テーマ:エッセイ
2007-01-22 08:27:17

19歳―一家四人惨殺犯の告白

19歳―一家四人惨殺犯の告白 19歳―一家四人惨殺犯の告白
永瀬 隼介

角川書店 2004-08
売り上げランキング : 234403
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
★★★★★★★☆☆☆

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
テーマ:エッセイ
2007-01-12 00:54:17

精神科ER緊急救命室

精神科ER緊急救命室 精神科ER緊急救命室
備瀬 哲弘

マキノ出版 2005-08-22
売り上げランキング : 116985
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
★★★★★★★☆☆☆

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
テーマ:エッセイ
2007-01-02 22:06:02

セックスボランティア

セックスボランティア セックスボランティア
河合 香織

新潮社 2006-10
売り上げランキング : 4454
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
★★★★★★★☆☆☆
いきなり、ブログの更新があやしくなってしまいました。休日の方がなんだかダラダラとして一日が過ぎてしまいますね。

今日、読んだ本は単行本でベストセラーだった「セックスボランティア」です。文庫本が本屋で発売されているのを見て、購入しました。「セックスレスキュー」という本を以前に読んでいたのですが、著者のスタンスは似ているな、という印象を受けました。つまりは、著者が当事者ではなく、体験せず、見たことと聞いたことから自分の考えを含めて記述しているという点です。

障害を持っていても普通に性欲はある。それを認めない社会によって、その人たちは常に我慢し、抑圧されてきていた。しかし、少しずつサービスのバリエーションが広がり、周囲の理解も深まって、障害者にも利用可能な店が出てきている。たったそれだけのことについて書かれているのですが、さまざまな人へのインタビューには考えさせられるものがありました。

ただ、”障害者の方たちは大変だ、かわいそう”ということを伝えたいというわけでも、読者にそのような考えを持ってほしいというわけでもないと思います。しかし、その先にある求められているもの、考えていかないといけないことっていうのは靄がかかっている状態です。

「セックスレスキュー」とは違うと感じたところは、著者が自身がまだ踏み込めていないところがあり、力不足であることをしっかりと正面から向き合って書いているところではないかと、あとがきを読んで思いました。

仕事で施設などに行く機会があるのですが、やはり頭で理解をしていて、納得していても実際に目にしたときの自身の反応は理想通りにはいかないものです。そこまでをしっかりと認めた上で、とることのできるアクションを考えてくことは非常に大切なのだと思います。

にほんブログ村 本ブログへ ←素敵な書評ブログがたくさんあります
AD
いいね!した人  |  リブログ(0)
テーマ:エッセイ
2006-09-13 22:47:06

ナースな言葉

ナースな言葉 ナースな言葉
宮子 あずさ

集英社 2005-10-20
売り上げランキング : 48706

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
★★★★★★★★★☆

いいね!した人  |  リブログ(0)
テーマ:エッセイ
2006-09-06 23:30:53

あなた、今、幸せ?

あなた、今、幸せ? あなた、今、幸せ?
槇村 さとる キム・ミョンガン

集英社 2005-06-17
売り上げランキング : 140855
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
★★★★★★☆☆☆☆

昨日はアメブロが上手い具合に表示されなかったので、二つ連続での更新です。この調子で毎日更新できるといいんですけどねぇ。。。なかなか時間を作ることができないので難しいです><

「セックス・レスキュー」を読んで以来、キム・ミョンガンさんが気になって仕方がなかったので、奥さんである槇村さとるさんの本を手に取りました。キム・ミョンガンさんは本の中でコラムとして書かれている程度だったので、少し残念でした。

明らかに女性向けに書かれた本だったのですが、いろいろと考えさせられる箇所もありました。特に前半は教訓、人生に役立つこと、心がけておくべきことなどがたくさん書かれていて充実していました。ただ、ひとつだけ問題だったのは、文面に「セックス」という単語が比較的多く書かれていたことで、電車の中で読んでいたので冷や冷やしながら読んでいました。

前半は非常に密度が濃かったのですが、後半からはどちらかというとキム・ミョンガンさんとのノロケ話みたいになってきて、正直話の落としどころをどこに持っていきたいのかが掴めない感じになったのが残念でした。

