新年おめでとうございます。
今年もとりとめのない話題で終始するでしょうが
よろしくお願いいたします。
昨年の暮れから時間を見つけては、ボチボチと
パソコン関係のパーツ (←ほとんどガラクタ) の整理中です。
故障したハードディスクが二台出てきました。
同じ日に同じ店(ネット)で購入し、メーカー・型番・容量が同じなので
疑いもせず、”同じ物”と、信じこんで使っていましたが
順次に動作不良が出て交換した二台です。
幸いにして、二台をRAID 1(ミラーリング)で動かしていたので
大切な中のデータは無事でした。
SEAGATE社製、7200回転、1TB(1000GB)
今更ながら検索してみると、結構な不具合が出ていたようで・・・す。
処分前に分解してみました。
同じメーカー、型番、外見、容量なのに
昨夜分解したのは、Made in China ←撮影は失念しましたので、ありません。
先程分解したのが、Made in Thailand でした。
裏面基盤を外し
表のシール下の隠しネジ ※ちなみに、全部トルクス(星型)ネジです。
フタを空けました。
ここで発見!
昨夜の中国製はプラッタ(磁気ディスク)が4枚だったのに
タイ製は三枚
この金属製円盤が毎分7200回転しています。
アクチュレータは手で外れました。
※画像の赤丸部分が強力な磁石でして、
その磁力だけでケース内に収まっています。
分解終了!
磁気ディスクのモーターシャフト(スピンドル)は
カシメてあるようで、外れません。
磁気データを読み取るスィングアームは
裏側からネジ一本で固定されていました。
大昔の高価だったハードディスクと較べて
生産性を考慮してか、あっけない程簡単な作りでした。
これで動作上の精度が出せるなら驚異です。
余談ながら、容量数十メガのハードディスクの時代の話です。
ハードディスクの構造は変わっていません。
高速で回転する磁気ディスクの上で
磁気ヘッドが移動しながらデータを読み書きする訳ですが
磁気ヘッドは回転するディスクの風圧で浮上し、
ディスクと接触することなく、常に数ミクロンの隙間を維持します。
その動作精度は、時速数百キロのジャンボジェットが
地上と数センチの間隔で接触することなく飛行する状態と、記憶しています。
遊びましょう!
磁気ヘッドを付けられたスィングアームは
アーム根元の磁気コイルと、それを上下に挟むアクチュレータの磁石によって
磁気ディスクの上を移動します。
その磁石は強力です。
どのくらい強力かというと
重さ約3.9キロの万力を
片側一個だけで支えてくれました。
新品のタイヤなのに
バルブの付け根からエアが盛大に漏れています。
元々がアバウトなイタリア企画で、アジアのどこかの国で手作りで作られた製品なので
こういう事もあるでしょう。
コルサSC II のラベル
少しばかり安く購入できた記憶がありますが
黄色くなったフラップを見ると、在庫が長かったようです。
念のため、とりあえず規定圧までエアを入れて
エア漏れが無いか一晩放置してみます。
時間を見つけては、チビチビ飲みつつ
ダラダラ進めていましたのでなかなか進みませんでした。
残りは ブレーキ、シフト の調整と タイヤを貼るだけです。
何回やっても バーテープ は綺麗に巻けません。
画像の状態で重さは約 8.3キロ、予想以上に軽くなりました。
カーボンパーツを多用すれば 8キロを切れそうですが
十分に満足な結果です。
しかし、軽さの反面、肉薄のスチールチューブに
ガチガチな真っ直ぐのフォークで
ちょっと硬い乗り心地になりそうな予感がします。
メインパーツは、カンパ・アテナ・11速・アルミのシルバータイプに
ライトニングのチューブラー・アルミリム・完組ホィール
エア抜けの少ない、ビットリア・コルサCXエリート・ブチルチューブ
チネリ復刻版 64バー と 1/Aステム
大事にとっておいた コーラス・チタンピラー と フライトTTサドル
ペダルは ルック・ブレード (安い方)です。
やっぱり面倒臭かったです。
差し込んで折ったピンが手で抜けるし
最後に「カシメる・・・」のを忘れていました。
フロントメカも到着しました。
頑張って探しましたが、どの店もシルバータイプは欠品
やむなく、ブラックタイプになりました。
まぁ、リムも半分黒いし、ハブも黒だし、これで行きます。
とりあえずは駆動系を仮組しました。
アルコールが廻っているので、これ以上の作業は後日です。ハイ