Bromptonで秘湯へ行こうシリーズ。まだまだ続きます。

 

信州松本・浅間温泉の仙気の湯へ行ってきた。

 

[走行データ]

距離 11.6km(松本駅から往復)

平均斜度 上り:1.9% 下り:1.9%
獲得標高 上り:68m 下り:64m


信州松本の奥座敷、浅間温泉は古くからの温泉地だ。平安時代の939年に豪族の犬飼氏によって開湯されたと伝えられている。江戸時代には歴代松本藩主の御殿湯(浅間御殿)が置かれ、湯守によって厳重に管理されていたそうだ。

 

午後6時前。夜明け前だが既に入る気満々の近所の老若男女が集まってきている。超人気の湯だ。

 

「こら、そんなところに自転車を置くんじゃない」と地元の顔役っぽい爺さんに怒られてしまった。

 

 

午前6時過ぎに番台のおばさんが鍵をあけてくれると同時に、大勢がなだれ込む。男湯は7人入り、満員大盛況である。私を除いて全員地元で顔なじみのメンバーのようだ。中年のオジサンがさっきの爺さんの次に偉いと見られるおじいさんに聞く。「○○さん、今日の湯はどうですか、上の中くらいですか」「いやあ、今日のは上の下だな。昨日よりはいいけどな」 みなさん、毎日来ている常連さんのようだ。

 

小一時間、湯を楽しんだ。温泉は湯船が源泉かけ流しだけでなく、シャワーもカランも源泉である。注意書きの張り紙の最後に『ホンモノ温泉を楽しんでください』とあった。そう、ホンモノ温泉なのだ。

 

外へ出ると漸く夜が明けていた。



 

関連記事:

≪長野≫とっておき温泉セレクション

ブロンプトンで行く秘湯共同湯ベスト10 ≪とっておき温泉セレクション≫