一番印象に残ったのは、冒頭のはじめにです。

「○○したいけれどできない」と言う人は実は○○したくない人である。現状に不満はあるが現状を変える勇気はない。「でも、でも、」と言う人に本心はない。「私」がないのだ。

私にとって幸福とは、自分で感じ、自分で考え、自分で選択肢、自分で表現する自由があること。


この二文が非常に心に響きました。そして、深く反省しました。自分自身をよく知り、よく見つめ、語りかけることで本当に何がしたいのか、何が必要なのかを確認することがどれだけ大切なのかを教えてくれる一冊です。

槇村さとるさんの人生観を垣間見ることのできる作品で、その中から多くのことを学ぶことができます。一人の、ひとつの生き方の参考として読むことをオススメします。この本を読んで反省する人、自立について真剣に考え直す人も少なくないのではないかと思います。でも、あまりにも強気な文体だから反発とか受け付けない方もいるかもしれないですね(苦笑)

たまにはこういうエッセイも読んでみるのもいいですね。特に女性のエッセイは今まで自分が知らなかった世界を見せてくれる感覚で新鮮です。

にほんブログ村 本ブログへ ←面白い書評ブログがたくさんあります


◆トラックバックさせていただいたブログ◆

+ ChiekoaLibrary + | あなた、今、幸せ? [槇村さとる]
たまには読書してみたり。|mameの福岡進出計画☆
Tempranillo Dragon Vino de la Tierra 2003|☆☆☆ 解決! 美人女医 ☆☆☆
いいね!した人  |  リブログ(0)
テーマ:エッセイ
2006-08-08 23:53:49

泳いで帰れ

泳いで帰れ 泳いで帰れ
奥田 英朗

光文社 2004-11-18
売り上げランキング : 36241
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
★★★★★★★★☆☆

本当に暑い日が続きますね。クーラーを切った途端に首から汗が流れていきます。明日も外出なので、かなりつらいですが、がんばります。

そんな暑いギリシア、アテネのオリンピックをレポートした奥田英朗さんのエッセイです。ってちょっと無理矢理すぎましたね。。。

前半では、文体が独特だったのでてっきり物語調に女の子を主人公にしてレポートしているのだと思いましたが、全く違いました。いつもどおりの奥田さんらしい内容でした。

カメラマンのT君と二人でギリシアに渡って、オリンピック観戦。ここまで上手にレポートを書ける方はなかなかいないのでは?と唸ってしまうほどに面白く読めます。特に、民族性・国民性を感じさせる描写は秀逸です。中国人のたくましさ(あつかましさ)、日本人の奥ゆかしさ(気の弱さ)、ラテン系のノリのよさ、などなど強くうなずけるものばかりです。

なかでも一番印象的だったのは、

踊りながら、頭の隅で漠然と思う。世界は、もしかして日本人抜きの方が楽しいのではないか。

なんでもかんでも悲観的に、深刻に考えてしまいがちな日本人。お祭り騒ぎも人目をはばかって思い切ってできない奥ゆかしい日本人。波風を立てないように、目立ちすぎないように慎ましく生きていく日本人。

その結果が、野球のドリームチームこと「長嶋ジャパン」の敗退、消極的な試合内容に現れます。野球のことは詳しくないし、当時も中継を見ていなかったくちなのですが、奥田さんの感想に大きく賛成してしまいました。

全体を通して非常に読み応えがあり、ギリシアという国を知ることができ、オリンピックに集まってくる世界中の人々の特徴について学ぶことができ、エッセイとしてとても良い一冊です。

やっぱり奥田さんは小説を書いても素敵ですが、エッセイも同じぐらいステキですね。

にほんブログ村 本ブログへ ←面白い書評ブログがたくさんあります


◆トラックバックさせていただいたブログ◆

「泳いで帰れ」 奥田英朗 今日何読んだ?どうだった??
千里の道も1歩から: 泳いで帰れ
今夜レティクル座の見える丘に:泳いで帰れ
思ひ出ドロドロ : 泳いで帰れ 著・奥田英朗
今日も無事終わりましたーー:泳いで帰れ そうか、そういう意味がこめられて
いいね!した人  |  リブログ(0)
テーマ:エッセイ
2006-05-26 18:07:38

