杉本裕太は何をした人? | 社会のとある視点

杉本裕太という人物が話題になっている。





横浜地検で取調べ中に逃走した。

弁護士と接見していた際、手錠は外されていたが、警察官1人・検察事務官1人の計2人が立ち会っており、腰縄も巻かれていた。警察官は神奈川県警留置管理課の男性巡査部長(50代)だった。

立ち会っていた巡査部長によると、検察事務官が事務処理のため部屋を出た際、巡査部長と杉本裕太容疑者の2人きりになった。

その際、巡査部長が杉本裕太容疑者の腰縄の位置を調節しようと本人を立たせて背後に回り込んだところ、急に杉本裕太容疑者が自分で腰縄を下げて外し、鍵の開いていたドアから走って逃走したという。

接見していた取調室は6階で、そのまま階段を駆け下りて1階の正面玄関から逃走した。多摩川方面に逃走したということだが、その後はどこに逃げたか分かっていなかった。

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杉本裕太容疑者(20)は1月2日の午前0時ころ、神奈川県川崎市麻生区の路上で21歳の女性会社員を拳で殴るなどして、レンタカーの中に連れ込み車内で集団暴行を加えた後、コンビニに連れて行きATMから現金15万円を引き出させて奪った疑いで6日に逮捕。

共犯者で、東京都大田区に住む塗装工・宇都宮卓容疑者(20)も既に逮捕・勾留されており、杉本裕太容疑者は7日に検察庁へ送検されていた。


横浜地検からの逃亡後、神奈川県警は警察犬を出すなどして、およそ4000人態勢・車両900台・ヘリコプター2機・船4艘で杉本裕太容疑者の行方を追っていた。

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神奈川県警は1月9日午後0時56分、神奈川県横浜市泉区和泉町の公園で杉本裕太容疑者の身柄を確保し、逮捕した。

確保された公園は、逃走現場となった「横浜地方検察庁川崎支部」から南西に約20kmほどの位置にある、内林第二公園。身柄を確保した時は1人きりだった。

午後0時48分ころ、行方を捜索していた神奈川県警の警察官が不審な男を発見し声をかけたところ、容疑者は上流に向かって逃げ出した。下流と上流から警察官が挟み撃ちにすると容疑者は「もう逃げません。逃げません。疲れました」と立ち止まった。

警察官が「杉本か?」と尋ねると「杉本です」と答えたようだ。

(引用:犯罪ニュース速報


検察施設からの逃亡を許すという前代未聞の大失態。そして挽回すべく大規模な捜索。

国民はこのお粗末な有様に落胆しているのではないか。