再審無罪となった足利事件の主任弁護士を務めた佐藤博史弁護士が14日、警察庁で講演し、捜査の検証結果をまとめた同庁の報告書の問題点を指摘し、取り調べの高度化などを訴えた。
 佐藤弁護士は、心理学を応用した英国の取り調べ手法などを紹介するとともに、DNA型鑑定など科学捜査のあり方について改善を求めた。講演は約1時間40分にわたり、同庁刑事局の幹部ら約40人が聴講したという。
 同弁護士は講演後、記者会見し「警察庁は第一線の捜査員の監督的な立場にある。悲劇を繰り返さないための捜査についてきちんと考えてほしい」と話した。 

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