自燃性の人間、可燃性の人間、不燃性の人間 | ムズカシイことぬき!

ムズカシイことぬき!

 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

JAL再建中の稲盛和夫氏の言葉より。

■自燃性の人間、可燃性の人間、不燃性の人間

ここでいう燃性とは、物事に対する熱意や情熱を表す。自燃性の人間とは、自分から率先して物事に取り組み、エネルギーを周囲に分け与える人を指す。可燃性の人間とは、自燃性の人や、既に燃え上がっている可燃性の人の影響を受けて燃え上がる人を指す。不燃性の人間とは、周囲からエネルギーを与えられても燃え上がらず、むしろ周りの人から熱意や情熱を奪う人を指す。

以前も「アメーバ経営」を取り上げたんですが、この人の経営哲学は勉強になります。個人的に自分の好きな方向性と言うか、一見「体育会系」っぽく見せておいて、でも中身は合理主義というか、的確に理論詰めなんです。

■稲盛経営12ヶ条

 事業の目的・意義を明確にする
 具体的な目標を立てる
 強烈な願望を心に抱く
 誰にも負けない努力をする
 売り上げを最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
 値決めは経営
 経営は強い意志で決まる
 燃える闘魂
 勇気をもって事にあたる
 常に創造的な仕事をする
 思いやりの心で誠実に
 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で経営する

誰にでもわかる言葉で「受け取り側が理解しやすい」ように訴えています。これは非常に大事なことです。ただ欲を言うなら、12ヶ条は多いので、せめて5ヶ条くらいに集約してくれるともっといいのに。このへんは自分自身で作成する時にはそうしようと思いました。

さてさて、この稲盛氏の言葉の通り人間を3種類に分けると、

 ・自燃性の人間
 ・可燃性の人間
 ・不燃性の人間

となるんですが、自分自身を考えてどれか1つを選ぶなら、「自燃性の人間」になると思います。でも正確には「自燃80%、可燃10%、不燃10%」くらいかなー、とも思います。多少は周りに影響されたりもしますし(可燃)、何を言われてもまったくやる気の出ないことや、周りが盛り上がっていても自分の意見と違うなら否定しますし、むしろ沈静化(不燃)することもあると思います。

あと、これは僕の得意技だと思っているんですが、「可燃性の人間」に対して火をつけるのは結構上手い方だと思います。今までの経験上、不燃性だと思っていた人を何人か可燃性に変えたこともありますし。


うーーーん。


放火魔?(笑)