こんばんは!!
最近充実しておりまして、人生たのしいとむです。

さて、今日はビールに命を吹き込む酵母のお話をしたいと思います。
酵母は直径が7~9μmの球形もしくは卵形の微生物です。マイクロメートルってのは千分の一ミリメートルですな。
例えば缶ビール、350ccを作るときはだいたい200億個もの酵母が必要と言われています。

酵母が発酵に果たす役割を発見、解明したのはフランスの細菌学者ルイ・パスツールです。彼は細菌によるビールの変質を防ぐための低温殺菌法を提唱し、これによりヨーロッパのみならず、日本、アメリカなど海外でのビール普及に大きな影響を与えたとされています。

その後、デンマークのハンセンが酵母の純粋培養に成功しました。これにより、下面発酵、上面発酵などを選んですることが可能になりました。

魂ともいえる酵母はビールメーカーが大切に保管しています。新しい商品の開発の際はどの酵母が最も適しているかを必死に探して最高のビールを作り上げるのです。


まぁ昔から作ったビールのそこに沈殿したものを次のビール作りに使うと美味しいビールができると先人達は知っていたようです。それが酵母だと知らなかった時代からそうしていたのですから、やはり酵母はビールに魂を吹き込む元だったようですね。

酵母は現在では健康食品として売られるなどその栄養価も注目されています。
このように実際に飲む大手のビールは濾過されて酵母を取り除いてあります。
しかしベルギービールの多くや、クラフトビールなんかは無濾過のものもたくさんあります。
栄養価が高いなら濾過しなければ良いのでは?と疑問に思う方もいるでしょう。
そのことはまた今日の深夜にでも書きたいと思います。

書けるかな。睡魔に負けなければ書きます^_^;