夢老い人の呟き

夢は寝てみるもの 叶わぬもの
    叶えんと願うは願望なり
人に夢と書き儚
    夢に人と書き夢人
         夢かうつつか儚く老いた独り言


NEW !
テーマ:

昨日パキスタンでパキスタン航空の旅客機が墜落した。

こちらは治安に問題のある所なので原因はまだ分からないが機体の故障もいわれている。

ATR42ターボプロップ機

 

今月1日にはコロンビアでスダメルカーナ杯の試合に向かうBAe146型機ブラジルのサッカーチームらを乗せたチャーター機がコロンビアで墜落した。

墜落の数分前に操縦士は 「ラミア2933便は完全な故障、電気系統の完全な故障、燃料切れ」 と管制塔に連絡しているが、燃料切れにより全エンジンが停止し、エンジンで駆動される発電機の出力が失われ、残された非常電源による連絡だと推測する。

※ジェット旅客機は乱気流などにより全エンジンが失火し停止するような事態(実際に起きた事例は知らないが)も想定し、エンジンを再始動する電源、その間の飛行を維持するための操縦や航法計器、非常用通信の電源などをバッテリリーから供給できる電気系統を持っているが、あくまでもエンジン再始動が目的であるので15分程度までだと思う。

同機のスペックは知らないが、一般的に長距離機は機体の空虚重量と同程度近く、短距離機でも機体の空虚重量の半分近く程度の重量の燃料の搭載が可能(B747-400国際線機で機体の空虚重量 182.7トン、燃料タンク容量 173.7トン) であり、燃料搭載量乗客・貨物の搭載量燃費に大きく影響する。

このため燃料搭載量は飛行毎に機長と運行管理者が協議し、必要最小量の燃料を搭載する。当然目的地の天候その他考慮し必要なマージンを持たせるが、経済性を優先させれば燃料搭載量は少なくなり、安全性を優先させれば増える事となる。

 

また先月22日には、事故が原因で業績が低迷していたトランスアジア航空が突然運行停止し、解散を決定した。

この事故の原因は同機が右エンジンにトラブルがあったのを隠し飛行に供し、離陸中に右エンジンが停止し警報が鳴った。ところがパイロットは間違って左エンジンを停止させたため、両エンジンとも停止してしまったため。

もちろんこの会社の整備管理、運行管理には大きな欠陥があるが、なんと事故後行ったパイロットの口頭試験で49名中10名が不合格となった。

 

 

一昨年12月に起きたエアアジア機の墜落事故もインドネシアの国家運輸安全委員会は機体の不具合が主原因との調査結果を報告したが、整備経歴はどのようになっていたのだろうか?

しかも内容を見るとシステムの不具合に起因する警報を切ろうとして誤って自動操縦を切ってしまい、機体の制御不能となり失速し墜落したもの。機体のシステムの誤作動はパイロットの誤操作のきっかけを作っただけで、パイロットの技量にも大きな問題がある。

 

 

 

近年航空機事故が増えたように思いませんか?

航空機自体は年々進歩し、安全性が増しているが、機体の安全性が増したことが必ずしも飛行の安全に繋がっていないように思う。

最新の優れた航空機でも整備、操縦、運行管理が適切に行われないと安全は保てず重大事故となるが、最近はこの連環が途切れたような事故が多いように思う。

 

日米欧のレガシィキャリアに比べ格段に運賃が安いLLC(間違えたLLCではロングライフクーラントになってしまうてへぺろ)LCC(ローコストキャリア)や新興国のキャリアだが、利用客は安全はタダと思っているのではなかろうか?

 

曰く、経営の合理化によって低運賃を実現した、安全性は落としていないと、霞が関埋蔵金のような事が言われるが、航空会社の経費のうち航空機材費、燃油費、空港使用料などは航空会社の努力でどうにかなるものではない。

いずれのレガシィキャリアも必死になって合理化、経費削減を図っている中でさらに削れる経費は何だろうか?

出典:https://www1.gsec.keio.ac.jp/upload/freepage/file/20110606_tourism.pdf

 

軽井沢のバス事故で、規制緩和によるツアーバスの問題点が浮き彫りになったが、航空会社の三つの指標、定時性、安全性、快適性の中で最も集客に影響せず削りやすいコストはなんだろうか?

 

快適性は乗客のクレーム、利用客離れに繋がるほどには落とすわけにはゆかない。

定時制は地上停留時間を減らして航空機の稼働率を高め、故障の際の代替機が無い格安航空会社はどうしても悪くなるが、これは利用可客も安さの引き換えと納得して乗るしかないだろう。

安全性は?

これは何事か無ければ利用客の目には触れないブラックボックスといって良いだろう。

サンフランシスコで事故を起こしたアシアナ航空、台北の事故のトランスアジア航空などのように事故が起きれば表面化するが、普段はパイロットや整備の問題などは表面化しない。

日本は諸外国に比べればLLCといえども安全にはコストがかかっているが、それでもLCCの機長の平均年齢や外国人機長の割合、整備体系などを見ると首を傾げたくなる。

 

私自身は経営の合理化によって大幅に運賃を下げることが可能だというような、霞が関埋蔵金のような美味しい話は無いと考えている。

AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。