レストランの建設 | ブラジル発 セクシー&キュートな洋服屋の生活裏話 (格安ネットショップもオープン ダンスファッション サルサ ナイトクラブに!)

レストランの建設

以前、うちの旦那さんの夢のひとつに「レストランを経営する」というのがありましたが、ブラジルに帰って来た時にはレストランの外装はほぼ出来上がっていて、内装残すのみとなっていた。

土地の値段が上がる前に彼が「これは!」と思い購入を決めたらしいが、当時はなんにもなかったご近所には、現在はたくさんのマンションが立ち並んでいて、レストランをオープンしてもお客さんには困らない立地条件を備えていた。

本格的なシュラスコとセルフサービスを予定したレストランはなかなか大きくて、満席の状態で80名くらい収容できる規模で、二階には弟が住む予定となっていた。

彼と二つ違いの弟は、性格が全くの正反対。
彼は心配性で常に何か先のことを考えてるタイプ。一方弟は、「明日は明日の風が吹く」といった性格で、目の前のことしか特に気を払わない。弟はまさに代表的なブラジル人的性格ともいえる。

小さい頃から、兄貴が親分肌で常に兄の後をくっついて来たように見えた。

アメリカでも、その状態だったのだが、うちの旦那さん、自分がこうだと思ったら誰がなんと言おうと曲げないところがあって、それでよく兄弟喧嘩をしていた。当時、ポルトガル語が全く分からなかったから、喧嘩の細かい内容は理解できなかったが、性格の違いが根本にあることはわたしにも分かった。

アメリカでの最後の半年くらいは、喧嘩をしない日の方が少ないくらいで、わたしは密かに「こんな状態では、とてもじゃないけど兄弟で商売はできないだろうな。」と思っていた。

ブラジルに戻って来ても、兄弟の仲はうまく行かず、彼がレストランの内装について弟に何か提案すると弟はケチをつける。これが重なって、

「だったら、レストランの内装の準備は全部お前がやれ。俺は牧場の修理をするから。」

といって、レストランに関してはわたし達は全く口出し手出ししないことにした。

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