ジークレフ吉祥寺本店

5月7日の月曜日、お休みを頂いてジークレフ吉祥寺本店へ行きました。
ジークレフさんといえば、紅茶好きの人々からしてみると超有名店!
ですが、なかなか千葉から吉祥寺まで出る機会もなく、
憧れを持ちながら訪れないままでおりました。
「ヌワラエリヤ・シーズナル入荷」という店頭表示に誘われてどきどきしながら入店してみると、
「ディンブラのアイスティーです」
店員さんがすぐに試飲のかわいらしいカップを差し出してくださいました。
これぞセイロン!というお茶を頂き、ありがたかったです。
水出しかな?と思うほどあっさりとクセの無い味でしたが、
熱湯ダブルで淹れていたとのことです。
ヌワラエリヤが欲しいなぁ、でもアッサムも恋しいなぁと悩んでいたら、
試飲を勧めてくださいました。
その結果が、以下のとおり。

左から、2011アッサム セカンドフラッシュ マンガラム農園 OR-1499 FTGFOP1 Cl。
これはずっしりと葡萄様の果実味があって、ミルクと合わせたらコクとまろやかさが出そうな印象。
複雑な味わいで、香りよりも味やのど越し、舌へのパンチが印象的でした。
真ん中、2012アッサム ファーストフラッシュ ボルパトラ農園 STGFOP1 S。
今年の春摘みアッサムです。
口に含んだ瞬間の香りの広がり方が、とても華やか。
強さも広がりの早さも、びっくりしちゃうくらいでした。
味も香りも甘く芳醇。深みがあって、これもミルクに合うでしょう。
発酵具合も充分、これが春摘みかと驚きましたが、確かに爽やかさも感じられます。
アッサムにときどき見られる、ベトッとした渋みではなく、
セイロン寄りのピリリと心地良い渋みです。
右は、2012ヌワラエリヤ シーズナル コートロッジ農園 PEKOE。
今年のシーズナル。
写真を撮る前に飲みきってしまったけれど、繊細な金色でしたよ。
コートロッジは初めて飲んだかもしれない。
発酵を殆ど進ませていないことが、茶葉の色からもお分かりになるでしょう。
とっても若々しく、そしてまろやか。
渋みは全くと言っていいほどありません。
丁寧に淹れた京都のお煎茶のような甘味があります。
のどごしは絹みたいになめらかで、この上品なつるつるした感じ、
何かに似ていると思ったら、日本の丸子紅茶でした。
ヌワラエリヤを試飲して、ピリっとした渋みがあるのが好きと店員さんにお伝えしたところ、
なんともう一杯、ダージリンを淹れてくださったのでした。

2012ダージリン ファーストフラッシュ ロングビュー農園 FTGFOP1 EX-1。
今年は何かと慌ただしくて、季節の紅茶を何一つ口にしていなかったのだけど、
こちらで思いもかけず美味しいファーストダージリンをご馳走になりました。
清涼感たっぷりの若々しい香り、果実というよりは草の爽やかな印象です。
その量感たるや、擬態語にするなら「ぶわっ」です。
でも爽やかだから、豊かという言葉はちょっとピンとこない。
とにかく香りの広がりの量がものすごいのです。
それに、渋みが大変心地良い。
舌にまとわりつくものでなく、ピリピリと、
まるでウォッカ系の澄んだお酒を飲むような。
どうしてジークレフさんの人気がこんなにも不動のものなのか、初来店にして納得しました。
客のたどたどしい言葉から、ぴったりの紅茶を探し出してくれるのです。
今回は、4杯、入店時のディンブラアイスティーも含めて5杯もご馳走になってしまいましたが、
そういう過程を、手間暇かけてたどって頂けるというのは、本当にすごいこと。
シーズンのたびに、行ってみたいお店です。
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