なんだか皆様のブログにもなかなかコメントできず、ごめんなさい

いちおう続けたいと思っているので本の記録。
★黒死館殺人事件(河出文庫)小栗 虫太郎
アメンバーさんのところで話題になった時、読んだのは確かなのに全く中身を憶えていなかったので、再読。
嫌いじゃないけど好きでもない。また忘れそう(笑)
どこからどこまでが事実に裏打ちされているのか?
それを検証したかったが、マニアの方でも実現していないらしい…
密室とかトリックとかに興味ないのでほとんど流し読み。
カバラの暗号のあたりとかも流し読み。
終始「だからなんだよ!」とツッコミたくなるのはわざとなのか本気なのか。
あと、これもわざとなのか時代のせいなのか、今では英語のカタカナ読みで通っている言葉が、いちいち漢字にルビが振ってあって余計わかりにくい。
洋橙(オレンジ)とか開閉器(スイッチ)とか。
よくもあれだけ自信満々に間違えるよな~
あれで名探偵として認知されているらしいのがすごい。
そういう馬鹿馬鹿しさも作者の意図?
そういう意味では「奇書」なんだろうけど、名作と評されているのは理解できない。
ミステリ好きの方々には独特の価値観があるのだろう…
★サマー・アポカリプス:ロシュフォール家殺人事件(創元推理文庫) 笠井潔
矢吹駆シリーズ二作目。
シリーズ最高傑作と言われているみたいだけど、確かに面白かった。
舞台設定というかお膳立てが好みの部類だったのでたまたま相性も良かった。
ただ最後の方の思想対決になるとちょっとよく理解できないな~。
自分が突き詰めて物事を考えるタイプじゃないので、カケルがなんでシモーヌを追い詰めなきゃいけないのかが分からない。
こういう人って大変ね~、と、対岸の火事的に眺めるのみ…
★薔薇の女:ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫)笠井潔
同シリーズ三作目。
一作目と同じ匂い。
ちょっと全体的に安直な感じ…。
まあそこそこ面白かった。
前作から引き続き、ヨーロッパの近現代史に興味を持たせてくれたのでそういう面では読んで良かった。
★時平の桜、菅公の梅 奥山景布子 中央公論新社
書店でたまたま見かけたものを図書館でゲット。
これといって大きな事件もないのに、どんどん読み進めたくなる不思議な作品だった。
内容に関連してるからかもしれないけど「かな文学」「女性の文学」だなあと思った。
時平にも道真にも心情的には寄り添えないままだったけど、なんとも言えず、ほろ苦いような、逆に胸に小さな灯りが点るような…
時平と貫之って本当はどんな関係だったのかな?
この辺もまた振り返って色々読みたいな。









