こだわるようだが、ルイ16世一家が最後の時間を過ごしたタンプル塔の周辺について。

このタンプル塔の属する建物群のなかの円形の建物、「ロトンド」を現存する「ヴィレットのロトンド」同様ルドゥーの作かと思ったがちがったようだ。


検索の結果わかったこと。タンプル区画内の「ロトンド」は商業施設というか市場の建物として、1788年(革命の前年)ド・モントルイユ(?)の設計で建築された。

1809年には手狭ということで隣接して木造の施設四棟を増設、それぞれ古着、リネン類、皮革製品、金属等の市の会場として使用されたが、1863年、あのオースマン男爵の都市計画で取り壊され、跡地に鉄骨製の建物4棟が改めて建てられた。これは20世紀になって初のパリ見本市の会場ともなり、一棟は歴史的建築として現存しているという。


王家の悲劇なんぞ現地にはカケラも残っていないのだ、きっと。そんなものだろうな。歴史なんて。


↓19世紀の「ロトンド」の風景。たしかに古着の市場のような。

ロトンド

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