昨日、週間こどもニュースを見ていたら、ネットでのいじめが急増しているというニュースをやっていました。

例として挙げられたサイトを見て、これは2ちゃんねる、これは前略プロフ、とわかってしまう自分もどうかと思うのですが、

しばらくネットで掲示板の読み書きなどしていれば、そういうものの存在は自然とわかるものだと思います。


ただ、これは放送してはまずいんじゃないかと思ったのは、なりすましでプロフサイトを作る手口を説明していたこと。

あれは、逆に、そんな方法があったのか、と、同じようなことをする人が増えそうな気がします。

問題意識、良識だけ持っている人間がテレビを見ているとは限りません。

なりすましで自己紹介サイトに投稿して、それを読んだ人からの迷惑メールや電話が大量にくる、その程度で十分だったと思います。


それと、不思議だったのは、携帯にいじめメールが来るという対策に、

携帯メールをやめる、という案が出ないことでした。

友人に変えたメールアドレスを教えて、またいじめメールがきて、誰も信用できないなんて状態になっているのなら、

携帯メールをしなければ済むことです。

家への連絡など、どうしても必要なら電話機能だけでもよいでしょうし、
それなら、非通知のものには出ないとか、決まった番号のものだけ受信するとか選択ができます。

特に必要がないなら、携帯電話そのものをやめてしまってもいいわけです。

それだともっとリアルでいじめられるから、ということなんでしょうか?

コミュニケーションツールとして、もはや必要不可欠だから?

でも、バーチャルないじめでも、学校に行けなくなっているなら、被害は似たようなものではないかと思います。


知らない掲示板やスレッドで、身に覚えのない噂がばらまかれている、というようなものと、

自分が受信しなければ済むものとは、同じレベルで考えるものではないと思います。

どうしてもメールの交流が必要なら、その相手一人にだけ教える、誰からもれたかわかるように限定しておく、その程度のセキュリティは当然で、しないのは無防備すぎると思います。



それとは別ですが、ネットで、「叩かれ」た場合の対処云々がありますが、
通常の状態で叩かれる場合はともかく、

自分が迷惑行為(セクハラや身勝手な話題や勧誘行為など)をしていて、参加者から叩かれるのはいじめではなく「当然」と思うのですが。

これも、「こういう行為は叩かれる」みたいな視点がすぽんと抜けている気がします。

そんなことはしていないのに、という場合に初めて「対策」が必要になるのではと思います。

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アマゾン不調?

ゆうべ、 「アマゾンで見つからない本~『続続続・伊東家の食卓』の場合~」 で、伊東家の食卓シリーズの一部しかアマゾンで検索ができないという記事を書いたのですが、

今日、かぴぱら堂さんのブログ を見にいったら、どうも、これは伊東家に限ったことではないようです。

検索機能がおかしくなっているようで、作者名や作品名で検索しても出ないとか、シリーズものの一部しか出ないとか、ISBN以外にもいろいろ問題があるようです。


出品者としても、買う側としても困るので、早く直してほしいなあ。

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別のブログでもアマゾンアソシエィトの画像を使うことが多いのですが、
本はあるのに、画像が貼れなかった本が『続続続・伊東家の食卓 裏ワザ大全集2002年版』です。


ISBNは、4-8203-9803-2 ですが、これを「個別リンク作成」のところに入れても「該当なし」になってしまう。
題名をいろいろな長さにしてキーワード検索をしても出ない。
それならと、商品の出ているページを探そうと検索すると、正式名称ではこれまた出なくて、
キーワード『伊東家の食卓』で出た商品は以下のものだけ。


裏ワザCookingカンタンレシピブックGOLD!!-伊東家の食卓


伊東家の食卓 裏ワザCooking カンタンレシピブック〈4〉


伊東家の食卓 使える! 裏ワザ大全集〈2005年版〉


伊東家の食卓 裏ワザ大全集


で、「続続続」などは「伊東家の食卓 裏ワザ大全集」のページをあけて、

http://www.amazon.co.jp/%E4%BC%8A%E6%9D%B1%E5%AE%B6%E3%81%AE%E9%A3%9F%E5%8D%93-%E8%A3%8F%E3%83%AF%E3%82%B6%E5%A4%A7%E5%85%A8%E9%9B%86/dp/4820397184/ref=sr_1_4/250-6704648-9669003?ie=UTF8&s=books&qid=1183209564&sr=1-4

