昨日は、安佐北区久地で出店イベントに参加して来ました。
photo&green イベントと言うイベントで、タイトル通り、グリーンと子供たちのファッションショーやドックショーがあり、写真を効果的に生かすイベントでした。
天気も良かったので、とても気持ちよくイベントに参加出来ました。
おかげさまで、パンもお昼過ぎには完売しました。
ところで、最近思う事は「人のやる気をどの様に引き出すか」という事。
何故、この様な事を強く思い始めたかと言うと、4月に入ってから私もやっとメインの製造スタッフから抜ける事が出来て、今は接客面とサービス面に力を入れて、朝は9時45分から朝礼をしています。
そこで、経営理念の読み合わせをしたり、その他フリヨンフィロソフィーの読み合わせをしたり、連絡事項を説明したりとしているのですが、スタッフによっては読み合わせをする声に「覇気」を感じにくい者がいると感じたからです。
仕事は何のためにするのでしょうか?
私も創業当初は「ゆるい気持ちでスタート」しましたが、仕事の環境が自分を成長させ、今は「人の為に仕事を」とより考えられるようになりました。
最初からそんな高い志で仕事をする人がいたら、それは素晴らしい事ですが、なかなかそうもいかないと言うのが現実だと思います。
現時点での日本の企業生存率は、登記している会社で10年生き残れる会社が6%だそうです。
会社をやっていると本当につらい事がたくさんあるのです。
思うようにいく事って30%くらいあれば充分かもしれません。
リスクを背負う事で体験出来る事ってたくさんある。
私の場合は、結構な融資を受けている事と、正社員(社会保険あり)で抱えている事など。
逃げれない環境が本当に良かったのです。
ただの主婦。それだけは、もう戻りたくありません。
先にもお話していますが、「仕事をしていると本当に辛い事たくさんあります」。
殆どの人が想像するほど、社長業って簡単じゃないですし、本当に投資の連続なのです。
自分が悩んだ時にいつも私は京セラフィロソフィーのCDを聞きます。
体験した事の無いつらい事の答えは今のところここにあるからです。
では、自分のやる気は一体どこから出て来るのかというと、「自分が逃げていた事から真正面に向き合い、それを打破する」事で、成長した自分に出会えるからなのです。
成長した自分の世界。それは、スタッフ達にも良く話をするのですが、「ロケットが大気圏を超えるようなものだよ」と。
大気圏を超える事は物凄いエネルギーを使うと聞いたことがあります。出産も同じかもしれませんね。覚えていませんが、赤ちゃんがお母さんの産道を通って出て来る時って「凄く苦しい」ものだと思います。
そこを抜けたら体験した事無い恐怖とワクワクが混同する世界。
この恐怖とワクワクを体験する事に喜びを見つける事が実は「やる気」では無いかと思います。
やる気は人や世間や自己啓発本やセミナーなどで引き出すのでは無くて、「体験その物」が自分を変容させる事だと思います。
体験こそが全て。
だから、私はスタッフ達を絶対に甘やかしません。
それは、そのスタッフ達個人個人の為でもありますが、パンを買ってくれるお客様に喜んでもらいたいからこそ、同じ意識で仕事をしてもらわなくては困るからです。
頑張り続ける。やる気の炎が燃え続ける限り、スタミナ切れはありませんから。