延長戦に入りました

延長戦に入りました 延長戦に入りました
奥田 英朗

幻冬舎 2003-06
売り上げランキング : 10946
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
★★★★★★★★☆☆

はじめての奥田英朗さんのエッセイを読みました。まず、この本を開くまでエッセイだということに気付いていなかったんですが。。。好きになった作家は中身以前に購入してしまう悪い癖があります。

スポーツに関連したエッセイなんですが、どれもこれもすごく面白い!!なんていうか、扱う視点がすごく独特で奇抜でそれでいて鋭い!って感じなのです。この本を読んで、作家だから書く内容、切り口が面白いのではなくて、変わった視点や鋭い視点、広い視野を持っているから作家になれるんだと思いました。

約10年前のスポーツネタが多かったので、わからないものもありましたが、全体的に脱力した、かるーく読める内容で、奥田さんらしさが出ていて一人読みながらにやにやしてしまいました。

日本人の気質や文化、価値観などについて巧みに突っ込んでいたり、そんなとこ誰も突っ込んだことないなぁ、と感心するような盲点への指摘などが面白いだけでなく「確かに」と思わせてくれて爽快でした。

中でも一番好きなのは、子供の頃に足が速いことによる待遇とその弊害についてです。

子供のころ足が速かった元少年たちは、根本の部分で少しも謙虚になることなく、ほとんど根拠のない自己に対する信念を胸に抱きつつ、シアワセな日々を送っているのである。

「うんうん!」と心の中で何度もうなずきながら読んでしまいました。

奥田さんの作品は小説ばかり読んでいたのですが、もともとはこういったエッセイを書いていた人なんですね。エッセイも独特な面白さが病みつきになってしまいそうです。

にほんブログ村 本ブログへ ←面白い書評ブログがたくさんあります


◆トラックバックさせていただいたブログ◆

ダオツンが好きに書きます!:延長戦に入りました
Chega de Saudade:延長戦に入りました
社会人2年目、新人OLあこの日記(仮):奥田英朗*「延長戦に入りました」
本を読んだり… | 「延長戦に入りました/奥田英朗」読了
DOLCE FAR NIENTE | レスリングのタイツはなぜ乳首をだすのか
本屋さんごっこ | 抱腹絶倒エッセイ「延長戦に入りました」奥田英朗(著)
いわゆるケンネル:最近ハマってる作家さん。
いいね!した人  |  リブログ(0)
テーマ:エッセイ
2006-05-06 23:11:31

地球(ガイア)をつつむ風のように

地球(ガイア)をつつむ風のように 地球(ガイア)をつつむ風のように
龍村 仁

サンマーク出版 2001-08
売り上げランキング : 102,924
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
★★★★★★☆☆☆☆

一日で四日分の更新をするのは堪えますね(汗)ってそこまで頑張らなくても良いのでしょうが。。。本を読むペースはさすがに落ちてきているので過去に読んだ本からの紹介が続いてしまいますが、ご容赦ください(苦笑)

地球(ガイア)説というものについて初めて触れたのが本書になります。初めて触れた価値観であったので、戸惑う部分もありましたが、全体的に書かれている内容が優しくて、それでいて厳しさも秘めている、ある意味では気まずくて、それでいて心地よく読める一冊でした。これだけだとわかりにくいですね。。。

人として生きることよりももっと上の視点、視野を持つこと=ガイア思想という認識をしたのですが、あくまでも本書を読んだ僕の感想なので、もしかすると違うかもしれません。それを前提で書くと、地球自身も生きていて、地球の上で生活している人間を始めとする生物全ては地球に生かされている。しかし、地球も生物の営みによって生かされているという考え方に近いような感じです。

本書を読んでいると、日々の生活での悩みがちっぽけなものに思えてきて心強くなります。その意味で、はるかに高い視点を持つことは非常に意味のあるものではないかと思います。環境保護が声高に叫ばれていますが、そのレベルとは比較のできないぐらいに遥か高いレベルで物事を考え、捉えている印象を受けました。

上手く本書の内容を紹介できていないので、いくつか引用することで雰囲気をつかんでいただければ、と思います。

私はあらかじめ「私」ではない。過去・現在・未来のすべての生命とつながった"我々"なのだ。

"人生とは、何かを計画しているときに起きてしまう別の出来事のことをいう"

