クラニオセイクラル・セラピーとは?

頭蓋仙骨療法について

脳脊髄液(のうせきずいえき)の流れを整えて、自然治癒力・生命力を高める

クラニオセイクラル・セラピーは、米国のオステオパシー医学から生まれました。オステオパシーは米国では西洋医学と同等の医師免許が与えられる医療体系ですが、日本ではまだあまり知られていません。

 

クラニオ(Cranio)は「頭蓋骨」、セイクラル(Sacral)は「仙骨」のことで、日本語では「頭蓋仙骨療法(とうがいせんこつりょうほう)」と訳されます。生命エネルギーを高め、自然治癒力を高める、アメリカのドクターが開発した療法です。

 

脳脊髄液(のうせきずいえき)とは?

私たちの脳は液体の中に浮かんでおり、その液体を「脳脊髄液(のうせきずいえき)」といいます。頭を少々ぶつけたりしても脳が無事でいられるのは、脳脊髄液のおかげなのですね。

 

ちょっと複雑ですが、頭蓋骨の中はこのようになっています。脳脊髄液は赤いところで生成され、ピンク色の部分を流れていきます。(書籍『クラニオセイクラル・リズム』より引用・着色)

脳脊髄液は、脳から出て背骨の中を通り、脊髄、仙骨(おしりの近く)へと循環していきます。一部はリンパに排出され、残りは脳に戻ってきて静脈に取り込まれます。

 

脳脊髄液は一日に500ml~600ml ほど生成され、正常な人で一分間に6~12回、脳から仙骨の間の硬膜下を循環しています。

 

脳脊髄液の役割

脳脊髄液は血液から作られ、神経に必要な栄養や、神経の電気伝達に必要なイオンを含みます。脳や脊髄を守るだけでなく、脳~脊髄の全体に栄養を運んだり、老廃物を排出するなど、とても大切な役割を担っています。

  • 神経系を循環し、栄養を送り、新陳代謝を繰り返します。
  • 老廃物を心臓に送り、脳圧をコントロールします。
  • 脳と脊髄を衝撃から守ります。
  • 成長に関与します。

この脳脊髄液は、中枢神経(脳、脊髄神経)にとって、代謝機能を司る重要な液体です。その流れに異常が起きると、様々な病変、症状が現れるのです。

 

たとえば脳脊髄液が多すぎると、頭がパンパンに膨れ上がったようになります。脳や脊髄への圧力が高まり、正常な神経活動が阻害されてしまいます。これが病的に膨れ上がると「水頭症」という病気になりますが、実は病気でなくとも、睡眠不足や二日酔い、薬の飲み過ぎなどでも、髄液の過多は簡単に起こります。頭痛の原因にもなります。

 

逆に脳脊髄液が少なくなると、頭蓋骨が委縮し、脳や脊髄などの中枢神経から末梢の神経に栄養が行き渡らなくなります。

 

このように、脳脊髄液のバランスは、健康な身体を維持するために大変重要なものなのです。このバランスが崩れると、様々な身体の不調が現れます。それは一つ一つ症状名を挙げればキリがないほどで、「頭痛」や「めまい」「耳鳴り」など症状名がつくものは勿論、不眠や全身の倦怠感、更年期症状など、病院に行っても「自律神経失調症」と片づけられてしまうような様々な不調の原因にもなります。

 

頭蓋骨は動いている

脳脊髄液の循環は、健康な人で一分間に6~12回。その循環に合わせて、私たちの頭蓋骨は動いています。脳脊髄液が健全に循環するためには、頭蓋骨がある程度自由に「伸び縮み」できなければならないのです。

 

Youtube に、頭蓋骨の動きを表現した動画があります。

 

 

動画の52秒あたりから出てくる、蝶々のような形をした骨を「蝶形骨」といいます。蝶形骨には人体の司令塔である「松果体」が載っており、仙骨と連動して動いています。松果体は ”第三の眼” とも言われ、人体の氣の流れの中心です。

 

蝶形骨と仙骨こそが、人体で最も重要な2つの骨なのです。クラニオセイクラル・セラピーは、蝶形骨~仙骨の連動を正常化するための施術だと言えます。

 

頭蓋骨の動きは微細なので、適切に感じ取り、なおかつコントロールするためには、施術者として相当の経験を要します。当院では「氣」の流れを調整する最良の方法として、クラニオセイクラル・セラピーを行っています。

 

クラニオセイクラル・セラピーの効果

中枢神経系や自律神経系が自然に整い、自然治癒力の向上、免疫力やホルモンバランスの改善が期待できます。また、精神的な安定を図るためにも大変有効です。

 


クラニオヒーリング東大前 山北弘一
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