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2014-08-30

神薫「FKB怪幽録 骸拾い」解題

テーマ:■怪談・サイコ
FKB怪幽録 骸拾い (竹書房文庫)FKB怪幽録 骸拾い (竹書房文庫)
神薫

竹書房 2014-08-29


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 7-8月にこの読書ブログの更新がおそろかになっていたのは、上掲書を執筆していたからである。
 そこで、自分なりに内容を振り返り、解題のようなことを試みてみたいと思う。


「ネタバレ厳禁」
同人誌即売会にて頂いた話。祝福を受けた家は、その選民性・特殊性を羨ましく思う。

「厄病医」
医療現場は科学一辺倒なイメージが強いけれど、意外とゲン担ぎ風習も残っている。

「つぶつぶ」
このキャンプ場(幾つもあるので、同じところかどうかは不明だが…)には、私も小学生当時、学校の行事で行ったことがある。

「上へ参ります」
本文中には書かなかったが、白い男は全身が光に包まれていたとのこと。それならば悪いモノではないように思えるが、怪奇現象になど出会ったことがないのでとにかく怖かったという。

「当世妖怪気質」
私が運営しているもう一つのアメブロで、読者様からメールにて頂いた話。橋の方なら私も見てみたいと思う。

「チャンバラナイト」
現役の教員の方から伺った話。宿の名は聞き漏らしたので不明。

「ギドラ」
ギドラ氏は2014年8月現在も健在で、街中を彷徨なさっているという噂。

「こっつこっつ」
実際に目撃していない身としては女児の歩き方がどうにもイメージできず、書くのに難渋した話。

「セルロイドの娘」この話を書くにあたって調べてみたところ、現在のお面はセルロイド製から塩ビ製になっているそう。

「介護現場から」
ライブハウスでミュージシャンの方からご紹介頂いた話。ライブハウスでは、演る方も聴く方も、何故か介護職の方が多くいらっしゃる。

「閃輝暗顔」
この種の錯覚かどうか判別できない話であればともかく、人死にのない眼科には心霊譚などほとんどないそうだ。

「うでおろし」
迷惑男の消息はぷつりと途切れ、追うことはできなかった。カルテの保存期間は法的には5年であり、記録も皆無である。

「死蔵金」
書けないことが多く、私的に苦労した話。手指症状はレイノー現象にも似ていると思ったかれど、あれは女性に多いしなあ…。

「市川家の絆」
ライブハウスで出会った市川さんはとても優しく素敵な方で、本書に出て来る〈市川〉姓の話はみな彼女から頂いた。メールの文章がこれまた私が裸足で逃げ出したくなるほど素敵であり、まるごとそのまま載せてしまいたい誘惑にかられたほど。

「救済無用」
こちらも市川さんから頂いた話。

「ダークツーリズム」
うっかりしたことに、問題の墓所名をメモっていなかった。上がり症の私は取材を酒席を設けて行うことが多いので…アルコールのせい。

「オルゴイ・コルコイ」
〈じいちゃんの家〉は海に面していない町にあったそうだ。「ロシア」の下りは、「シベリア」と言っていたかもしれないが、本人も記憶がおぼろとのこと。


「長耳太郎のこと」
ライブハウスで知り合った方から、後日メールにて頂いた話。一読してまず想起したのは、丸山政也先生の「死神は招くよ」(#)掲載の、感動の某話(ネタを割らないよう、タイトルは伏す)だった。ウサギでも類話があるのか、と個人的に感慨深かった。

「幻尾痛」
書いておいてなんだが、漫画のようで俄かには信じられない話。

「ヰタ・セクスアリス」
口臭の原因は食べ物や歯周病など口内の疾患、胃の疾患などがあるが、そのどれでもない臭いだった。
本書の執筆を終えた(全話を編集部へメール送信した)日に、かしこまった顔で夫が言うには、「このところずっと、あんたからドブ臭いニオイがしていた」と…。
私は執筆中も毎日二回入浴(朝シャンと夜は湯船にしっかり浸かる)していたし、一応香水も使っているし、香辛料を使った強く臭う食べ物など食べていないし、胃も悪くない(少なくとも、自覚症状は全くない)。
妻に「クサイ」と言うのがためらわれた夫は、私の執筆中そのことを黙って耐えていたという。執筆が終わると臭わなくなったので打ち明けたのだと…そういうことは、遠慮なく早く言っていただきたい。

「ぺらぺら野球」
古賀さんが店長を務める某Barで伺った話。こちらの古賀さんは、「FKB怪談女医」(*)掲載の「大切な友達」の古賀さんと同一人物。毎度ありがとうございます。

「ボコちゃん」
私も医学部時代、「法医学カラーアトラス」で類似画像を拝見したことがあった。今回、再読しようとしたが、絶版な上に近所の図書館にも無くお手上げ状態。「カラーアトラス法医学」(金原出版)、どなたか定価かそれ以上で私めにお譲り下さい。

「死報」
こちらの高原さんは、私の本にたびたび登場願っている方で、本書以前に発表した60話のうち、なんと1/4にあたる15話が高原さんと、彼から紹介して頂いた方の体験談であった。そういうわけで、高原さんなしには私の怪談書は成立しないと言っても過言ではない、大恩人です。夫もたいへんお世話になっております。願わくば、今後ともどうぞよろしくお願いします。

「呪われた男」
ネタを割ると私の祖母の話。松谷みよ子先生の「現代民話考」シリーズにも類話があるが、聞いたのは読むのよりも前であった。私の祖父も風呂場で溺れて脳を壊してその後遺症で逝ったし、私の母の異母姉も溺れて亡くなっている。水難の相というやつかもしれない。そんな私は、今年も海にもプールにも行かなかった。

「キリトリセン」
私の実話。それからずっと負傷した理由を考えているのだが、いまだに思いつかない。現在すっかりキズは治っているのだけれど、証拠にケータイで撮っておけば良かったと後悔している。次回キズがついたなら、家人に撮影してもらうつもりだ。

「カメオ」
動物の本で調べたところ、アカミミガメなら冬にも冬眠せずに活動していることもあるのか。でも、やはり生きてはいないのだろうなと思う。

「骸拾い」
当初のタイトルは「UAP」(未確認大気現象の意)だったが、わかりにくいのでこちらに変更。

「あとがき」
これも私の実話。JUGEMの日記ブログに記述したことをリファインしたもの。幸い、これ以降は自宅で奇妙なことは起きていない(ちなみに、お祓い等は行っていない)。


(#)端正な文章でつづられる、ワールドワイドな怪談集「死神は招くよ」
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↑こちらは紙の冊子版。Kindle版もある。

(*)平山夢明先生・監修、神薫「FKB怪談女医」
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