「自分は愛されている」という確信が子供たちの表情の豊かさや瞳の輝きを生んでいるのだ。

頭脳に情報を詰め込むのが教育ではなく、逆にできるだけ通りのよい、感受性にすぐれた鋭敏で柔軟な身体を育てることが教育だ。

最小のエネルギーでさいぢあの効果を得るシステムをつくることは二十一世紀の人類に課せられている最も大きな課題だ。


自分で引用文を打ちながら思ったことですが、結局これでもなかなか内容がつかみにくいですよね。。。最初に書いた引用文が一番本書の考え方を示していると思います。

龍村 仁さん-地球交響曲第四番イメージブック

「自然と共に生きる」言葉にするのは簡単ですが、ひとりひとりが実践することはなかなか難しいことです。しかし、それでいて本当は難しいと思い込み、あきらめているだけで、案外簡単にできたりすることなのかもしれないな、と思わせてくれた一冊でした。

にほんブログ村 本ブログへ ←面白い書評ブログがたくさんあります


◆トラックバックさせていただいたブログ◆

ほのぼの文庫: (龍村仁著)『地球(ガイア)をつつむ風のように』(サンマーク出版)
いいね!した人  |  リブログ(0)
テーマ:エッセイ
2006-04-12 23:39:00

しごとっち―バンダイ的スター誕生!

しごとっち―バンダイ的スター誕生! しごとっち―バンダイ的スター誕生!
自分ブランド製作委員会 松永 真理

幻冬舎メディアコンサルティング 2006-01-05
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
★★★★★☆☆☆☆☆

読みだめていた本も少しずつ減ってきてしまいました。今の生活では平均で三日に一冊程度しか読めていないので、そろそろ危ないかも。大事なのは一日開いたとしても、継続させることなのでコツコツ頑張ります。

あと、社会人になったこともあってもしかすると今までとは少し違った視点での感想を書くことになるかもしれません。あと、本の良さが高評価ばかりだと伝わりにくいので、少し辛口にしていこうと思います。もちろん、良いものは好評価します。今まではどちらかというと甘口評価だったんですね。


この本を購入した理由は単純明快で大好きな松永真理さんの名前があったからです。「なぜ仕事するの?」という本で真理ちゃん(あえてこの名前でいかせてもらいます)の存在を知り、「iモード事件」に「iモード以前」で、そのキャラクターと文才にすっかり惚れ込んでしまった僕は、迷うことなく購入していました。

その迷うことなく購入したことが仇となってしまうとは悲しいことです。どういうことかというと、真理ちゃんの本ではなかったのです。少し手にとって読んでみればすぐに気付くことなんですが。真理ちゃんが書いている箇所はあとがきのたった4ページでした。その4ページだけでも魅力は十分伝わってきたのですが、それだけに残念でした。

さて、肝心の本の内容にうつりますが、バンダイで活躍する社員を特集した企業PR本という感じに仕上がっています。悪くはないのですが、内容が薄い。5人の社員と、サラリーマン上がりの上野社長の計6人が取り上げられているのですが、ひどいのだと10ページも書かれていない社員もいていて拍子抜けしてしまいます。

個人的には、本の半分以上を占めていたせいもありますが、布施美佳子さんが面白かったので、どうせなら本一冊まるまる使ってもう少し掘り下げてほしかったと思います。

「自分の好きな仕事をすることの大切さ」を日本社会が受け入れる文化が最近では根付いてきています。昔は、仕事とはしんどいもの、我慢してやることという認識で親の世代が頑張ってくれていました。そのことを考えると大きな価値観の変化だと思います。革命と言ってしまってもいいほどではないでしょうか。良いこととは思えませんが、ニートとなっている一部も、やりたいことをやりたい、でもやりたいことが見つからないという意味で(これが甘えなんですが)動けていないのかもしれません。

当たり前のことですが、「お金をもらっているからにはプロ」という意識を持つことの大切さを新入社員になった今、強く感じています。また、布施さんのストーリーでは「あきらめなければ、道は開ける」ことを証明してくれています。

