ゴムは長さにカットしてから通すよりも通し終えてゴムを縫い合わせてからカットしたほうが縫いやすいです。

ゴムを通しているとき、最初の1,2本はゆるすぎるように感じますが、3本目を通すあたりからぐっとゴムの強度が高まります。

小さなお子さんはゴムがきつくてもなかなか言えなかったりするかと思います1ので必ず細いソフトゴムを使い、またゴム通しの段数を少な目(2~3段)にするなどして完成後は、必ずきつすぎないかの確認をお願いいたします!



☆完成です音譜


今回はロング丈のワンピース(51cm仕上げ)ですが、ひざ上丈のワンピース、チュニックも丈のアレンジで可能です。


作りたいアイテムや好みによって身頃丈の長さ、ゴム通し部分の段数を調節してくださいね音譜



【仕上げ寸法の目安】

ロング丈のワンピース  51cm仕上げ

ひざ上丈のワンピース 42cm仕上げ

チュニック         33~34cm仕上げ 




【参考写真】 

ハイジの身長 94センチ

写真左:ロング丈(51cm仕上げ)     写真右:ひざ上丈(42cm仕上げ)
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*2013年6月追記 チュニックも作りました♪ (身長100㎝。34㎝仕上げ。ゴム通し部分を4段に変更)
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もし、これを参考に作ってくださった方がいらしたら、コメント欄でぜひぜひ教えてくださいラブラブ。出来上がったお洋服を見せていただけたらとっても嬉しいです音譜



☆☆☆8月5日追記☆☆☆

(サイズ80位~120㎝くらいまでの方対象)

 *胸が大きくなってくる年齢になると、この作り方だとゴムの寸法調整が必要になってくるケースがあるかと思いますのであくまで目安として身長120㎝位まで、としています

サイズが違うけれどこのワンピースを作ってみたい・・・と興味を持って下さった方へ。



もしお子さんのサイズが80cmや110cmくらいだったら私がアップしたレシピではサイズが合わずにそのままは使えないですよね。


その場合は、ざっくりですが、次のように”比”を参考に、必要な布幅を計算していただくと同じようなシルエットで作成できると思います。



ハイジの胸周り(脇下胸囲)・・・50cm


今回の布は縫い代を含めずに考えると52×2=104cm。つまり横幅としては胸囲に対して2.08倍(下の計算式では簡略化のため2、1倍にします)の布地を使っています。ゴムも、50cmの胸囲に対して細ゴム3mmを46cm使用。0.92倍のゴムの長さをとっていることになります。



【まっすぐぬうだけの簡単ワンピースのサイズ調整の仕方】 (サイズ80~120位まで)

(ステップ①) お子さんの胸幅(バスト)を図る

(ステップ②) 下記の計算式で布とゴムの必要寸法を出す。

 ・前後身頃布(1枚分)の横幅 = バスト×2.1 ÷ 2 +2(縫い代)  

 ・必要なゴムの長さ =  バスト×0.92 


端数は四捨五入でOKです。身頃布は計算式で出したものは1枚分の幅ですので丈を決めて同寸のものを2枚用意してください。


胸のギャザー部分のゴム通しの段数や総丈は、お子さんの身長&体型を見ながら、お好みでを調節して下さいね。

ソーイング自体が初めて!という方は肩紐は太目(1センチ幅仕上げよりも2センチ幅仕上げ)のほうが作りやすいと思います*^^*。


最後に、肩紐ですが私はつける位置がわかっていたので最初に一緒に縫い付けました。でもサイズ調整して作る場合は、これも同様に作成する横幅に対しての比で計算して最初に縫い付けてしまってもいいですし(身頃布の横幅×0.27=脇線から肩ひも付け位置までの長さ)、ゴムを通してから試着後に場所を決めて縫ってもいいと思います。(肩紐そのものもサイズが100より大きめの方は少し長めにプラスすることをお忘れなく!)

*こちらのサイズ調整の仕方は今回のデザインに限って、になります。また、バストのふくらみ等を考慮しなくていいサイズ80~120位までのお子さんを想定しております。




*************

昨日から、楽天ショップのPomulさんでサンプル画像としてニットレースワンピの写真が使われています。

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よかったら見てみてくださいね*^^*。


↓Pomulさんのレースシャーリングニットのページ


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