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中高年夫婦の世界一周ブログ


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2011年7月3日~2012年7月5日までの1年間、


夫婦2人合計112歳で単独世界一周旅行、


 「世界遺産」100踏破しました!


…このブログは1年間の世界一周旅行旅の


計画から記録、その後の途中下車エッセイです。


これから世界を旅される方に役に立つ情報交流と


世界と日本を考えるそんな発信を心がけます。


現在、世界でロングステイを計画中。


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現在の途中下車先……日 本


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2016年07月17日(日) 22時20分14秒

トルコで発生したクーデター未遂で、世界遺産委員会がいったん中止になった……

テーマ:帰国後・日本
トルコでイスラム過激派によるクーデターが発生しました。政府勢力によってすでに鎮圧されたそうですが、犯行グループの実行犯は射殺され、多くの市民が亡くなりました……。
トルコは大好きな国の一つなのでとても悲しいです……。

ちょうど同じ時期、トルコのイスタンブールでは、2016年(第40回)ユネスコ世界遺産委員会が開催されていたまっ最中でした……。
今回、日本からは東京の「国立西洋美術館」が新たに世界遺産に認定登録されるはずでしたが、クーデターが発生したことで、審議がいったん中止になってしまいました……。


国立西洋美術館は、フランス人で近代建築の3大巨匠、ル・コルビュジェの作品で、7か国(フランスを中心に、日本、ドイツ、スイス、ベルギー、アルゼンチン、インド)からの共同推薦です。コルビュジェの代表的な建築作品17点を対象にしたものです。

国と国が陸続きのヨーロッパなどでは、世界遺産の対象物件がいくつかの複数の国にまたがって存在することは、たまにあることなのですが、島国の日本にとって、他の国と世界遺産を共同で推薦することははじめてのケースです。しかも大陸をまたいでの文化遺産の共有は、世界的にもはじめてのケースとなり、いろいろな意味で貴重な事例となります。

……実は妻、さきごろ行われた「世界遺産検定試験」で、3級と2級を受験したばりなのでした……。
2016年の会議がトルコのイスタンブールで行われることや、日本からの申請が、国立西洋美術館、ル・コルビュジェであることは、3級も2級も、どちらの試験問題にも出題されていたのでした……!

世界遺産は、大きな犠牲を払った第二次世界大戦のあと、二度と戦争を起こさぬようにと、1945年に設立されたユネスコ(国連教育科学文化機構)が、その後の紛争によって世界の貴重な遺跡が破壊されたり、エジプトのダム建設で、アブシンベル神殿が、ダムに沈んでしまうことを国際的な協力で守ったりした経験などを通じて、1972年に「世界遺産条約」を発足させたことに基づいているものです。

ユネスコ憲章の前文には、
「戦争は、人の心のなかにうまれるものだら、人の心のなかにこそ、平和の砦を築かなければならない」
とあります。

人類にとって貴重な遺産を、人類が共同で守っていこう。人類の創造的叡知を示すもの、文明の交流や文化の段階や宗教、人類にとっての大きな出来事の証拠となるもの、優れた建築技術・科学技術、
自然遺産では、優れた景観美、地球の進化、固有の生態系や、絶滅危惧種の棲息域の保護などを、
世界各国の人々が、それらを共有意識をもって、人類みんなの宝物として、みんなで知恵を出しあって守っていこう。
そのことは、平和で、理想的な地球社会の建設に役だつのではないか……

キリスト教もイスラム教もユダヤ教も、ゾロアスター教やジャイナ教やコプト教もそれぞれ人類の財産であるとして、多くの遺跡が世界遺産に認定されています。
アウシュビッツや、広島原爆ドーム、奴隷貿易の拠点となったゴレ島のような、人類がこれら先、二度と同じ過ちを犯さないように、忘れないように「負の遺産」として登録されているものもあります。

これからの戦争は、おそらく国と国との間の宣戦布告状態ではなく、今回のトルコ国内のクーデターや、フランスのニースで起こった無差別テロのような、いつどこで誰が被害に遭うかわからない、というかたちで頻出していくのでしょう。

その原因、世界的経済格差・貧困問題は宗教の問題とからみあって、簡単に解決するとは思えません。だけど、だからと言ってあきらめるのではなく、一人ひとりが、心のなかに「平和の砦」を築いていくために努力することは、意味があると思います。


私は、世界一周トラベラーの一人として、これから世界へ旅立たれる旅人のみなさんにお願いしたいことがあります……。

それはぜひ、一か国でも多くの国へ行き、一つでも多くの世界遺産を、自分の目で見てきてください!そしてその感動をまわりの人に伝えてほしい、ということです。
世界遺産のなかには、けっこう地味で観光的にはそんなに有名でないマイナーなものもあります。
だけど、なぜそれが世界遺産に認定されたのか、なぜ人類にとっての共通の財産なのか、その理由が必ず存在しています。それは人類の過去を教えてくれ、未来につながるものです。

世界遺産の取り組み、その意義をもっともっと世界の多くのに広げていくことを通じて、平和な世界の実現へ、理想的な人類の未来へ、すこしでも役にたてたら、と世界遺産検定をこれからも挑戦します!

