仕事の面白さに目覚めたきっかけ。その4 | ムズカシイことぬき!

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■仕事の面白さに目覚めたきっかけ。その1
■仕事の面白さに目覚めたきっかけ。その2
■仕事の面白さに目覚めたきっかけ。その3

まさか、その4にまでなると思わなかった、、、、さっそく続きです。

今回は、19~21歳頃(1991~1992年頃)に自分の仕事のスキルを実際にどうやってあげたのか?についてです。

まず大前提に、「この職場の中で、たぶん自分が一番アホやな。それには自信がある。」と思っていました。一応は高卒ですが、ほとんど勉強した記憶が無いですし、2年の時も3年の時も、2学期の途中くらいに担任の先生に呼ばれ、「あと1日でも休んだら出席日数が足りないので留年になりますよ。」とか言われていました。(今から思うとあの時もっと勉強すりゃーよかった、と思い少し後悔しますが)

同じ職場の同じフロアに店長(フロア長)、店長補佐、先輩社員、アルバイトら合計30~40人くらいいて、まず能力的には今のオレが一番下っ端にいるな、と入社後にハッキリと自覚していました。

でも、その状況の中で「どうしても達成したい目標」がありました。・・・そうです。「金曜日ノー残業と土曜日の休みをゲット」です。ここにだけはかなり執着していたので、何が何でも何とかしないと!と思っていました。そこで考えたのが、

 ■よし!短期間でこの中で一番仕事の出来る人になろう!(→そして休みをゲット!)

安直です(笑)でも真剣でした。自分の中では選択肢はこれしかない、と思ってましたよ、この頃はほんとに。動機がかなり不純ですけど、まあそこは結果オーライで。目標が決まると後はそこに向かって走るだけです。根本的に単純な思考回路しか持ち合わせていないのか、まるでRPGのドラクエをやるような感覚でした。

 ■レベル1・・・ぶきがない。何も知らない。
 ■レベル2・・・アルバイトの業務をぜんぶおぼえる
 ■レベル3・・・アルバイトにこうかてきな指示や指導ができる
 ■レベル4・・・アルバイトに一目おかれる
 ■レベル5・・・先輩社員より早く正確に同等のしごとができる
 ■レベル6・・・先輩社員がぼくにしごとのことを聞いてくる
 ■レベル7・・・店長に一目おかれる
 ■レベル8・・・店長が頼ってくる
 ■レベル9・・・全員が頼ってくる
 ■レベル10・・・土曜日休みゲット!

いつも、「今のオレに何が足りない?」「何が身に付いた?」と自問自答の毎日でした。通勤中は何かしらのビジネス書籍を読んでは「理論武装」を身につけようと必死でしたし、人間関係をうまく築こうとカラオケや飲み会は必ず参加していました。よくムードメーカー的に率先してバカをやるようにしていました。

もーそりゃ、必死でやりました。大卒の人やパソコン知識の豊富な先輩社員らに対するコンプレックスもすごいありましたし、そういうボスキャラ達に対して絶対に仕事で勝ってやると言う思いはめっちゃ強かった。後で考えるとそこが良かったんでしょうね。無謀にもそこに勝負を挑みにいった訳なので。

僕より10歳年上の店長補佐だった人が、僕に対する呼び方が少しずつ変わっていったのが印象的でしたね。はじめはもちろん「大井」と呼び捨て。次に「大井君」、で、「大井ちゃん」、最後は「大井さん」みたいな。

こうまとめてみると、やるべき目標がはっきりしていたのが一番よかった点だったかな、と振り返って思いますね。どうやってスキルアップをしたのかをちょいとまとめると、


<大井は「どうやって仕事のスキルを急激にあげることが出来たのか?」まとめ>

 ■目標が明確だった・・・「夜遊び(ディスコ通い)の為にどうしても土曜日の休みが欲しい」

 ■職場の中で一番仕事が出来る人になろうと思った。・・・「みんな公認で土曜日休みたい」

 ■自己分析(自己能力判定)が正確だった・・・「能力は一番下っ端、自分が一番アホ。」

 ■ひとつずつレベルアップして行こう、と考えた。・・・ドラクエ風に考えた

 ■毎日「何が出来て、何が出来ない」を自問自答・・・出来ない点をどんどん克服していく

 ■人間関係にも気を配る(コミュニケーション)・・・飲み会、カラオケには進んで参加。盛り上げる。

 ■コンプレックス(劣等感)と負けず嫌いが上手く作用・・・大卒、知識豊富な先輩社員をボスキャラとし、仕事上で絶対に勝ってやろうと思った。

 ■出世にはまったく興味が無かった。・・・職場での人間関係良好につながる。


ポイントとしては、「この会社で出世しよう!」とは1回も、これっぽっちも思わなかったことですね。なので、出世したいからこういう仕事を覚えるとか、出世したいからこう発言する、こう行動するとかが全く無かったです。そこが嫌みなく良好な人間関係を自然に築けることが出来た最大の要因じゃないかなー、と今では思います。(当時はそこまで深く考えてなかったんですが)


うーーーん。


ひとまず、「仕事の面白さに目覚めたきっかけ」は、


終わり!!!