夢老い人の呟き

人に夢と書き儚
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           儚く老いた 路傍の石の独り言


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今の国会は自民党の一人勝ちだが、「小さな政府」「大きな政府」という観点で見たとき、かつて2大政党制を目指そうとしていた民主党と自民党との違いはどうだったろう?

アメリカは共和党と民主党の2大政党で、共和党は保守、民主党は革新・・・・という言い方では分かりにくいと思うが、ざっくりと言ってしまえば共和党は小さな政府、民主党は大きな政府だと思う。

規制を無くし市場原理に任せ小さな政府とすれば、歳出は抑えられ国家財政は好転する。しかし格差は広がり、勝者よりもはるかに多くの敗者を生み、社会保障は低下し、やがて政権交代する。
大きな政府となると今度は逆に財政が悪化し、また小さな政府に振れる。

そして今、欧米は「1%の富裕層」への反発に代表されるように、反「新自由主義」「反グローバル主義」に進もうとしているように見える。
予想外のトランプ旋風の、米国の大統領選もその例外ではないと思う。


日本では政権交代した民主党は、「無駄を省く、埋蔵金」などと称し、歳入を抑え小さな政府、新自由主義をめざしながら、社会保障の充実など大きな政府の成果を求めた。
これで上手くゆくわけがなく失敗したが、現在はどうだろうか?

基本的政策合意 「6.身を切る改革」
  • 既得権益を排し、「官権政治」から「民権政治」へ転換する。
  • 国民との約束である議員定数の削減を断行する。
  • 企業団体献金(パーティー券の企業団体による購入を含む。)禁止と個人献金促進を定める法律の制定を図る。また、透明性向上の観点から、文書通信交通滞在費の使途を公開する法律と、国会議員関係政治団体の収支報告書を名寄せし、インターネットにより一括掲載することを義務付ける法律の制定を図る。
  • 財政健全化推進法案に基づき、無駄な公共事業の削減と行政改革などを徹底することで、2020年度のプライマリーバランス黒字化を確実に達成する。
  • 職員団体等との協議と合意を前提としつつ、国家公務員総人件費の2割を目標に、その削減を目指す。
  • 消費税10%への引き上げは、身を切る改革の前進と社会保障の充実を前提とする。

上に挙げた基本的政策合意の「身を切る改革」を見ると、やはり小さな政府・新自由主義路線のように見える。
議員定数削減、公務員削減、行政改革
などは国民に嫌われないためのお約束のようだが、<<便利な公務員叩き>>に書いたように日本の公務員数はOECD諸国最低。
問題は公務員数ではなく、いかに機能しているかだと思う。
そしてそれは行政の能力による。

自民党との違いはどこに・・・・というよりも自民党よりも保守路線かも知れない。


小さな政府、新自由主義「保守」というと疑問に思う人も多いかと思うが、次の図を見て欲しい。


これは<<ノーラン・チャート>>
といい、
縦軸が個人的自由、横軸が経済的自由を示す。

左翼リベラル個人的自由を重視する
右翼保守
経済的自由を重視する。
つまり新自由主義は
右翼保守」ということになり、これを見ると自民、民主共に「右翼ー保守」ということになると思う。


なお伝統的な左翼・右翼政治的スペクトルは、破線の斜め線
個人的自由、経済的自由ともに低いのがポピュリズム全体主義)、
個人的自由、経済的自由ともに高いのがリバタリアニズムとされている





今の世界を見ると新自由主義とグローバル主義がセットで少数の勝者と多数の敗者を生みだし、格差が拡大している。
アベノミクスも「なぜトリクルダウンしないか」を突き詰めてゆけば、新自由主義から転換してゆく可能性がある。
野党が格差縮小や社会保障の充実を訴えながら、目指しているのが実は保守では、自民党の一人勝ちは続くのではなかろうか。
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