そしてこれからも一つでも多くの世界遺産に会いに、地球に出かけたい、と思います!


※世界遺産委員会は17日、再開され、コルビュジェの国立西洋美術館、世界遺産認定、決定したそうです!!!


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2016年07月10日(日) 17時30分34秒

投票に行こう!

テーマ:帰国後・日本



いまさらなんですが……

今夜、夜8時まで投票所は開いておりますので、もし、まだ投票がお済みでない方がおられましたら、必ず投票に行ってください!

今度の選挙には、憲法と、日本の民主主義の未来が、命運がかかっていますので……


バクダッドで殺害された8人の日本人は、みな、振興国バクダッドの発展のために、力を尽くしていた、国際協力の立場で仕事をしていた人たちでした。本来なら、テロリストたちが人質から「はずす」はずの外国人です。
……これまでは「私は日本人だ」といえば、テロの対象にはならなかったのが、いまは逆に、明らかに、日本人であることが、標的として、狙われる事態になってきています。

日本が集団的自衛権行使を認めたり、戦争をする国に豹変声明をした安保法案を通したり、アベ首相があちこちで行う「対テロ戦争を支援する、断固たたかう」発言が、海外にいる日本人をターゲットにしたテロを誘発させていること、国内外の日本国民を危険にさらしています……。


このあいだのイギリスの「やっちまったなEU離脱国民投票」から、私たちが学ぶことがあるとするなら……、

どうせ、みんなが、誰かが、まともな判断をしてくれるから、大丈夫。自分1人ぐらい真剣に考えなくてもどうってことない、どうってことない、
……ってみーんなが考えてたら、とんでもないエライことになる、取り返しがつかないことになる、ってことです。

一人ひとりが、この国のこと、私たちの未来のこと、真剣に考えて、行動をしないと、いまは、ほんとうに危ない時代です──。


戦争へと危険な道を突き進む政権を、市民が黙って見逃すことで、結果的に「後押し」してしまうのか……。

平和憲法を守って、あたりまえに幸せを追求できる社会をめざして、戦争への道を食い止めることができるのか……。


あと2時間半あります。




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2016年06月29日(水) 16時05分43秒

イギリスのEU離脱で、ヨーロッパと世界はどうなるの?

テーマ:帰国後・日本
本人たちが一番、こんなはずではなかった……やっちまったな……と感じているのでは?
……国民投票の結果、EU(ヨーロッパ連合)を離脱することを決定してしまったイギリスです……

そもそもキャメロン政権は、EUを離脱するかとどまるか、国民投票をしたけど、どうせ、離脱派が多数とるなるなんてありえず、その数字をチラつかせて、EUのなかでのイギリスの発言権を高める、負担金減らせよ、……の交渉の材料にしょうと思ってただけだったのかもしれません。

離脱に投票した当の国民自身もまさか、ほんとうに離脱に決まるなんて思ってなかった、のかも……。

ただ、イギリス国民にとって、近年、増え続けるEU加盟国からの移民で、人が多すぎて、どこもかしこも年がら年中ごった返し、病院は急患でも待たされるわ、交通機関は混むし遅れるし、役所も銀行も人でいっぱいで時間かかるわ、子どもたちの学校は移民の子の対応に追われてまともな授業が受けられないわ、その対策に必要な財政も膨大で……とかなりなレベルで市民生活に支障が出ていて(主に都市部で)、キレまくっていたのは事実のようです……。
その不満が「EU離脱」への投票につながったようですが、案外、離脱に両手を挙げて賛成とは思ってないけど、どうせみんな残留に入れるだろうから、少しぐらいは意見として離脱票に投じておこうか、と思ったら、蓋をあけたら意外にもみんなが離脱に入れちゃって、意に反して「離脱に決まっちゃった」、みたいな感じなのかもしれません……。


それではなぜ、そんなに移民が増えたのか?

