『【修習】刑裁の教材まとめ』

【修習】刑裁の教材まとめ
ここでは，修習に役立つ参考書等を挙げていきます。
実体法の教材に関しては基本的に省略したいと思います。
随時更新。

＊ボクの武器庫【目次】
＊修習の目次

［訴訟手続一般］
■刑事第一審公判手続の概要平成２１年度版（白表紙）

白表紙で配られますが，法曹会から出版もされています。
司法試験の短答式ではこの本に書いてあるレベルの手続問が出ますし，修習に入ってからも傍聴の際など手続きの確認に重宝します。
短いので，修習前に読んでおくことをオススメ。

■新実例刑事訴訟法〈1〉捜査/平野龍一: ￥4,725; Amazon.co.jp

■新実例刑事訴訟法〈2〉公訴の提起及び公判/平野龍一: ￥5,250; Amazon.co.jp

■新実例刑事訴訟法〈3〉証拠・裁判・上訴/平野龍一: ￥4,725; Amazon.co.jp

起案の手続問題のネタ本化しているといわれている。
手続上問題になる多くの点が解説してある。他の本にはあまり載っていない論点も。

■刑事尋問技術/山室惠: ￥3,200; Amazon.co.jp

刑事における証人尋問の手続や技術がわかりやすく解説してある。
傍聴や模擬裁判で重宝。

■司法研修所編　『難解な法律概念と裁判員裁判』税込価格： ¥4,450 （本体： ¥4,238）（法曹会）

「裁判員裁判において，裁判員に難解な法律概念を説明する際，どのように説明するのが妥当か」という観点から，難解な法律概念（殺意等）を解説。
ボクもよくわかっていない殺意の定義などがわかりやすく書いてあってよかった。

［事実認定］

■刑事事実認定入門/石井一正: ￥2,625; Amazon.co.jp

刑事事実認定のエッセンスがコンパクトにまとまっている。

■刑事事実認定重要判決50選補訂版上巻/小林充: ￥4,200; Amazon.co.jp

■刑事事実認定重要判決50選補訂版下巻/小林充: ￥4,301; Amazon.co.jp

刑事事実認定の重要論点が，判例を題材にまとめられている。
起案で出題される事実認定要素はほとんど網羅されており，多くの修習生も活用。
ボクは持ってませんが，裁判官室にあるのを読んでいます。

■情況証拠の観点からみた事実認定（法曹会）

■犯人識別供述の信用性（法曹会）

■自白の信用性－被告人と犯行との結び付きが争われた事例を中心として（法曹会）

［証拠法］