Wed, November 03, 2010 22:29:34

オトコの隠れ家

テーマ:NIGHT LIFE

SEVEN SEA'S HEAVEN
薄暗いカウンターでいっちょまえにくつろぐおれが写ってる(左から3番目)。誰にでも行きつけのお店が一つか二つはあるやろうけど、そんな店がおれにも一個増えた。


何かにくたびれて疲れ果てた時、人は居心地のいい場所を求めるもんなんやろうか。それが女だか酒だかは人それぞれやろうけど、それが何やろうと、そこにある「空気感」に、座りの良さを感じる。


このお店はおれみたいな若造にはまだ敷居が高いような気もするんやけど、それでも20歳も上のマスターが温かく迎えてくれ、そして何気なくおれを新しい世界観に導いてくれた。おれの隣に座った初対面のお客はどーしようもない酔っ払いやったが、迷えるおれに悟りを開いてくれた。とびっきりの笑顔つきで。BGMは南正人。マスターのお気に入りだって。


そうね、誰もが同じ価値観を持っているわけじゃない。時には大勢の掲げる「常識」とやらに真っ向から対立する事もある。対立し続け、非難され、そして疲れて折れそうなこともしばしば。でも、その時に大事なものさえ見失わないなら、何も恐れる事もないんですよね。


洒落た音楽と絵画と気の合う連中。久しぶりに大きな財産を得たような気分になれて、最高な夜だった。途中、某他県の酔っ払い野郎から電話が入ったが、こいつらも日頃見えない何かと闘ってる。誰かのためでもあり、自分のためでもあり。闘って闘い抜き、その結果、今ああやって仲間たちと腹の底から笑っていられるんやろう。うん、おれはこれからもこのままで生きていく。このお店と電話の主と、ここに誘ってくれた奴がいるかぎり、おれはずっと大丈夫やろう。


このお店の名前と場所は絶対に教えない。だって秘密の隠れ家なんやもん。

Mon, October 25, 2010 21:01:50

巨大ヤドカリ飼育

テーマ:海水魚水槽NOW

RISE FROM THE RUBBLE
先日漁港で拾ったオニヤドカリ、いつまでも活き餌ボックスに幽閉しとくのは哀れなんで、30センチ水槽で養うことにした。GEXの、外掛けフィルターやらバクテリア添加剤やらがセットになった格安水槽。金魚の餌も付いていたが、これは金魚飼ってる知り合いにあげよう。ちなみに写真ではヒーターを入れているものの、電源は入れてない。水草写真のバックスクリーンも付属のやつです。これはさすがに似合わんね。


綺麗なサンゴヤドカリもいいけど、いつかはこの手のヤドカリを飼育してみたかったんよね。で、実際採集して持ち帰ってから、飼育方法をネットでくまなく探してみたけど、どうも情報が少ない。つうか、ほとんど皆無に等しい。そりゃあそうだ。こんなの飼いたいって思うやつなんか、そんなにおらん。


ただ断片的に「深場に生息しているため水温は低めに」「生体のサイズに見合った空き貝殻を用意する」「餌は雑食」などと情報は見つけた。あと、どうやら完全な夜行性であるため、ライトも禁物のようだ。


RISE FROM THE RUBBLE
底砂は今のところ敷いてない。でも近いうちに敷いてあげんといけんやろう。あれ敷くと掃除が手間かかったりして大変なんやけど。あと置いているオレンジ色の石は、以前スケキヨが寝床に使っていたのを流用。でもどうもしっくりと来ないんで、ライブロックいっちょ入れてみようかとも考えてる。


餌は雑食で、市販のザリガニ用人工フードはもちろん、エビでも魚肉でも海草でも何でもOKらしい。ただこいつの場合、まだうちに来て日が浅くて、しかも四方をガラスで囲まれた環境に慣れてないためか、アサリの剥き身や魚肉ソーセージにはほとんど手をつけてない。ただ昨日、駄目モトでクリルを串に刺してこいつのハサミのところへ沈めてやってみると、クリルを両方のハサミで取り、少しずつちぎって食っていた。


RISE FROM THE RUBBLE
付属していた外掛けフィルターでは濾過能力が足らんやろうから、何か追加でフィルターを設置せんといけんやろう。そして残った餌の早めの交換、さらに、水槽が小さいんで早めの海水交換など、こいつ1匹のために相当な手間がかかりそう。果たして無事に飼育できるかどうか、おれは不安いっぱいだ!

Wed, October 20, 2010 22:28:48

漁港採集にて雑感

テーマ:海ネタ

最近、釣りが趣味の知り合いにタモ網を譲ってもらったんで、ヒマさえあれば海へ通っている。磯だろうと漁港だろうと、道具さえ揃えれば、結構面白い生物が採れる。


RISE FROM THE RUBBLE
まずはこれ。フジツボがびっしり付着した巻き貝の貝殻に入っている巨大ヤドカリ。たぶん、磯釣りなどの餌として重宝されているオニヤドカリじゃないかなと思う。本来は水深あるところに生息しとるはずなんやけど、こいつは何故か水中ではなく、防波堤の上にいた。おそらく、網にかかっていたのを漁師さんがポイしたんやろう。


陽射しの強い昼間に陸の上にいたためか、発見当初はちょっと弱っていたが、海水に投入すると徐々に復活。現在アサリや魚の切り身などを与えて飼育中。ただしフグたちのいるメイン水槽に入れたらレイアウトを壊したり、最悪、飼っている魚たちとのトラブル発生の元にもなりかねんので、暫定的に、採集時に使っている活き餌ボックスに住まわせている。ちなみに、食うと意外と旨いらしいが・・・。


RISE FROM THE RUBBLE 水面で群れをなして泳いでいるソラスズメダイを一網打尽した。海で泳いでいる時はすごく綺麗なコバルトブルーなんやけど、飼育していると少し黒ずんだ体色になってしまうのが残念。しかも見た目と違って結構凶暴な性格らしく、飼育には向いてないかも。


南方系の魚っぽいけど、新潟以南の日本海でも通年見られるそうだ。飼育は至って簡単で、うちでは持ち帰ったその日のうちに、沈下性人工飼料のメガバイトレッドを与えてみたら爆食した。ただし大型の魚との混泳には注意が必要で、5匹中1匹がハリセンボンに食われてしまった。だから水槽内の隔離ボックスで数日管理したのち、採れた海に帰してあげた。


RISE FROM THE RUBBLE 若干大きめのタイドプールで、他の魚の群れに混じっていた縞模様の魚を発見し、少し手間取ったものの、何とか捕獲。最初はオヤビッチャかな?と思ったけど、どうもテンジクスズメダイのようだ。わずか3センチ弱の幼魚。現在は同じくらいのサイズのカワハギ幼魚1匹とともに隔離ボックスで飼育中。クリルを細かく砕いたものや人工粒餌など、徐々に食べ慣れてきた様子。


この種はたしか太平洋側のサンゴ礁周辺に分布しとるらしいんやけど、おれのフィールドは日本海。対馬暖流の影響は少しあるかもしれんけど、それにしてもこんなんが採れるとは。実は他にも、このポイントでは絶対に居るはずが無い「ある南方系の魚や無脊椎生物」も何匹か見た(今後採れれば種名を報告する)。


市街地にクマやサルが現れたりなど、異常気象や温暖化などによる生態系の異変が問題視されて久しいけど、こうして実際に目の当たりにしてしまうと、複雑な気分になる。熱帯の魚たちが日本海で観察・採集出来るのは嬉しい反面、本来あるべき生態系の破壊の進行は、絶対に防がんといけん。

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