EU国どうしのなかでは、国境がなく、関税もかからず、人が自由に行き来できて、ビザなしで、移住して働くこともできるのですね。社会政策も受けられるそうです。そのほうが経済が活性化すると思われたのです。
しかし、すると当然、所得の低い、EU加盟国のなかでも東欧諸国とか、ルーマニアやブルガリアなんかから、高い賃金を求めてどんどん人が入ってきた。これでもし今度、トルコがEUに加盟したりしたら、イスラムの人達にまじってテロリストが自由に出入りするようにでもなったら、たまらんな、と。

……しかし、EUのなかで、経済格差上位国で、先進国なのは、なにもイギリスだけではなく、フランスやドイツもみな同じなのでは?

……と、ここで、「言葉の問題」がでてくるのですね。

我々も海外に移住したい、ロングステイしたい、と思うとき、まったく同じ基準で行き先選びを考えているからです……。

英語ですら、まともでないのに、英語圏以外の国での生活なんてとうていムリ! 英語ならなんとか書いてあることは辞書を引きながら不十分でも理解できる、基本的な構文に、あとは必要な単語をその都度調べて、言いたいことくらいは言える!と。
……しかし、フランス語やドイツ語の国、スペイン語圏の国は、観光で数日、滞在するぶんにはよくても、毎日生活するのはムリ!……。

……たぶんみんな同じことを考えているんでしょうか。英語はいまや、世界の標準語になりつつりますし。いや、ありましたし……。
そしてそれは、イングリッシュ、というぐらいで、英国が本場の言葉。……そのことがかえって仇になっちゃったんですね!

イギリスのEU離脱は、ポンドが信用をなくして下落し、世界経済の混乱を招くといわれています。反動で日本の円は高騰し、株価は暴落するだろうといわれておりますが……。

そして、イギリスがEUを離脱したら、EUそのものが崩壊するのでは? それ以前にイギリスが内部崩壊するのでは? といわれています。。。

というのは、イギリスは、U・K(ユナイテッド・キングダム)──イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの部分からなりたつ国で、つい最近もスコットランドが、独立しそうになったのを国民投票で僅差で抑え込んだばかりです。
しかし、EUを出る、となったら、もう一度、スコットランド独立の機運がたかまるでしょうし、北アイルランド問題も大変です。
現在、アイルランド島は北部の一部だけがイギリス領になっていますが、地理的には、ふつうにつながっています。そもそもEUの国どうしは国境がないので、これまでは支障がなかったわけです(通貨の問題ぐらいで)。しかし、イギリスがEUを出たら、アイルランド島のなかで、国境が出来て、もともと同じ民族、同じ国の島のなかで外国どうしになってしまいます……?!

言葉の問題は、大きいです。
私たちも世界旅行をしたとき、ヨーロッパのゲートイン・ゲートアウト都市は、一も二もなくイギリスのロンドンに決めました。英語が通じるからです。
(ちなみにアジアはタイのバンコク、南米はブラジルのサンチアゴとペルーのリマ、北米は東海岸がニューヨークで、西海岸がロスアンジエルスでした……)

しかしEU側は、イギリスが離脱するのなら、今後、EUの公用語(現在、英語・ドイツ語・フランス語)から「英語は外す」って言ってるらしいです。
えーっ!? それもどうだかな……。

スイスの国鉄の車掌さんは、「サンキュー・ダンケ・メルシー」ってワンフレーズの決まり言葉みたいに、リズミカルに言ってましたけど、今後は「ダンケ・メルシー」だけですか?
英語はいったいどうなっていくのでしょうか?


もともと、イギリスはヨーロッパ外からの人口流入をふせぐ、180日のあいだで、90日を超えて滞在できないシェーンケーン協定にも入ってないし、通貨もユーローではない、ちよっとビミョウな立場をとってきたのでした。

これからはイギリスとEU諸国との貿易には関税がかかるだろうし、イギリスが経済的に苦しくなるのは目にみえています。雪崩れ的に離脱国が出ないよう、EUとしては厳しい制裁的態度をとることが予測されます。


イギリス・EU問題、どう展開していくのか、

ヨーロッパはどうなるのか?
世界と日本にどんな影響を与えていくのか……

野次馬トラベラーとしては今後も関心をもって、動向を見守りたい、と思います……










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2016年06月16日(木) 22時02分04秒

子どものときからインターネットがあった。子どものときに、戦争があった…

テーマ:帰国後・日本
最近、仕事で頻繁にお付き合いするようになった若い研究員さんをみていて、妻は実は、ものすごく衝撃をうけていることがあります…。

それは、彼女が単に「仕事ができる」、というだけではなく、インターネットに対する考え方、姿勢が、われわれと根本的に違う、ということです。

ネットに対する信頼感に揺るぎがない。ネットの能力を最大限に利用して、仕事を依頼する、資料を送る、原稿を受け取る、誠意を届ける、関係を調整する。相手のネットに対する距離感を推し量って適切なフォローをするや(電話、FAX、直接会いも併用する)。クラウドを利用して、情報を共有化する……。
……そのやり方が実に見事なのです。

