たぬきや | カシラ日記

たぬきや

■秩父に行くたび気になってた餃子屋にやっと行けた。秩父駅の再開発と市役所増設で駅周り建設ラッシュ、昼時に当たったから現場のお兄さんたちでギュウギュウだったけど、餃子300円、ジャージャーメン400円、大変美味しゅうございました。特に、鍋から常温の肉みそをジャバーってかけたザックリしたジャージャーメンが、これでいいのだ!って味でウマかった。

 

 

 

 

九月は結局30日中24日雨、っつう、ドロドロドンヨリ月間で、いつもみたく休みの日にウロウロ徘徊できなかったから、温泉ばっか行ってた。秩父駅そばにも温泉あんの発見したから国道歩って向かう。

 

 

 

 

 

 

入ってすぐの宴会場で、荒川劇団による暗黒歌謡ショー。地元のおじちゃんおばちゃんがベロベロで盛り上がってる感じ、今は無き綱島温泉をホーフツとさせる涅槃感に溢れてた。

 

 

 

 

 

 

。。。。。。涅槃?としかいえない、何ともいえない気分になるエントランス。風呂は広くて気持ち良かった。800円とかだったかな?安いし。温泉の周りの風景、工事中の橋の下にジャリジャリの切ないキャンプ場、ワンワン繁殖ハウスから聞こえる犬の絶叫の冷たい熱帯魚感、何だか涅槃だなあって、シミジミしました。

 

 

 

■お東陽先生のマンガで、未亡人がパチンコ景品交換所みたいなバラック屋台で小窓からカレーを売る、さすらいカレーって、すごく好きなエピソードがあるのね。

 

 

 

 

したら、梅屋敷に、ここさすらいカレー?ってカレー屋があってビックリした。

 

 

 

おまけに、新橋に美人がカレーを出す「みぼうじんカレー」って店が最近できて、お東陽先生の妄想が肉付いたみたいで、イイ話。

 

 

 

■酒が飲めなくなったらとても困るので、インディーズ三分の一マラソン走ったり、インディーズ道場で鉄柱ミット叩いたり、そこそこ運動してますが、春秋の気候がいい時分はチャリでちょっと遠くまで行って、そこから走り出す徘徊+ジョギングの徘ギングを楽しみます。いつもは半径5kmっきゃ徘徊できないけど、これやると最大半径15kmくらい徘徊できる。知らない街を歩いてみたい。走るときはできれば前貼りだけの日活ロマンポルノスタイルで走りたいくらいだから、限りなく手ぶらに近く、緊急用の小銭とミニカメラだけ持って走る。カメラではイイ感じのお店とキタナいネコを主に撮影。

 

 

 

 

ここは廃墟。

 

 

ここも廃墟。

 

 

ここはギリやってる。

 

 

 

ホカ弁みたいなフランクなスタイルで17億のビル売る店。

 

 

多摩堤通り沿いの、えっ、ここに?ってドライブイン。

 

 

 

善福寺川公園は釣り堀飲み屋の武蔵野園が有名だけど、いつも昼から近所のじじいが酒盛りしてる、ここん家も気になる。

 

 

 

 

下落合の住宅街に突然あったリゾートハウス。

以下、キタナいネコのみなさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

■そのスジで有名な羊の丸焼き聚福楼へいつものチームで。肉にスポットライト当たってる。

 

 

 

 

 

これをバラして持ってきてくれるのを焼いて食うんだけど、テンション上がるよねー。1kgで3800円だから、スーパーでラム買うよか安いくらいじゃないかな。イイ塩梅の塩加減でナンボでも食える。結局もう3kg食って飲んで、他にもウンまそうなメニュー一杯あんだけど、ほぼ肉だけで終了。

 

 

 

 

変態腹糸は食いたかったなー。ほいで、肉食ってっと濃い酒飲みたくなって、あっ、白酒あるじゃんって久しぶりにパイチュウ飲んで、うわー、この味セメダイン味、懐かしいなあって調子ん乗ってたらブラックアウト。二軒目はほぼ記憶ナシでハウアッ!!って気が付いて電車降りたら多摩川越えた稲田堤、当然電車はもう無いからタクシーで帰るハメに。次の日、俺が歯ぁ食いしばってクチャクチャの千円札くわえてる写真が回ってきて、うわぁ。。このお金タクシーで出してたら最悪だなーって反省してたら、モケミチくんから「なんか、クチャクチャの千円が財布から出てきたんだけど。。。」ってメールが。あいつに渡ってたんならいいや。って安心した。

 

 

■そしてまた稲田堤。旧知のデザイアの野郎さんがたぬきやで音出してパーティー的なのやるってから、久しぶりにスコーンって晴れた日曜、ベストコンディションのたぬきやへ。たぬきやさんは結構広いからギュウギュウにすればキャパ50-60人くらいは入るだろうけど、平日にしか行ったことないから、まあ大体外のテーブルに常連ドックチームがいて、中にもパラパラくらいのイメージしか無いんだけんども、異常事態が発生、ホントにギュウギュウ詰めの満席だった。

 

 

 

 

お店はおかあさん一人で回してっから、このキャパに一人って、ワタミだってそんなブラックな人使いじゃないよ!!ってスーパーテンテコマイ状態、おかあさんに申し訳無かったです。デザイアの野郎さんの客でこんなんなってんのかと思ったら全然それはなくて、数週間ぶりの晴れた日曜に起こったアクシデントだったみたい。でも、ここん家ホントイイなあって思うのは、一杯買うのに30分並ぶような有様だったら、普通は相当殺伐とするでしょ?全然、荒れないんだよなあ。最高。そりゃあ、このシチュエーションだったら、誰でも善人にならざるをえない。

 

 

 

 

 

 

爆音を出すでなく、始終遠くからBGMが流れてる感じでの音出しで、気持ちよかった。夕方から来た近所の知人は伝言ゲームの掛け違えで「たぬきやでレイブやるって聞いたから、ビックリして来たよー!!」つってたけど、なんぼなんでもここでそれは無いよね。なんぼなんでもといえば、デザイアの野郎が「そうだ!カシラ日記読んでるっていう女子がいるんっすよ!!」って、可愛らしいヤングガールを連れてきて、「昔から読んでます!!握手して下さいっ!!」って、えっっ?仕込み?オレ芸能人?って体験をしてとても気分が良かったので、今回は二割増しくらい増量しました。それではごきげんよう。さようなら。