超有名選手がいる経済効果 | ムズカシイことぬき!

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 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

今日はサッカー話のBlog記事を書こうと思ってたら、さっき、U-19日本代表が準々決勝でまたしても(!)韓国に敗れ、またしても(!)来年のU-20W杯に出場出来なくなったことを知り、かなりへこみまくっています。。。
(頼むから韓国とは準決勝以上で当たるようにして欲しい・・・。)

明日のフル代表(アウェーで韓国戦)でスカッと勝利して欲しいもんです。

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勝手な提案と言うか、自分がもし日本サッカー協会のトップ(JFA会長)だったらどうするか?

って妄想話ですが、「JFAにとって今、一番必要なマネージメントは何か?」と考えた時に、僕の考えでは、「Jリーグ観客動員数の増加」の具体的施策を明確に打ち出し、その市場のパイを広げる方向に特化して投資すべきではないか、と思います。

<Jリーグ観客動員数>
年度 総計
1992 533,345
1993 4,118,837 ※Jリーグ開幕
1994 5,619,653 ※1998年W杯アメリカ大会(日本不出場)
1995 6,439,522
1996 4,745,930
1997 3,464,906
1998 4,277,065 ※1998年W杯フランス大会
1999 4,153,704 ※J1/J2制スタート
2000 4,456,135
2001 5,946,972
2002 6,353,970 ※2002年W杯日韓大会
2003 6,797,035
2004 7,405,048
2005 8,539,178
2006 8,363,963 ※2006年W杯ドイツ大会
2007 8,883,068
2008 9,130,030
2009 9,623,584


全体として順調に伸びているように見えますが、では日本の民法テレビや新聞紙各社のが一番の重要度で取り上げる材料になっているかどうか、の視点で考えると日本のサッカーはまだまだでしょう。なぜマスコミ視点で考えるのかは、要はお金になるか、ならないかのジャッジの為です。マスコミが食らいつくネタはやはり儲かるネタです。儲かると言う事は、買い手がいて、売り手がいる。つまり、そこにビジネスが成り立つってことです。

例えば、こんな目標を持つとします。

2010 10,000,000 ※2010年W杯南アフリカ大会





2020 20,000,000

目標:観客動員を2020年で倍増させる!

そのための様々な課題
・どうやってお客さんを増やすのか?
・箱(スタジアム)を大きくしないといけない
・試合数や代表合宿などのスケジュールの問題

その他いろいろありますが、そこで1つ提案。

Jリーグ開幕の初期のころ、ビックネームと言われる世界的なスーパースターがJリーグにやってきてくれました。旬は過ぎた往年のプレイヤー達がお金を稼ぎにやってきた、とも年金リーグとも揶揄されましたが、ビックネーム達のおかげで数々のプラスをもたらした功績もでかいと思います。

・観客動員数の増加
・マスコミ(テレビ・新聞)の露出の増加

また、これらは二次波及効果として

 ↓

・サッカー人口の増加
・スポンサーの増額
・収入増加によるスタジアム拡張投資、更なる選手補強(高品質化)

まさに、リアル・サカつくの世界です。

めっちゃ簡単な話、

☆「世界的に超有名な選手を各チームに入れやがれー!」

って提案です。その有名選手の高額な移籍金や年俸の一部負担を協会側がすればいいと思うんです。(制度を作って各チームがそれを利用する形)

まあ、Jリーグに代わって年金リーグとして最近実は伸びて来ているのが、カタールとアメリカなんですが、特にアメリカのMLS(メジャーリーグサッカー)がすごい事になっているんですよ。

2007年にベッカム、2010年にアンリとかMLSのチームに加入しているんですが、実はその経済効果がすごい!

公式スポンサーのアディダス社は、

2004年に、10年で150億円(=1年15億円)
2010年に、8年で200億円(=1年25億円)※契約途中だが、167%アップで再契約

ってことになったんですよ!どのくらいすごいかと言うと、

JFAとアディダス社の契約(日本代表として)

2007年に、8年で160億円(=1年20億円)

ぶっちゃけアディダス的には、「日本代表」より「MLS」の方が上だよーってことですね。ようするにスポンサー側からとって多額の投資をする価値があるかないかに関しては、やはり選手のブランド力の影響はでかい訳ですね。(ちなみにベッカムのユニホームは2007年だけで30万枚以上売れたようです。1枚1万円として30億円の売上ですねw)

まあ、普通にサッカー好きな人(にわかファン含め)なら思いませんか?

Jリーグにベッカムが来てプレーしたら、アンリが来てプレーをしたら、どのくらいのJリーグ全体の経済効果をもたらすのか・・・!まずスタジアムに行ったことが無い人が次々にスタジアムに行ってみようとなると思いませんか?

毎年、Jリーグ全体の市場活性化のための「超有名選手負担金(または獲得補助金)」制度を作って、どのチームも契約選手1人(ただしJ1に限る)だけの枠で協会がバックアップして大物選手獲得を推進しませんか?


うーーーん。


細かいところはまったく試算も何もしてないけど、大筋はいい案だと思うんだけどねー。


がんばれニッポン!