本人の優秀さももちろんあると思うのですが……。

ひるがえって、われわれ世代にとっては、コンピューター・インターネットは人生の半ば、途中から登場した便利な道具でした。それ以前、子どもの頃にはもちろん存在していませんでした。社会人になってからも、コピーしたものを郵便か、せいぜいFAXで送って、そんなふうに長らく暮らしていました……。
……で、もしかすると、心のどこかで、無意識の意識下で、どこかでネットのことをとことん信用していないところがあるのかもしれない。届かないことがあるとか、相手の目に止まらないかもとか、流失する、とか……
「やつぱ、大事な文書は、最後は現物を直接、届けることだよな」みたいな。だって昔は、なかったから。

でも、20代の彼女にとって、コンピューター・インターネットは生まれたときから、すでにこの世に存在していました。
…人間って、自分が生まれるより先に、この世に存在していたものに対しては、絶対的な信頼感、揺るぎない肯定感があるのではないでしょうか?……。
「それを疑うのなら、じゃあ、何を信じたらいいのよ? 世界の存在そのものを疑わなきゃならなくなるやん」みたいな……。

そうなんですね…。

どうやら、そこのところの感覚が、われわれと違うようなのです。

アドレスのvとuを間違えたら、メールは届かない、iと1を打ち間違えても届きません。でも、郵便だって、郵便番号や1丁目と2丁目を間違えたら相手には届かないし、番号を間違えたらFAXは届かない。常に細心の注意を払って仕事をしないといけないのは同じことです…。


……と。ここまできて、まったく真逆のことにも思いを馳せました。
先日、82歳の大先輩と話をしていて感じたことです。


子どもの頃に、戦争を体験した世代、その恐怖を知っている世代は、これまた本能的に、またそういう時代が来るかもしれないこと、気をつけないと、政治のあり方によっては、そういう時代はふたたび訪れる、ということを、経験的に知っておられる……のかもしれないな……と。
生まれたときから、戦争のない平和な時代に育った世代は、平和な世の中が当たり前だと思っています。知らないので実感が伴っていないです。

私たちはいま、山の中腹の見晴らし台に立って、山頂の頂きも、下に広がる裾野も、どちらも見ているようです……。

時代の変化にも関心をもつ。そして忘れてはいけない歴史、伝えていかないといけないことを先人たちから学び、そのバトンを次の世代にしっかりと伝承していくこと。

生まれたときからコンピューター・インターネットが存在していて、それが当たり前だという感覚をもった世代が、クラウドコンピューティングを開発してくれたことには感謝しつつ、我々が生まれたときにはすでに失われていた知恵や知識や体験から学ぶべきことをきちんと学んで、次の世代に伝えていくことが必要だと思うのです。

人類(ホモサピエンス)が、旧人類がなし得なかった進化を遂げることができた。その理由が、「言葉」を手に入れたこと。それで情報を共有し、さらに次の世代に知恵を継承していくことが可能になったからだ、と言われているように……。







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2016年06月01日(水) 15時45分29秒

中国にお願いしたい……

テーマ:帰国後・日本
先週、TVの『世界ふしぎ発見』で、中国の世界遺産、湖南省の〈武陵源〉、そして、小数民族苗(ミャオ)族の古城、〈鳳凰〉(フォンファン)を特集しており、両方とも行ったこともある大好きな場所なので、楽しみに見ました…

…TV情報によると武陵源では、急増する国内観光需要に応えるべく、現在、武陵源の渓谷に巨大な吊橋を建設中で、7月に完成予定なんだとか。
しかもその吊橋、床に強化ガラスがはめこんであり、足元がスケルトン、シースルーのスケスケで、まるで地上350mを空中散歩しているよう、高所恐怖コワコワで、そうした構造では規模的にも、世界一らしい…。「世界一」…の好きな、いかにもド派手な発想です…。
(しかし、安全性とかはほんとうに大丈夫なんでしょうかね…?)

