フレッシュマン | ムズカシイことぬき!

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フレッシュマンって言葉は、この春から新社会人になった人達だけじゃなくて、人事異動や新入学など、新しい環境で生活を始める人達すべてをこう呼んでもいいと思います。そんなフレッシュマン達にオススメなのが、こちら。

■新社会人へ贈りたいエール(渡邉美樹.net)

ワタミ株式会社代表取締役会長・CEOの渡邉美樹さんの新社会人へのエールです。相変わらずワタミさんは言葉が上手い。成功する経営者に必要なスキルっていくつかあると思うけど、この「言葉が上手」ってのも重要なスキルの1つだと思います。

ワタミさんはエールの中で新社会人に対して2つ大事なことを言っています。

 1.会社を徹底的に俯瞰(ふかん)すること

 2.働くことを単なる手段と考えるな


  ※俯瞰(ふかん)・・・高い所から見下ろすこと。全体を上から見ること。

会社を俯瞰すると言うことは、配属された一部署や与えられた一つの仕事だけを見て意見や感想を持ったとしても、それが正しいのか、何が間違っているのかの判断が出来ない。それが部分的に最適化されることが会社全体にどう影響を与えるのか、と言った広い視野で物事を理解しておくと、今自分がやらなければいけないことが自ずと見えてくる、そう言う意味だと思います。

もう1つの働くことを手段とするなに関しては、ワタミさんの言ってる通りですね。愛社精神って言うと古臭く思うかも知れませんが、自分のミッションはこの会社でお金を稼ぐこと、って考えるより、自分のミッションはこの会社をもっともっと大きくすること、って考える方がいいんですね。

そして最後に僕からエールを1つ。

新人さんは、とにかくまずは1年間、ただがむしゃらに直向きにがんばってみること。

ムズカシイことぬきで、何でも挑戦してみること。とにかく走り続けてみること。職場のたくさんの人達の声を素直によく聞くこと。何でも吸収してみようと考えて、自分の成長を信じること。


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僕は、大卒で大手外食チェーン店に就職が決まったが、入社後の1週間足らずで研修中に会社を辞めてしまった人を知っています。「オレは店長候補として入ったのに、いざ入社したら一番下っ端のパートのおばちゃんに雑用ばっかり指示されて怒られて、こんなとこで働いてられっかと思って即辞めた」と言う理由を聞いて当時呆然としたのを覚えています。

初めてスキー場に行って、うまく滑れずに「オレはスキーに向いていない。もう2度としない。」と決めつけて止めちゃうと、次に何をやっても上手になれないんじゃないでしょうか?新しく何かを覚えたり習得したりする時って必ず何度も失敗を繰り返します。失敗は成功のもとです。


うーーーん。


平たく言うと、何事も修行だと思うことですな。