昨日

NHKスペシャル「人生の終(しま)いかた」について放送していました。

終りはいつかやってきます。でも準備は誰でも必要です。

 

主人が脳梗塞で倒れた時、病院で検査の後、突然選択を迫られます。

①   入院して点滴を受け、一生、薬を飲み続けること

②   生じるであろう予想から、ともかく点滴をするのには入院しかない!

③   今の現状では48時間以内に点滴をしたら、大丈夫!かも?

④   では点滴したときのリスクをどう考えるか?

⑤   点滴しても梗塞を治す薬はないこと

⑥   点滴中、出血したら、大事になること(死の危険があること)

⑦   入院しないで家で出来る限りのことをする

 

表現力が貧しく理解いただける書き方が出来ていませんが(雰囲気で読んでください)

入院しないでできる限りのことをする選択は日頃から考えてないと無理だと知りました。

 

主人は「食養道学院長」という立場があります。

そこで伝えてきたことを当然ながら身をもって示したかったのでしょう。

 

今、主人と当日の話をすると、所々記憶がないのです。

しっかり考えて応えていたように見えました。

日頃、考えていないと今回の奇跡はなかった気がします。

 

家族の中でも考えが一致するとは限りません。

だからこそ、日頃の話し合いが必要なのです。

 

それぞれが夢中で一番良い選択をしようとします。

私たち夫婦はいつも話し合ってきました。

結論は決めていましたが、記憶なかったと聞いて、今だからこそ

「本当に良かった!」と考えずにはいられません。

 

私がたとえばの話しですが・・・。

病院治療で突然意識がなくなっても、「延命治療をしないでほしい」と常に訴えていますし

主人も同様でした。

でもです!!!

夫でも自由にならないことを知りました。

今回、医師が主人を呼び、主人はたった一人で決断を迫られました。

夫が出した結論とは?

ドキドキでした。

 

本人がどのように生きたいか!

本人がどう終わりを迎えたいか!

日頃話し会っていないと出ない結論もある事を知りました。

 

もしあなただったら自分の考えと違った答えを出したとき、どう対応しますか?

 

医師は淡々と伝えます。

「このままでは、あなたは危険です!帰っても必ず今度再発したら即入院して治療しましょう!」

と当然のことながら、お医者様は冷静に伝えるべき事は伝えてくださいました。

 

主人は選びました。【今回は入院はしない!】ということを。

息子を信じる! (薬剤師であり、「心音道」で漢方を勧めている息子を信じたのです)

私を信じる!(きっと私も同様に考えるに違いないと言う確信があったのでしょう)

自分を信じる!

 

しつこいですが。

突然決めないといけない時が来ます。

毎日、元氣だから「良い」のではなく

終い方(しまいかた)もいつも考えてないといけないのです。

昨日、買い物に行ったとき、そっと撮るのに手間取りましたがみてください。

脳梗塞で左半身麻痺がありましたが、1週間でこのように回復していること自体、奇跡だと感じています。

最後までお読みいただいた皆様、本当にありがとうございます。

また沢山のメッセージ、コメント、力をいただきました。

感謝申し上げます。