光市母子殺害事件の差し戻し控訴審

「２審の無期懲役判決が軽い」として、最高裁が差し戻した光市の母子殺害事件。

この事件には、いくつか注目される点があります。

１つめは、遺族の方の会見がテレビで流れることも多く、事件の悲惨さに同情を集めていること。

２つめは、被告側の弁護士が死刑廃止論者ということで、その主張に基づいた弁護が行われていること。

３つめは、被告が事件当時未成年であったこと。

差し戻し審では、どうも弁護団は「殺人」ではなく、「傷害致死」である、という主張をしてくるようです。

「傷害致死」では「死刑判決」はなく、「３年以上の有期懲役」になるそうです。

今まで「殺人」という事実では争ってこなかった弁護団。
急に方針を転換するようです。

どうも、この弁護団はお騒がせのようで。
前にも裁判引き伸ばしとしか思えない行動をとったり。

すんなり「傷害致死」という主張が通るとは、とても思えませんが。
またも弁護団お得意の？裁判引き伸ばしのための主張転換？

判断そのものは、裁判所に任せるしかありません。

でも、考えてみると「死刑」と「無期懲役」との刑の重さの差が大きすぎるのかもしれません。

「無期」といいながらも、模範囚であれば、ある程度の年数で仮釈放されてしまう。

被害者の遺族の方にとっては、どうも心情的には理解できないことでしょう。

もしかしたら「仮釈放」という制度を考え直したほうがいいのかも？
「無期」ではなく「永久」にするとか？
何があっても「外」に出さない。

あとは、海外にあるように、複数の罪がある場合は、刑を加算するとか。
「懲役２００年」とかね。

被告には、反省の色は、まったく見られないとか？
遺族の気持ちを考えると、「死刑」も仕方ない気はしますけどね。

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