■熱心に吹奏楽練習

 「いじめの有無は判断できない」。清瀬市立中学2年の女子生徒(14)が自殺した問題で10日、校内の聞き取り調査結果を公表した市教委の記者会見。自殺前の女子生徒の様子が具体的に説明されたが、そこから浮かび上がるのは普段とあまり変わらない姿ばかり。少女の心に何があったかは見えてこない。

 市教委が公表した報告書は、同級生や教員らの証言を項目別にまとめている。

 「特定の親しい友人が数人おり、いつも行動をともにしていた。友人同士でプレゼントを交換するなど楽しそうで、ときには言い合いをする仲でもあった。学級で孤立している様子はなく、絵が上手で、そのことで慕われていた」

 女子生徒の友人関係について、こう要約した。

 ただ、親しい友人との会話の中で、互いに「うざい」「ダサイ」などと悪口を言い合うのを見た生徒もいた。だが、仲間はずれにされたり、一方的に攻撃されていた様子は確認できなかったとしている。

 1月下旬には長野県で2泊3日のスキー移動教室に参加していた。女子生徒は講習レベルについて不満を漏らしていたが、楽しんでいる様子だったという。報告書には、「(宿泊した部屋の)室長としての責任感からか、激しい口調で怒り出す場面、泣き出す場面もあったが、その後は他の生徒とカード遊びをしていた」と記されている。

 報告書は、自殺前に登校した3日間の授業中の態度について教員たちの説明内容も紹介。「まじめに授業を受けていた」(地理)▽「集中して取り組んでいた」(美術)▽「板書を丁寧にうつしていた」(数学)-と、自殺の兆候はなかったとしている。2月10日の放課後は吹奏楽部の自主練習があったが、一番早く音楽室にきて練習を始めていたという。

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