正義論 | ムズカシイことぬき!

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最近のとっても気になるワード(マイブーム)が【正義論】です。

正義とは何か?

と言う哲学的な、漠然としつつも壮大でいて、かつ日常的で現実的でもあるテーマです。

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ウィキペディア「正義論」より

正義論(せいぎろん)は、法哲学における最古の問題領域の一つである。
論じられる項目は次のとおり。

1. どのような行為が既存のルールに照らして「正しい」のか。
2. どのようなルールが「(ありうべき)正しさの規準」に照らして「正しい」のか。
3. そもそも 「正しさの規準」 というものは存在するのかどうか、もし存在するのであれば一体どのようなものなのかという規準。

一般に、法価値論を含む広義の倫理学は、規範的部門と分析的部門とを区別する。正義論をめぐっても同様に規範的法価値論とメタ法価値論(分析的法価値論)という二つの分野を区別することが可能である。おもに前述の 1. と 2. のレベルが規範的法価値論の対象となり、3. のレベルがメタ法価値論の対象となる。

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ことの発端は、大好き過ぎる漫画「ワンピース」57巻「第556話 正義は勝つ!!」で、ドンキホーテ・ドフラミンゴが、

 "平和"を知らねェガキどもと "戦争"を知らねェガキとの価値観も違う
 頂点に立つものが善悪を塗り替える
 今この場所こそ 中立だ
 正義は勝つって!?そりゃそうだろ
 勝者だけが正義だ!!!!


と言い放つシーンがあるんですが、「ハッ」としました。

【勝者が正義だ!】物凄く野蛮で危険な思想だけど、案外人間の歴史ってそう作られて来ているのが今までの事実だったりとか。(自分が思う)正義が勝者になるのではなく、勝った方が正義になる。つまり、お互いに正義だと思って争い、勝者だけがその正義を貫くことが出来るという訳。

つまり、ドフラミンゴの言ってることは間違いでは無いってこと。


うーーーん。


これを会社や仕事に置き換えて考えてみると面白い。


仕事上のお互いの意見の食い違いは、まさに互いに考える正義と正義のぶつかり合いで、どっちも正義なんですよ。で、(話し合い・会議・上司の判断など)勝てばその正義がその会社の正義として採用される訳です。負けるとその正義は正義では無くなる。それも立派な正義だとしてもね。まあ仕方が無いことですが。

そして、自分の考える正義があまりにもその会社で採用されない場合、つまり敗者となってしまう場合は、独立すればいい訳です。そしてその自分の正義を掲げればいい。

昔、よく部下達から相談されましたが、(自分の意見が会社に通らない相談)

 「大井さん、僕の意見はどこか間違っていますか?」

 「何にしろ、上を納得させて通さないと、この会社では間違っている意見となっちゃうわな。」


うーーーん。


まあ、結局あれです。自分自身がもっともっと強くなることです。


がんばろうっと。