軽く読める内容となっていますので、仕事に疲れたとき、自分の仕事に疑問を持ち始めたとき、などに読んでみて肩の力を抜いて自分の仕事について考えてみると良いかもしれません。

にほんブログ村 本ブログへ ←面白い書評ブログがたくさんあります


◆トラックバックさせていただいたブログ◆

負け犬takakoのハッピー探しの道 しごとっち
きょう豆曜日 しごとっち
*ポルカドットな暮らし* 『しごとっち』
pomme d'api - mono*blog
つかませもん博多っ子!: 「しごとっち」
「くらすぞ!きさん!!」:「しごとっち」
いいね!した人  |  リブログ(0)
テーマ:エッセイ
2006-03-01 17:30:40

苦渋の洗濯?!―クリーニング店社長のクレーム始末記

苦渋の洗濯?!―クリーニング店社長のクレーム始末記 苦渋の洗濯?!―クリーニング店社長のクレーム始末記
鈴木 和幸

アートン 2005-08
売り上げランキング : 25,086

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
★★★★★★☆☆☆☆


久しぶりの更新です。北海道に旅行に行っていました。毎日更新するのを目標にしていながら、最近は滞っていてちょっと悔しいです><

著者の鈴木和幸さんは、福島県下に五つの工場を持つクリーニング会社の三代目社長です。本書では、普段注目されることの少ないクリーニング屋さんの苦労=クレーム処理について触れながら、クリーニング業界について知ることができる内容となっています。

クリーニングでは苦情が昔から非常に多く、高校の教科書にも記載されるほど有名なようです。しかし、この事実は当たり前ですが喜ばしいことではなく、クリーニング会社を困らせることになっています。なぜクリーニングで苦情(=クレーム)が多いのか?ということから書かれているのですが、そこには多くの要因があることを知れます。

興味深かったのは二点。一つ目は、日本人のブランド志向による、クリーニングの問題発生です。そして、二つ目はクリーニング業界自体の構造的欠陥、あるいは問題です。

一つ目は、日本人ならよくわかることだと思いますが、日本人はブランドを持ちすぎています。女子高生がヴィトンやプラダなどのブランド商品を持つ国は日本ぐらいだそうです。また、最近は田舎の制服も有名デザイナーがデザインしたものが増えてきているそうです。両者に共通することは、「ファッション性を重視した衣類は耐久性が反比例して低くなる」ということです。

特にブランド製品の場合だと、購入価格も非常に高いためにお客様の思い入れも非常に強い。それでいて、取り扱いは非常に難しい繊細な衣料であるケースの方が多い、といことで、問題が発生しやすいそうです。また、海外のクリーニングの方が日本よりも優れている、といった噂や報道は必ずしも正しいわけではなく、そもそも海外では一般のクリーニング屋さんにブランド品が持ち込まれるケースが非常に少ないため、普段から高級品を取り扱っている日本のクリーニング屋さんの方が技術は上か同等は少なくともあるそうです。

二つ目のクリーニング業界の構造的欠陥についてです。詳しい内容については本書やインターネットでクリーニング業界の歴史を調べてくださればよくわかると思いますが、簡潔に説明すると大手参入企業を老舗のクリーニング屋さんが受け入れなかったために、業界全体がまとまらなくなってしまったということです。大手参入企業はどの業界でも言えることかもしれませんが、市場やビジネスを「金儲け」のためのものとしてしか見ないケースが非常に多いわけです。ノウハウを売り出してフランチャイズとして展開していくと、あっという間に日本全国に広がっていく。そのため、数はすくなくてもシェアは半分以上を占めてしまうわけです。

問題となるのは、クリーニング自体が小口顧客を大量に扱うことで売上げを確保するビジネスだということです。厄介なクレームだと、お金を払ってすぐに解決してしまう方が効率的となり、一人一人の顧客に丁寧なサービスをすることが無くなってきます。根本から苦情の原因を解決しないために、苦情の件数が非常に多いという結果にもつながっていると著者は指摘しています。

今回は感想も書評も中途半端な内容になってしまいましたが、読んで損はないというか、面白い一冊だったということは確かです。自分の知らない業界やビジネスについて簡単に触れられている書物は知識を増やすには適していると思います。

にほんブログ村 本ブログへ ←面白い書評ブログがたくさんあります
いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。