fbよりシェア「道」(心風館館長が学んだ精神) | 夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

夢・希望・愛 心豊かなれば技冴える  武道に感謝 心風館 館長 山村幸太朗

人にはもともと自然からいただいた素晴らし能力が潜在しています。それは、すでに日常の生活に根付いている生活レベルの文化の中にあるのです。武道文化を活かし、さらなる可能性を・・眠っている潜在能力を開発する。「気」という世界観は、武道文化の中に眠っています。

真剣に・・学び・・真剣に教える。
それが、この国の将来の「道」を造っていくのだと思います。
それは、宇城イズムとして・・私だけではなく・・多くの方々が学び・・伝えていくのです。
私は、小さな点にすぎませんが・・・それでも、自ら稽古を継続することで・・その心を実践していきたいと思っています。

刀禅を通し・・空手・剣術・・・・と、その心を示す・・。
それが、心風館の目指す、武道だと・・・心しておりますm(__)m
どう出版さんの写真

― 宇城憲治著『気の開発メソッド 中級編』より〈シェア自由〉 ―

身体にスイッチを入れる

海外にはキリスト教、ユダヤ教、イスラム教などと一神教があり、人智を超えたところの畏敬の念をもっています。

...

今の日本はそのような宗教観もなく、とくにそうした目に見えないものに対する感度が非常に鈍くなり、
結果、畏敬の念がなくなっています。

しかし、日本は本来「気の国」として
「目に見えないもの」に対する感謝の心、
畏敬の念をどの国よりももち得た国でした。

とくに四季に恵まれた日本人は、自然に対する感謝と畏敬の念をもっていました。
そして一人ひとりがたいへん強かった。

海外の宗教のような他力本願ではなく、自力本願として強かったのです。
その上で日本人は他力というマクロ的な境地にも至っています。

江戸時代にペリーがきた時、
日本の侍が只者ではないということをアメリカは知っていました。

一人ひとりが強すぎる、そう思ったのです。
当時の日本人には、そう思わせる「目に見えない力」があったのです。

現在の私たちの60兆個の細胞にあるDNAにはそういう歴史が
受け継がれているわけで、まさにそのDNAを目覚めさせ、

遺伝子にスイッチを入れることです。

そのもっとも有効な方法として「気」はあると考えられます。
一度遺伝子にスイッチが入れば、それは一生抜けることはありません。

ですからできないことを嘆くのではなく、
そこに向かっていく努力、気迫が大事です。

そうやって身体にスイッチが入るように努力を続けるのです。

それには、真面目なだけでは不足です。
真剣でなければなりません。

さらにそれが日常の生き様と直結したものでなければならないということです。
非日常ではあっては駄目だということです。

そしてそれは、自分自身がそのことを実践するしかないという身体の世界なのです。