皆さま、こにちは。
牧歌ブリ吉です。
今回、3週間ほど6月の英国に里帰りしたので、当記事のネタも画像も満載なので、皆さまにどんどん放出(ハナテンと読んだアナタは関西人)サービス差し上げたいところですが、例の件でちょいと立て込んでおりまして、本職のひとつが相当忙しい状況であります。前回記事からちょいと時間が空いてしまいましたが、今後もブリ吉の視点から英国の魅力を語らせて頂きませう。
好天の日々を期待した6月の英国でしたが、太陽が出たのは3週間の中でも5日間ほど。おまけに寒~いいい日々でした。振り返れば、一度も腕を通さなかった半袖を再びスーツケースに仕舞い込んでいましたな。
旅はいつものとおり、空から始まります。
英国の空の特徴は雲の低さです。
北緯51度という高緯度ですから、上空の気温も低く、雲の出来る高さも低くなります。
気温の低さゆえ、コントレイル(飛行機雲)も大量に発生します。
科学少年だった頃、「飛行機雲は何故ずっと続かないで、切れ目があるのだろう」と考えたことがあります。気流の分かれ目で一旦切れるのだろうという仮説を立てたまま、かなり長い間忘れていました。気流の生じている部分では飛行機雲は出来ませんし、気流は一定していませんから、飛行機雲はどんどん形を変えて、 ↑ の画像のように湾曲していくのですね。因みにこの画像はブライトンです。
1866年、日本がまだ江戸時代だった頃にオープンし、観光地のランドマークとして隆盛を極めたウェスト・ピアの現在の姿。美しい空とは対照的に、空しく、もの悲しい景色のひとつになってしまいました。
因みに、ロンドンから列車でブライトンに行くには、別ラインでHove駅に行った方が、混雑を避けられて快適です。週末のブライトンはイベントが多いだけでなく、トレイン・キャンセルも多いので、日本の満員電車のような混み具合になることがあります。
出発する前に、Transport for Londonのウェブで、Brighton行きとHove行きとルートを比較してみて下さい。ロンドンの駅はLondon Victoria駅発です。
Hoveからブライトンまでは徒歩でも30分くらいの距離です。海岸沿いを歩くと、2つの街の違いが判ります。ブライトンは観光地化されていますが、Hoveは昔のままの住宅街です。でも、海岸の風情を楽しむのはHove の方がより落ち着いています。
Hove駅から南に行くと この ↑ 空を眺めながら海岸に辿りつきます。
ブリ吉の個人的な興味はインフラを眺めて、過去を知り歴史を辿ることです。このHoveの家なみもヴィクトリア時代に造られたことが、玄関脇にある4つの小さなマンホールと地下造りから判ります。マンホールには当時の石炭会社の名前が刻印されています。
空の話の締めくくりはロンドンから。ザ・シャードは天にも届きそうです。
登りたい方は、以下のVisit Britainのサイトからお申込み下さい。
https://www.visitbritainshop.com/japan/the-view-from-the-shard/
コントレイルを掴みにThe Shardeへ。…無理か。笑!
以上、ブリ吉でした。