シンプル
テーマ:YOGA先日、飲食店で食事をしていると隣の席に一人のサングラスを中年の男性が座りました。
昼間からお酒を飲み、一人で何かぶつぶつ言っています。
食事も終わり、上着を着て立とうとすると、
‘おー、パタゴニアか、僕、パタゴニア大好き、
昔、ロッククライミングをやっていたから知っているよ。
パタゴニアは命がけのメーカーなんだよな’
と私の上着をみて隣の男性が言いました。
少しだけその方とお話をして出たのですが、
改めてパタゴニアはたしかに命がけのウェアだよなと思いました。
様々なアウトドア・スポーツで限界に挑む人の為に、
そのシーンで生き残れるよう、自らの経験を盛り込み作られたウェアだからです。
そんなパタゴニアのある製品の説明にこんな言葉があります。
「『完全』とは取り去るものがなくなったときに達成される」
そして以前にも書きましたが、
パタゴニアのイヴォン・シュイナード氏の著書にも下記のお話が紹介されています。
「敷き砂利の美しい庭に対して
‘粗粒の砂を敷きつめた一角に、近くの小川で拾った石が三つ捉えられて
『心を揺さぶる力強い印象と調和』を醸し出していますね’
と賛辞を送ったところ
‘庭は未完成です。
三つではなく、ただ一つの石だけで同じ印象を与えられるようになってはじめて完成するのです’
と答えた。」
この『完全』『完成』の理念は、ヨーガと全く共通すると感じるのです。
取り除くものがなくなったところが最終境地であると。
下記はあるドラマで作られた銀行の頭取と政治家のやり取りのシーンです。
「頭取が庭を観ながら
‘大臣、あそこに置かれている石は見事な石でございますね。
この庭を引き立てる何とも云えぬ印象を残します’
それに対し大臣は
‘いやまだあと大きな石が2つ足らん’
それに対し頭取は
‘大きな石が二つでございますか、なるほど’」
利益が絡んでしまうとつい余計な贅肉が付いてしまう面白いお話です。
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