「この本を買った人はこんな本も買っています」からならそこのページに行くことができます。

そこからマーケットプレイスに出品すればOK。
「伊東家の食卓」の2000年版、21世紀版、2003年版、2004年版は、ここからいけます。


廉価な本ですから、わざわざ出品しなくても~ですが、買いたいけどたどりつけない人には便利かもしれない。

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初めて読んだのは、学研の学習の「読み物特集号」だったような気がします。
そのペン画の挿絵にくらべると、南塚直子さんの絵本の絵ははっきりしませんが、
雰囲気はこちらのほうが好きな人も多いかも。
カバーありの絵本です。


私が子どもの頃は、傘屋さんがあって、
そこで、ビニールのきれいな傘をあつらえてもらったことがあります。
透明な地に、エナメルで模様をかいたさまざまな傘の形のビニールがあって、
そのうちの1枚で作ってもらった傘は、どんなにきれいでうれしかったことでしょう。

たしか、長持ちはしなかったと思いますが、私の心にはいつまでも残る傘です。


このお話では、傘屋の青年が、女の子に傘を作ってあげます。
女の子がほしいといったきれは、とても高い値段がついていたけれど、
青年はそれを喜んで買って、青い傘を作る。
海のように、空のように青い傘。

そこまでは、とてもきれいなお話なのです。


人間の哀しさ、難しさ。
欲にかられて、始めのわくわくする気持ちをなくしてしまう青年が、とても哀しい。


雨の日には、何色の傘をさしますか?


『青い花』

『11ぴきのねこ』 (馬場のぼる) こぐま社


に代表されるこのシリーズの、B5サイズの絵本は、カバーなしタイプです。

馬場 のぼる
11ぴきのねこ シリーズ6冊セット

ただし、『11ぴきのねこ マラソン大会』は、やや横長の大型絵本で、
これは カバーあり です。

馬場 のぼる
11ぴきのねこマラソン大会
このお話は、ミュージカルにもなっていて、
「11ぴきのねこが旅に出た」「なのだソング」など、楽しい歌がいっぱいです。
CD付 11ぴきのネコ合唱版

『おさじさん 松谷みよ子 あかちゃんの本』(松谷みよ子) 童心社 カバーあり


「さじ」という言葉は、単独ではほとんど死語になってしまったような気がします。

「薬さじ」みたいな連語、「さじを投げる」とか「さじ加減」のような慣用句には残っていますが、

中勘介さんは『銀の匙』 だったけど、今はキャットフードも「銀のスプーン」ですもんね。

(うちの猫は好きじゃなかったようです 「銀のスプーン」)


でもこの本では「お」と「さん」までついている。

なんてていねいなんでしょう(^^)

題だけ見たときに「長治さん?」とか思ったのはきっと私だけね。


そう、おさじの働きは、すくうだけじゃなくて、やさしく冷ます、ってのがあるのね。
食事をそのまま吹いても、冷めるもんじゃない。

ここは、おさじにすくって、ふうふうしなくちゃ。


「奇跡の人」で、ヘレン・ケラーに、スプーンとフォークで食べることを教えようと
サリバン先生が悪戦苦闘する場面がありますが、
熱いものを食べる人間だからこそ、必要な道具なのだと思います。


たまごのおかゆ、家では作ったことがありません。
白いおかゆばかり。

それも大好きですが、ちょっと憧れています、卵のおかゆ。


松谷 みよ子, 東光寺 啓
おさじさん

あれ、こんな本↓もあったの?これは知らない。

かわいいじゃないですか~^^

松谷 みよ子, ささめや ゆき
おさじさんのたび

『ねずみくんのチョッキ』(なかえよしを 文  上野紀子 絵) ポプラ社 カバーあり

なかえ よしを, 上野 紀子
ねずみくんのチョッキ

に始まる「ねずみくんシリーズ」は、とらえようで賛否両論あるようです。


初めて知ったのは大学生の時で、教授が読み聞かせて紹介してくれたの。
教室じゅうで、1ページごとにみんなで笑っていました。

こんなに小さなねずみくんのチョッキが、少しずつのびて、

ゾウにまで着られるようになってしまう…そんな馬鹿な! ですが、
さらに続編で、ねずみくんが今度こそ~、と思っているのもまたおもしろいのよね。
1巻の悲劇で終わってしまってないから、私はいいと思うのだけど。


このシリーズには、しかけ絵本もあって、これもカバーあり。

ミニ絵本(カバーあり)は、バラでも値段がついているので、1冊売りもできるタイプでしょうが、
3冊函入りセットで売っています。その場合は箱に『ねずみくんの小さな絵本』とあります。