……

鳳凰は随分、変わった、という印象でした……。
夫と妻が、上海万博の年(2010年)に行った時、すでに2006年のNHKの「まち歩き」で紹介されたときに比べて、さびれたひなびたかつての川沿いに石の城塞をつくった古城のまちが、たった4年で、西欧風のえらくおしゃれな観光地に変身したもんだな、川沿いには今どきなカフェやレストランや土産物屋がいっぱいで…人もいっぱいで…と驚いたものでした。

とにかく、ものすごい人でした…「あんたら、どこから湧いてきたん?」…と思うような、それはどこまでも果てしなく続く人・人・人の群れでした…中国の人口のすごさを思い知らされた思いでもありましたが、あれはまだほんの序の口だったようです…。
観光客のうち外国人はほとんどいず、95%が中国国内からの中国人観光客でした。
虹橋を渡った所に、夜になると、突如、苗(ミャオ)族の、伝統料理の屋台が延々と並び、もうもうと立ちあがる煙と共に、毎夜、毎夜、ものすごい騒ぎ、喧騒になるのでした。毎日が、お祭り状態のようでした。

…でも、朝早い時間には、まちはウソのように静まりかえり(ゴミはすごいが)、そして夕方には、蛇江の川岸へおりて、川の水で白菜や菜っ葉を洗うおばあちゃん、
…の横で洗剤使って、洗濯板で洗濯しているおばちゃん(隣の白菜は、それでいいのか?)
…の横で、やおらズボンを脱きはじめると、川に入っていきなり沐浴を始めるおっちゃん…と、

…のどかすぎるにもほどがある…

…な光景を、対岸のカフェから眺めることができました…



…現在の鳳凰は、「中国一美しいまち」として、国内有数の観光地として、大量の観光客を集客する一大観光地になっているようです…。
川沿いにランドマークの大きな水車が建設され、ライトアップはさらに超ド級に派手になり、川には赤い提灯を灯し、一度に何十人も乗れる観光船が何台もひっきりなしに運行している模様。まちごとテーマパーク化の様相です。

…えっ?観光船が行き交う…ということは、川を渡るあの飛び石は撤去されたのでしょうか?
何度、橋をかけても蛇江の流れが激しく、橋が流されてしまうので、橋をかけるのをやめて、石を置き、住民はそこを渡って川のあっちとこっちを行き来している、という、ツルツル滑って、ちょっと怖かったあの飛び石は─?

むむむ……

中国国内の猛烈な観光地化、観光経済をささえているのは、経済発展し、国内が急速に豊かになって拡大した中国の国内需要によるもののようです。
外国人観光客がちらほらいるのは、北京とか上海とか、ごく限られた場所だけで、国内の観光地に圧倒的に大挙して押し寄せているのは、所得が増えて(政治も変わった?)、あちこち旅行することができるようになった中国人民のようです。
そのなかの、約1割の富裕層が、いま、日本をはじめとして、海外へも押し寄せているのです。
しかし1割の富裕層だけでも、そもそも中国の人口は11億人だから1割でも1億人…。日本の総人口と同じ数です。
その富裕層が海外で爆買いするパワーの、その10倍の人口が、富裕層ほどではないけど小金を持って、ものすごい勢いで、いま、中国各地のいままで静かすぎる農村だった場所に、われもわれもと押し寄せているのです…。

日本でも1970年代の高度経済成長のとき、GWになると、猫も杓子も信州上高地や蓼科へ移動したことがありました。あちこちに不味いコーヒーや冷めたスープを出すにわか喫茶店や、どこでも同じ物を売る土産物屋が出現し、怪しげな宿泊施設が乱立しました。でも、その頃に無茶苦茶な観光開発をしたまちはその後、観光バブルが過ぎ去ると、もう誰も来なくなりました。そして農業等を生業にしていた人々が、いったん土地を手放し、観光業に手を染めたあと、バブルが引き潮のようにひいてしまったら、もう誰からも見捨てられた見向きされないまちになってしまった。生活手段もなくなってしまった。そんなかつての「観光地」が日本にもたくさんあります…。

中国はあの頃の日本とは、規模が、ケタが違いすぎます…

……

……

よその国のことですから、我々が、あーだこーだいう筋合いのことではない、とは、じゅうぶん、わかってはいるのですが……

(小さな声で)
貴重な自然や、歴史的景観、人類にとっての史跡、遺産が…
観光優先、利益誘導、開発バンザイ!
の名のもとに…

…10億人に踏みくちゃにされはしないか…

ブームが去ったあとには、観光客の無数の泥だらけの足あとと、捨てて行かれたゴミ以外、なにも残っていない…

取り返しがつかないような環境破壊、景観破壊がすすまなければよいのですが…

経済の発展は大事だし、住民の生活レベルが上がることも、相反する問題と捉えたらいけないのですが、日本を含めて先進国の多くが経験してきた観光開発の失敗を後や悔を、繰り返さないでほしい、、、と思うのですが…

それとも、古いものは潰して新しいものにどんどん作り変える、それも中国4000年の歴史の深淵なんでしょうか…?




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