なかえ よしを, 上野 紀子
ねずみくんの小さな絵本(全3冊セット)

ねずみくんシリーズはこちら


『三国志絵本 十万本の矢』(唐亜明 文  于大武 絵) 岩波書店 カバーなし


「十万本の矢」は、三国志の有名なワンエピソード。

それだけで絵本が1冊できちゃうんだから、長大な原作なのですが。


劉備が率いる蜀(まだそう名乗ってないけど)は、曹操の魏、孫権の呉に比べて弱小。

でも、兵力の差をひっくり返すのが軍師の智謀、ということがわかった劉備が、

三顧の礼を尽くして迎え入れた、軍師 諸葛孔明。

その智が、とても分かりやすく発揮されたのがこのお話。


呉と同盟して魏を倒そうと、孔明は呉の国におもむきますが、

孔明の頭脳を危険なものと考える、美形の智将 周瑜に、この際亡き者にしようと思われ、

船での戦いに重要なものは弓矢であると答えた孔明に、

周瑜は「十万本の矢を十日以内に作る」という、難題を与えます。

それを孔明は「三日以内に作る」といって、できなかったら殺されてもいいと誓約するのね。
(ああ、かっこいい☆)


で、孔明は、三日後に、わら人形を積んだ船を霧の中に出して、

曹操軍に、敵の来襲! と勘違いさせ、

雨あられと打ち込まれる矢をたくさん受けて帰り、

敵の矢で、10万本を調達しちゃいました、という、快挙をなしとげるのです。

ただ10万本を作るのでなく、

相手の戦力を減らして、プラス20万本の戦力増加になるところが素晴らしい。

なお、「三日以内」といったのは、三日以内に霧が出るという気象も読んでのことだったわけ。


ラストページの周瑜の顔の渋いこと。

呉軍にあって孔明の友人でもある魯粛が満面の笑顔であるのと対照的。


三国志の絵本、他にも出してほしいものです。

おもしろい話がたくさんあるんですもの。

唐 亜明, 于 大武
十万本の矢―三国志絵本

『もけら もけら』(山下洋輔 文  元永定正 絵) 福音館書店 カバーなし


書店で見かけた、口のあいた顔のような抽象的なイラスト。

題もなんか、おもしろそうだなと思って中を見たら、


「もけら もけら  でけ でけ」 「ぱたら  ぺたら」 「ぴた ごら   ぴた ごら」


「ころ  もこ  めか」 「もけけ  け け け」 


「しゃばだ  しゃばだ  しゃばだ   ぱたさ」





ええもう、何も「意味」なんかない、「音」と「形」の絵本です。

筒井康隆さんの『バブリング創世記』 を連想してしまったのは、私だけ?

「ドンドンはドンドコの父なり。ドンドンの子ドンドコ、ドンドコドンを生めり。…」っていうあれ。

この絵本はその上をいく、音だけの世界ですね。


この絵本を見つけて大いに気に入っていたのが、甥でした。
当時、幼稚園か小学校1年くらいだったと思いますが、

1ページめくるごとに、声を出して読んでは、おもしろそうに笑っていた。

子どもって、大人が頭で理解できないところをちゃんとわかっているのね。


この絵本の読み聞かせは、…どんな雰囲気がよいのかな?

山下 洋輔, 元永 定正
もけら もけら

『絵本玉虫の厨子の物語』(平塚武二 著  太田大八 絵 童心社) カバーあり


私は、梅原猛さんの『隠された十字架』 以来の法隆寺ファンですが、

それ以前に接した法隆寺関連の話が、「玉虫の厨子の物語」でした。

先に、教科書で読んだと思います。

(教科書では、ずいぶん省略されていると非難されていた記憶があります。)


玉虫の厨子は、誰が作ったのかまったくわかっていません。

誰が、なぜ、何のために、

そこから、空想の翼をはばたかせて作者がつくりあげた、美を追求する者の物語です。


以前、玉虫の厨子は、そばで見ることもできなかったし、

朽ちてしまった羽はほとんど確認できないようです。

できたときはどんなに美しかったことでしょうか。

多くの玉虫の命とひきかえに、ですが。


現在は、復元された玉虫の厨子で、当時の輝きがしのばれるようです。

法隆寺に行けば見られるのかしら?

モルフォ蝶の羽のブローチを持っていますが、

昆虫はなぜあんなきれいなメタルカラーを持っているのでしょう。

人間が金属を発見するよりもずっと前から。

平塚 武二, 太田 大八
絵本玉虫厨子の物語